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○○の謀略

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From:小川忠洋

何故、あなたのセールスコピーはお客に信じてもらえないのか?
マーケターがやるべき最も重要な仕事

From:小川忠洋

大阪のオフィスのデスクより、、、

僕の机にはキンチョールがある。そう。日本の夏、キンチョーの夏、でおなじみのキンチョールだ。何故、ここにキンチョールがあるのか?そこには、ある男の陰謀があったのだ・・・

それは、一時期、僕の机の周辺で、赤ダニが大量発生したからである。このダニ、特に害はないらしく、キンチョールでシュッシュと退治していたようだ。もちろん、発生源は、僕ではない。僕の机はベランダがある窓際にある。だから、ベランダからこの赤ダニ達が侵入してきたんだろう・・・やっかいな奴め・・・しかし、一つ気になる事がある。

もちろん気になる事がなければ、ブログでキンチョールの話などしない。何が一体、気になるのかと言えば、、、

(おや?そもそも、ここは社長の席だぞ・・・ここにキンチョールを放置していいのか?・・・これでシャチョウの威厳は保てるのか・・・?)

と言う事だ。しかもさらに、、 (うん?しかも、このキンチョール、よくよく見てみると、噴射口がオレの方を向いているじゃないか!?・・・・これは、もしや、、、オレが一生懸命、セールスレターやらメルマガを書いている最中に、、、ライティングに集中して夢中になっている隙を狙って、キンチョールを社長の顔面に噴射すると言う陰謀ではなかろうか・・・??)

と言う事で、今、ウチの会社では、社長暗殺計画があるようだ。どうやら、犯人は社長を暗殺して、軍事クーデターを勃発させる気だ。もちろん、僕もバカではない。今日の今日まで気づかないフリをしてきたのだ。その犯人を取っ捕まえるために・・・

そして、今日、その犯人を取っ捕まえる、秘策があるのだ・・・

そう。犯人はあいつしかいない。密かに僕に恨みを抱いているあいつだ・・・前回、iPadで、作った捜査令状が、でっちあげだと言う事を仲間に聞いたあいつだ。その件で恨みを持っているに違いない・・・

『テメェー、コラァー!(怒)オレを殺そうとしてたやろー』

犯人の席に行き、一気にたたみあげる

『え!?何の事ですか?』と寺本

『コイツ、オレがコピーを書いている隙を狙って、サリン(キンチョール)をオレの顔面に噴射しようとしてたろぉーが!!』

『え?え?え?』

『クーデーターをして、このザ・レスポンスを乗っ取る気だろ!?そうはさせねぇーぞ!』

『何の事ですか?』

『とぼけやがって、証拠は上がってんだよ!これを見ろ!』

ドーーン!

『見ろ、この凶器はお前のだろうが?お前の名前が、こんなにも堂々と書いてあるだろうが!』

『えええぇぇぇーそれ小川さんの字ですやーーん』

『うるさい!誰の字だろうと、お前の名前が書いてあるから、犯人はお前に決まっている。』

こうして、クーデーターを計画した犯人をつかまえようとした、その時、助け舟がやってきた。

『鷲見さん、笑ってみてないで、助けて下さいよ』

『え?いや、小川さん、これじゃ警察に行っても裁判所に行っても証拠にならないですよ。』
と鷲見さん

『マジか?』

『そうですよ。考えても見て下さい。いくら小川さんが、これが証拠だって言ったって相手がそうだと思わなかったら、意味ないでしょ?それにこれじゃあ、昔、情報商材とかでよくやられていた、お客の声のねつ造と同じですよ!

 ドーーーン!

『う。確かに。。。』

『ほら、あのマーケティングの天才、ジェイエイブラハムがよく言ってるでしょ?・・・

ほとんどの起業家は、お客の声を集める努力をしていない

って。売るためのヘッドラインを考えたり、セールスコピーをいろいろいじってメリットを強調したりと、そいういった事ばかりに囚われていて、それを支えるお客の声、つまり証拠集めをサボっているって・・・小川さん言ってたじゃないですか!』

確かに。ほとんどの人は、自分の商品やオファー、セールスコピーの事ばかり考えている。セールスレターでいかに、自分の商品のベネフィットをアピールするか?とか、どんな表現をすれば、ベネフィットがガツンと来るのか?と言う事ばかり考えている。

そして、もっともっと重要な「そのベネフィットを信じてもらう」ための努力はほとんど無視されている。だから、どんなに強いオファーでも、どんなに強いベネフィットでも「はいはい。どうせ嘘でしょ」と言うリアクションを生んでしまうのだった!

『つまり、この社長暗殺計画も、証拠不十分だって事ですよ。お客の声と同じでね。でっちあげは、いずれバレるんですよ。お客さんもバカじゃないから、感じるんですよ。偽物だって。だから、こういう証拠を偽造するような事は絶対にやっちゃいけない・・・』

まるで名探偵が、犯人を暴いたあとに、説教を足れている場面のようである。そして、説教をされているのは、まぎれもない、僕自身だった。。。

・・・

そうだ。寺本に謝ろう。そして、今日は家に帰って、温かいみそ汁でも飲んで反省しよう・・・

『ゴメン。証拠不十分だから、今回は起訴できないって。また次の機会にするわ・・・』

『あ、、、はぁー、、、』(それって謝ってんのか?)

あなたはどうだろう?

あなたの会社では社長暗殺計画はないだろうか?・・・じゃなくて、あなたの会社では、お客の声を十分に集める努力をしているだろうか?待っているだけじゃなく、積極的に取りに言っているだろうか?

見込み客はあなたの言ってる事は信じない。しかし、あなたのお客の言ってる事は信じる。
これが何を意味するのか?そう。あなたのマーケティングで、最高の武器になるのはこれだ・・・

PS:先日、『インターネットマーケティング最強の戦略』のオーディオブックを500名限定で無料プレゼントした。スグになくなったようなので、見逃した人は残念。次回は見逃さないようにね。

PPS:今日みたいなマーケティングの基礎を学びたいなら、ここから年商1億円プロジェクトに参加してみたら?もちろん、WEBセミナーでは僕も、犯人の寺本も真面目にやってるよ。
http://www.theresponse.jp/gold/IM.php

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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