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マーケティング上達法

2015.12.1 | ,
  •  

From:寺本隆裕

大阪のオフィスより、、、

「どうすればマーケティングがうまくなるか?」これは僕がよく受ける質問の一つです。

最近社内の新人マーケッターからもこのような質問をよく受けます。
(最近、社内の新メンバーをトレーニングすることが多くなっています。ウチは「人」の持つスキルで大きく業績が変わってくる会社なので、教育活動はとても重要な全社的な活動なのです…)

さて、どうすれば上手くなるか?
あなたはどう思いますか?

教材や本を読んで勉強する?
セミナーに参加する?
企画を作ってレビューしてもらう???

実はこの答えはシンプルで、
「セールスライティングをひたすらやること」です。

マーケティングというのは企画の仕事の一種。つまりアイディアを出す仕事なのですが、、、その力を磨くためには、良い企画を出せるようになるためには、市場のリアルな感覚を身につけることがもっとも重要です。

たとえば、こんなオファーでこうしてこうして…と企画してみたところで、そのオファーを「欲しい」と思わせることができなければ、だれも反応しません。新商品を作る時も、「必要な」ものではなく「欲しい!」と思って実際に行動させられるようなものを作れなければ失敗します。

まず、こんなレポートを作って請求させて、で、次にこんなアップセルをオファーして、んで、こんなバックエンドを何日後にオファーして、、、といった設計図をつくることができても、実際その設計図通りに人を動かせなければ意味がないわけです。

設計図を作れる人、ではなく、その設計図通りに人を動かせる人が、マーケティングが上手い人、ということです。

そのためには、

書くこと。
書いて実際に市場に出してみて反応を得ること。

そうやってリアルな感覚を磨いていくしかありません。

たとえば、「行列のできてるラーメン屋の方が、できてないラーメン屋よりも人が集まる」とか「神秘的なものに人は魅力を感じる」といったことを「一般的なレベルで知っている」だけでは意味がありません。それをより深く知って、より深いレベルで使いこなせる必要があります。

ダイレクトマーケティングにおいて、セールスライティングは王様。

人を動かすセールスライティングができる人。
机上の空論ではなく、実際に自分の手で売上を作れる人。
全てを失っても、腕一本、ペン一本で全てを取り戻すことができる人。

マーケティングが上手いというのは、そういう状態になることを指します。

知識をいくら知っていても意味がありません。
それを実際に使いこなせて、成果に結びつけられる必要があるのです。

そしてセールスライティングは人の「深層心理」を徹底的に追求していく仕事なので、感覚を磨くにはとても向いています。

簡単な仕事じゃぁないけどね。

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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