From:小川忠洋
博多のラーメン屋が実践している
究極のマーケティング。
あなたは見つける事ができるか?
From:小川忠洋
博多の一蘭より、、、
ご覧のように、先週末、博多の一蘭に行ってきた。今日は、この一蘭から学んだラーメン屋繁盛の秘訣、、、いやいや、マーケティングの秘訣を紹介しようと思う。この秘訣は、ラーメン屋だけじゃなく、ほぼすべての業種で使える方法だ。
一蘭というお店は、非常に変わったラーメン屋で評判も高い。僕が行った天神のお店は路地裏の怪しげなところを入ったところにある。さらに行ったのが2時を過ぎたころで、昼飯時からかなり過ぎていたにもかかわらず、行列が出来ていた。
この写真はその行列の中で暇だったから撮ったもの。
しばらくすると、食券を買う事になる。ラーメンは一種類しかない。しかし、味やトッピングをちょっと変える事ができるシートが渡され、それに「ニンニク半切れ」とか○をつけていく。これを食券と共に出すシステムだ。
店に入る途中、行列を並んでいると、有名人のサインがたくさん飾られている。あまりにもたくさんあるので、縮小コピーされて飾られていた。ラーメンの味で勝負と言う雰囲気があるが、その一方で、こういったサイン取りという活動を地道にやっているだな・・・などと思いながら、そのサインを見ていた。
不思議なシステム・味集中カウンター
一蘭の最も特徴的なシステムは、ラーメンの種類が一つしかない事ではない。最も特徴的なシステムは、この味集中カウンターと呼ばれる謎のシステムだ。味集中カウンターとは、隣の人と会話ができないように壁で一つ一つの席を区切ってある席のこと。
席についたら、黙ってラーメンを食べて、その味に集中しろ!というメッセージらしい。ラーメンの味に自信があるからこそ、できるシステムだ。席に座ると、目の前にスダレがかかっている。この奥からラーメンが出てくる仕組みだ。店員の顔もわからない。
食券を出してラーメンが来るのを待つ。
すると、目の前に店主からのメッセージ的なものが貼ってある。いかにラーメンの味にこだわっているか、、、麺はその日の天候や湿度などにあわせて最高のものを作っているとか、、、味に集中して欲しいからこのカウンターを作ったとか、、、そんな話だ。 へぇー、さぞかし美味しんだろうな。。。
と思いながらラーメンを待っていたら、先に半熟卵が出てきた。(注文したものだ)てっきり半熟卵は、ラーメンの中に入れて食べるものと思いきや、そうではないらしい。半熟卵には紙切れが入っていて、そこに半熟卵のうんちくが書かれている。
詳しくは忘れたが、要するに、味を見分ける職人みたいな人は、半熟卵を食べて、味覚をリセットするのだという。だから、美味しいラーメンを食べる前に、この半熟卵を食べて、味覚をリセットしてから、ラーメンを食べろ!という事が書いてあった。
半熟卵は、味覚をリセットするものだったのか!
と驚きながら、卵に塩をかえてモサモサ食べた。味集中カウンターのあちこちにこういったうんちくが書かれている。スダレの奥では、店員の声が聞こえる。声からして若そうだ。もしかしたら、若いバイトとかが作ってるのかもしれない。などと思っていたらラーメンが登場。
うまい。意外にあっさりしている。
ラーメン屋のラーメンがうまいと思ったことがない。と常日頃、豪語していた嫁のランもここのは旨いと言っていた。ちなみに、僕のよりもちょっと薄味にしていたランのラーメンを食べてみたら、全然違う味がしたので、驚いた。ちょっとしたカスタマイズでこんなにも変わるんか!という方が「旨い」というより驚きだった。
味集中カウンターだけあって、特に会話もなく、ラーメンをすする。正直、僕は一風堂の方が好きかも、、、とか思いながらラーメンをすする。ちなみに、一蘭の創業者はもともと和食の料理人だったとか言う事を、福岡の友人が言っていた。
ちなみにのちなみに、ラーメンを嫌いな日本人などいるのだろうか?などと帰り道にひとりで考えていた。。。
見つけた?マーケティングの秘訣はどこ?
さて、この話の中に、どんな業種でも使えるマーケティングの秘訣がある。あなたは見つける事ができただろうか?ここで、僕が紹介するよりも、今日はあなたにソレを探して欲しいと思っている。何故なら、その方が学習効果が高いから。
ちなみにこの方法を使って、エクソンモービルは集客に大成功した事がある。
一体なんだろう?
あなたからのコメントを待っているよ。
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