From:北岡秀紀
最近、これから起業したいという方や起業したて、という方にセミナーに参加していただくことが増えました。
2年ほど前までは、「起業セミナー」みたいに銘打たないと、そういう方は来てくれませんでしたから大きな変化です。
こういった方が増えるようになってから、私が言うことが増えた言葉があります。それが「ダサい。ファッションを変えてください」です。
今までお付き合いしてきた社長やコンサルタントと比べて、本当に服装がダサい。おかしな柄だったり、なんでその色着るの?という服だったり、サイズがおかしかったり…なので、お金があるとかないとかは全く関係ありません。
心の中で「ダサい」と思っても口にするコンサルタントや講師は意外と少ないらしく、私がハッキリ言うと受講生の方はショックを受けます。
でも、それは嫌がらせで言っているわけではなく、ビジネスをうまくいかせる上でファッションは一見関係なさそうで重要な要素だからです。
服装を使って相手に与えるイメージをコントロールする、という話もあるのですが、ここではそれ以前の話。
そもそもダサいということは「人からどう見られるか?」ということを気にしていないということです。
実際、ダサい人は総じて、襟や袖口が汚かったり、セミナーにクロックスを履いてくるなどTPOを考えていなかったり、明らかに家庭用プリンターで印刷したであろう名刺を渡してきたり、最低限のビジネスマナーすら身についていません。
ビジネスそしてマーケティングというのは、「お客さんからどう見られるか?」を考えコントロールすることです。
つまり、ダサいということは、お客さんのことを考えていないというのと同義と言えます。まァ、本人は「考えている」と言いますが、私から見れば「考えているつもり」。
そりゃビジネスなんてうまくいきません。
おしゃれになる必要はありません。でも、「人からどう見られるか?」を意識して、悪くない見た目を保つことはビジネスに不可欠です。
イメージコンサルタントなど専門家に見てもらう、というのも手です。でも、世間ズレしてダサいイメージコンサルタントも多いですから、選択が難しいんですよねぇ…
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