From:小川忠洋
赤坂のスタバより、、、
今日は久しぶりの東京出張。毎回、思うけど、東京には死ぬほど人がいる。たまたまリストブランディングのセミナーで寺本もこっちに来てて、打ち合わせをしてたんだけど、彼はこの人口を見て、「この人たちが全部〇〇買ったら…」みたいな妄想をして市場の大きさにテンションが上がるらしい。。。ばかだと思った。
ま、そんな話はどうでもよくて、東京で会った有名な人の、他人事だから笑える詐欺被害の話もどうでもよくて(書きたいけど書けない…残念^^;)
ってか見てみ。ってか、もう気付いてるでしょ?そう。このザ・レスポンスのウェブサイトがリニューアルされたんよ!!イェーイ♪♪
今までもマイナーなデザイン変更はちょくちょくやってきたけど、ここまで大掛かりなのは初めてなわけね。裏方の仕組みまで変えてる。(確かワードプレスからMTになったはず)ってかね。
このリニューアルするのにもね、構想してたのは去年の4月頃じゃないかな?それから、そもそも顧客は誰か?という話になり、リニューアルサイトを制作するのに半年くらいかかり、途中でちゃぶ台をひっくり返し(笑)やっとのことさでリニューアルにたどり着けたわけよ。
そんなワケで非常にめでたいんだが、さすがは我がザ・レスポンスチーム。そんな大変おめでたいリニューアルを祝福もせず、ある日、突然、しれーーっと変わっている(笑)ってかね。ロゴも変わったのよ。かっこいい感じになったのよ。もっと祝おうぜ。
おれだったらリニューアル記念セールと銘打って、なんとかリニューアル費用を捻出しようとするけどね。(ところで、この方法はサイトリニューアル時に使えるとても便利な投資金回収法。サイトリニューアルに限らず、何でも記念できるものは、限定セールに使える。そして限定セールほど効果的なキャンペーンはない。やりすぎは禁物だけどね)
もしかしたら、山田氏率いるチームのみんながこの記事を読んで「リニューアルキャンペーンやろう」みたいなノリになって再来週くらいに開催されるかもしれない。が、よくよく考えたら、会社の10周年記念のキャンペーンをやってるんだった。10周年記念に比べたら、サイトリニューアルなんて屁みたいなもんだからな。。。
ちなみに10周年の方は、記念グッズでも作ろうかと思ってるので乞うご期待。ぼく個人が文具好きなので、文具になること間違いなし。現状の候補は、「ノート」か「ポストイット」かなぁ〜と思っている。もちろん、文具オタクが作るものなので、いい感じに出来上がるはず。
んで、まぁ、なんでこんなに長い時間と大きなお金をかけてウェブサイトをリニューアルしたかって言うと(ご存知のように簡単なサイトリニューアルだったら、50万もあればやってくれるところもある。これはその2,30倍以上はかかっている)理由は簡単で、メディア運営に力を入れたかったのよね。それで、以前のウェブサイトじゃ難しいなって話になって。
元々、このザ・レスポンスはぼくが日刊で書いてたメルマガを昇華させて、ザ・レスポンスというメディアにしたもの。(もうあれから8年くらい経つ、、懐かしい)だから、現状はぼくはもう週に一回しか寄稿してないし、そろそろ、止めようかとも思っている。(好きだから続けているけど、本来は経営の仕事をしなければいけない)
ちなみにダンケネディも言っていたが、メッセージ・マーケット・メディアの中でも、メディアに関しては、自分で持つことができれば最強。そして、インターネットは簡単に”小さな”メディアを作ることができる歴史上初のツール。
考えても見て欲しいんだが、広告ってのはメディアに出す。メディアってのはTVだったり雑誌だったりしたわけだけど、今は、インターネットという巨大なメディアがある。しかしインターネットは、誰か一人とか一社が支配しているわけではなく、誰からも支配されない共有のプラットフォームで、その上にたくさんのメディア(サイトとか)がある状態。
んで、ネットの不思議というか過去のものと違うところは、メディアを作るのに大企業も個人も、ほぼ同じレベルでやらなきゃならないってこと。簡単な話、内容がよければ個人のブログの方が大企業のブログよりも人気が出る、なんてことがフツーの世界。これ、よくよく考えるとフツーないからね(笑)個人で発行した漫画がどんなに面白くても少年ジャンプと対等に争えることなんてない。
よくDRMでは「リストが命」と言われて、オプトインのオファーとかでリストを集めてメルマガを配信するということをやる。でも、そのリストに対して、売り込みばかりしてたら、そのリスト上にいる人たちは、あっという間にあなたからのセールスメッセージを無視するようになって、リストの資産価値は激減してしまう。
スパム業者を思い出してみればわかるよね。あの業者は何千万、何億というリストを持っているらしいけど、、、誰も読まないでしょ?「このスパムメールの件名が秀逸だなぁ〜」なんて考えるマーケティングバカしか読まない(安心しなさい。あなただけじゃないw)
だから、顧客リスト、メールリストを作ったら、そこに価値ある情報を配信して、「この会社のメールは読みたい」「この人の話は聞きたい」という状況にしておかないといけない。それで、その価値ある情報、つまりはコンテンツを出すとともに、セールスメッセージ、いわゆる広告をはさんでいく。おいおい、これってテレビ番組とCMの関係と一緒だぜ。つまりあらゆるメディアがやってる事だぜって話。
そういや、卓球業界で活躍している長部さんが、「小川さん昔はよくメディア作れって言ってたけど、最近言わなくなりましたね〜」なんて事を言ってたけど、ごめん。言い忘れてただけ。最近は、コンテンツ・マーケティングとかはやってきてるけど、メディアを作ろうって話はずっと昔からしてて、とても効果的で、長期的にあなたの会社に圧倒的優位をもたらしてくれるのよ。
その長部さんはYoutubeで卓球と入れれば、ほぼ彼の会社の動画が出てくるという状態で、オーガニックのアクセスが常に安定して入ってる状態まで持って行けたし、さらにWebからオフラインの会報誌みたいなのを作り出し、確か業界で一番か二番じゃなかったかな?もちろん競合の会社はそんなもんは持ってない。出版社は卓球雑誌みたいなん守ってるかもしれないが。圧倒的優位で、競争にはならんのよね。そうなると。もちろん、競合は大手だから政治力も強く、簡単には覆らないと思うけど、5年10年スパンで見たら着実に逆転するんじゃないかな。
メディアを作れば、JVも簡単にできる(ってか向こうからやってくる)新しい事業も安全に立ち上げられる。もちろん、新しい商品もね。それからアクセスが安定すれば、毎月の売り上げも安定する。ファンやリピーターも出てくる。いいことだらけなのね。。。
でも!でもでもでも!唯一の弱点は、めっちゃしんどい、ということ。メディアを作ってそれを運営するのは、まぁしんどいし、短期的にはお金にならず、出費のほうがかさむかもしれない。なので短期的思考の人はまずできない。5年後に圧倒的優位を築きたいと考えられるような人にしかできない。金になりにくいのよ。ほんと。
だからこそ、良い。だって、あなたの競合はみんな諦めてくれるでしょ。そんな、しちめんどくさい事やってられるか〜営業だ〜ローンチだ〜ってやってくれるでしょ(笑)だから、そんな中であなたが着々と作っていけばいいわけ。
うちが8年前から始めたように。
ーおがわ
PS:
ちなみにそのための具体的なやり方、メッセージの作り方などを教えてるのが、まさにリストブランディング・コースなんだけど、残念!ちょうどこの土日開催してたわ。タイミング悪すぎたね。また次回、半年以内にはあると思うから、長期的な展望を持っているなら参加してみて。まさにそこで教えているやり方で、この「ザ・レスポンス」作ったからね。
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