From:ダン・ケネディ
ここまで、成功者の共通点について話してきました。1つ目の特徴は革新的であることで、先週の投稿ではドミノピザのフランチャイズの事例をお話ししました。
今回は、2つ目の特徴をお話ししましょう。私が特に気に入っている特徴でもあります。
成功者の2つ目の特徴は、マーケティングに関する知識と経験が豊富であるということです。マーケティングについてしっかり学んでいます。そして、マーケティング活動に積極的に関わっています。
この特徴が重要である理由の1つに、ある意味で個人がビジネスを始めるチャンスは限られているという現実があります。大企業による競争が増えているからです。
この良い例がフランチャイズでしょう。フランチャイズは、本来、資金が少ない個人が何らかのシステムと共にビジネスを始めていく仕組みとして考え出されました。
しかし現在、フランチャイザー(本部企業)は、大企業にフランチャイズパッケージを提供することがほとんどです。多額のお金が手に入るからです。
以前は、1万ドル(100万円)あればハンバーガー屋台のフランチャイズ加盟店になれたものが、今は100万ドル(1億円)の自己資本と50万ドル(5,000万円)の現金が必要になっています。
このように、すべてのことが変わりました。大企業がスモールビジネスの領域に入り込んでいます。ですから、どんな業種のスモールビジネスでも、あらゆる場面で資金が豊富な大企業と直接、競い合うことになるでしょう。
また、そのような環境において効果的に競争する唯一の方法は、賢いマーケターになることです。広告やプロモーションの方法、自分のメッセージを伝える方法を工夫することです。
例えば、ビル・グレイザーは、家業の紳士服店を継いで経営していました。紳士服業界では、過去20年間で、個人経営の紳士服店の80%以上が廃業しました。全米規模の紳士服チェーン店と競い合うことができなかったからです。
しかし、ビル・グレイザーの紳士服店は生き残っているだけではなく、繁盛し続けています。
彼の強みは一体何でしょうか?彼の強みは立派な店舗を建てることではありません。株主から集めた莫大な資金でショーケースを設置するような全米規模のチェーン店よりも多くの資金を集めることは不可能だからです。
ですから、その点では競うことができません。多額の資金を必要とする全国版テレビCMでも競うことができません。人気スポーツのゴールデンタイムのTV中継でCMを流せる資金力はあるでしょうか?
ありません!
では、どのように競っているのでしょうか?
マーケティングを工夫することで競っています。
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