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NewsWeek売却はチャンス?

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From:小川忠洋

From:小川忠洋
大阪のスタバより、、、

世界的に有名な雑誌、ニューズウィークが売却されるというニュースが入った。

先日、オンラインでニュースを見ていると、こんなニュースが僕の目に飛び込んできた。『え!?あのニューズウィークが売却!?』かなり衝撃のニュースだ。そして、このニュースは世間の人にとっては、出版業界は不況なんだなぁーくらいのニュースだ。しかし、あなたにとってはとびっきりのビッグニュースだと言わざるを得ない。その話をしよう・・・

もともと、ニューズウィークは新聞社のワシントン・ポストの傘下にあった。(ニュースで初めて知った)そして、過去3年間、毎年、毎年巨額の赤字を出し続けていたらしい。そして、10年後も赤字になるだろう、という見通しを立てて、それなら、、という事で売却に至ったらしい。

10年後も赤字?経営者はもうやる気なし?

一体どこのバカが『10年後も赤字になる』なんて予測を立てる事ができたんだろう!?10年もあれば、ビジネスそのものを全く違うものに生まれ変わらせる事だって可能だ。(いや、10年もいらない。3年~5年で十分だ)ニューズウィークの世界的なブランド力があれば、きっとどんな事だってできただろうに・・・ 思うに、このバカな10年後赤字説は、結局の所、『思考の枠』の問題だ。ニューズウィークは雑誌の部数を伸ばして、それに広告を載せて利益をあげなければいけない。という、今ではほとんど通用しない、昔のビジネスモデルの枠から思考が抜け出せていないからこんな事になる。実際、ニューズウィークの去年の広告は37%も減少したと言う。普通の会社だったら、1年で売上が37%も減ったら確実に潰れるだろう。

小さな枠v.s.大きな枠

僕らも、同じ業界でずっと働いていると、その業界の慣習やその業界でのビジネスモデル、収益構造、専門知識など、あらゆることが、『日常』になっていく。そして、小さな枠の内側でしか物事を考えられなくなっていく。

そして、その業界の普通のビジネスモデルが通用しなくなって来たとき、ゆっくりと死に向かっていく。。。しかし、大抵の場合、それは、お客さんのニーズや行動パターンが変わってきているだけで、それに合わせたモデル(商品)を新しく作れば、また新たに生まれ変わって成長する事ができる。

そういった柔軟な考えを持つ事は、起業家にとってはとても重要な事。その為には、常に外部との接触、交わりを欠かしてはならない。柔らかい豆腐のような脳みそが、いつの間にか、カチンコチンのレンガみたいになってしまうから、、、

おっと、いきなり話が逸れた、僕が今日、話したかったいいニュースはこの話ではない。

メディアの変遷

ニューズウィークという世界的な雑誌の崩壊に見られるように、今、雑誌というメディアは、かなりの危機的状態に陥っている。今、話したような既存のビジネスモデルが通用しなくなってきているからだ。これは、TVやラジオなどメディア全体に言える事で、インターネットを除く全てのメディアが下降気味であることは間違いない。

ほらグッドニュースだ。

このニューズウィークの崩壊は、インターネットが他のメディアを侵食している事の象徴的な出来事だ。そして、ここからがいいニュース。インターネットでは、誰もがメディアを作る事ができる。

新メディア=あなた

インターネットはメディアだという話は聞いたことあるでしょ?でも、メディアって一体何やねん!?って思ったことない?

答えはとても簡単。今、あなたが見ているレスポンスというブログ。これがメディアだ。もちろん、レスポンスというメディアはフジテレビとか、TV朝日とか言う巨大メディアに比べたら、夏の夜の蚊みたいなもん。でも言ってる意味は分かるでしょ?

週刊ダイヤモンドという雑誌は、毎週16万人の人に売れている。一方、レスポンスというメディアは、毎日6万7千人の人に届いている。累計で言うと、月に64万人と201万人。どう?悪い数字じゃないでしょ?

ダイヤモンドは外部の広告で成り立っていて、レスポンスは、自社のバックエンド商品と、他社とのJVで成り立っている。

もちろん、精読率に差があったり、いろいろな面で、レスポンスとダイヤモンドを比べるのはおかしな話。ザレスポンスは、ダイレクトレスポンスマーケティングの専門誌みたいなもんだからね。

アハ!?気づいた?

でも、あなたに分かって欲しいのは、こういうメディアを我々は、作る事ができるという事。週刊ダイヤモンドだったら作れって、言われても『いや無理』ってなるかもしれないけど、ザレスポンスと同じようなものだったら無理とは思わないでしょ?

そして、それがニッチに行けば、いくらでも雑誌の影響力に対抗できるようなメディアを作ることができる。メディアを持つというのは、どんなビジネスでもめちゃめちゃパワーのあることなんだ。

でも、ほとんどの人がこの事実に気がついていない。

しかし、レスポンス読者のあなたはこれに気がついた。だったら、ビジネスのやり方が大きく変わってもいいのかも知れないね?

  • メルマガ、ブログを発行してないなら今スグやるべし
  • 発行してるなら、売るためのツールではなく、メディアとして考えるべし
  • 隣のメルマガを無視して、大きな相手と戦うべし

ライバルは競合のメルマガではない。ライバルは、書店で売っている、キレイで、コンテンツが豊富な、雑誌たちだ。そう考えれば、あなたのビジネスは生まれ変わる・・・

PS:ついに、ダンケネディの新刊本『億万長者の不況に強い、ビジネス戦略』が発売した。
でも、買ってはいけない・・・なぜなら、、、詳細はこちらをクリック

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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