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2週間でお店は変わる

2015.12.26 | ,
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From:ハワードジョイマン

From:ハワード・ジョイマン

おはようございます、ハワードジョイマンです。

12月5日にパラオで開催されたトライアスロンに参加して完走したことは、前回のお便りでもお伝えしたと思いますが覚えていますか?

実は、あれから二週間が経ち、私はえらいことになっております。実は、トライアスロンのスイムの際に、海で足を切り、まあ、大したこと無いだろうと放置していたのです。しかし、そこから菌が入ったらしく、化膿してしまったのです。

私は今、松葉づえをついて歩いています。感動の完走から一転、まさかの松葉づえ生活。笑 たった2週間でえらい変わるもんですね。

えらい変わると言えば、お店の経営状況も2週間でガラリと変わることもあります。

毎年12月になると今年1年の総括として、皆さんから実践報告をいただいているのですが、皆さん、本当によく頑張っておられます。

例えば、預金残高が8万しかなくなってしまった方が、運転資金150万円まで回復したという方

2014年の月商650万円から、2015年は930万円と、月商平均320万円ほど伸ばした美容室さん。

本当に全国各地で多くの店舗経営者の方が頑張っておられます。

特に12月は過去最高月商の記録を更新した方が多く、今年のクリスマスのプレゼントとして、皆さんからの実践報告が一番のプレゼントになりました。

次は、あなたから実践報告をしていただけるのを楽しみにしておりますが、今日は、今年最後のメールとして、あなたにお届けします。

今年1年の実践報告を見ていて、本当に大事だな~と思い、あなたにも共有した方が良いことを今日のテーマにしますね。それは何かというと、不要な価格割引をやめることです。

実践報告していただく中で、本当に多かったのが、「ジョイマンさんのメルマガを読んでみて、過度な割引による集客はやめた方が良いなと気づき、割引集客をやめたことで、価格を重視するお客さんが減る一方で、利益がちゃんと取れるようになり、客数が減っているにも関わらず、お店に残る利益額はかなり増えました」という声が複数ありました。

また、客数が減ることで、お店のスタッフが、お客さんに対して、よりきめ細かい対応ができるようになったことも重要です。

売上や規模を追い求めることも悪くはありません、しかし、小規模店舗が売上、規模で考えたら、きりがありません。

売上よりも、お店に残る利益を残すことを考えると、無駄な安売りをしなくてすむようになります。顧客を選ぶようになるので、嫌な客も減ります。お店へのクレームも減ります。

これは無理に高い値段をつけろと言っているのではありません、お店の想定した適正利益をとるために必要な売価を設定してください。

客単価1000円のお店に100人来ていたとします。客単価が1200円に20%上がったとします。すると16人減って、84人でも同じ売上を維持できます。つまり、客数が16%減って初めて、依然と同じ売上になるのです。

客数が16%減れば、その分、仕入れ量も減りますし、スタッフの人数も少なくて済みます。そして、何より利益が増えるので、広告宣伝をやることができ、結果として、良いお客さんが増えます。

ある経営者の方が、まずはPOPに取り組もうと決めて、POPで商品の価値を伝えるようになりました。すると、今までは価格でしか判断しないお客さんが多かったのに、今度は、価値を理解し、買ってくれる方が徐々に増えていきました。

その経営者は、1週間で自信を持ち、2週間でそれが確信に変わったと言います。それからその経営者は、良いお客さんに囲まれて、お店の利益はグンと増えていきました。

あなたはむやみやたらに不要な割引をしていませんか?ぜひ、2016年は適正価格での販売を心がけてください。お店の利益が増え、お店が着実に良くなっていきますよ。

2週間でお店は変わります。次は、あなたの番です。

あなたなら大丈夫!
応援しています!
ハワードジョイマン

ハワードジョイマン

テレビ東京の「ガイアの夜明け」をはじめ各種マスコミに取材を受ける、店舗利益最大化コンサルタント。中小企業診断士であり、絵本作家(構想・シナリオ担当)、元お笑い芸人としての経歴をもつ。会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を主催し、独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」で数々の店舗の業績アップをサポートしている。有限会社繁盛店研究所 代表取締役、株式会社繁盛店研究出版 代表取締役。

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