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繁盛する店、低迷する店。その差がどんどん広がる理由

2015.10.17 | ,
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From:ハワードジョイマン

From:ハワード・ジョイマン

おはようございます。
ハワードジョイマンです。

実は、先月、トライアスロンに参加しました。そうです、トライアスロンは、スイム1.5km、バイク(自転車)42km、ラン(マラソン)10kmという競技なんですね。

昨年、テニアンで開催されたテニアンターコイズブルートライアスロンに参加し、超練習不足でしたが、なんとか完走だけはできました。

前日に開催された競技説明会では、今年トライアスロンの競技中に6名の方が死亡しているとの報告がありました。5人はスイム中に溺れて、1人はマラソン中の熱中症によるものだそうです。

今回のスイム会場は通常28度だそうですが、今日の時点で21度とかなり冷たいそうで、タイムが遅い人ほど、注意するよう気を付けるように言われました。

私は1500mが50分くらい掛かる超ド素人。めちゃくちゃ遅い方なので、気を付けなくてはいけません。というのも、トライアスロンの場合、遅ければ遅いほど、時間もかかるし体力も消耗するという訳です。遅い人ほどきつい競技なんですね。逆に、早い人は早ければ早いほど短い時間で終わり、しかも疲れないんです。

つまり、人によって競技時間が全く異なってくるんです。25分で1500mを泳いじゃう人と50分で1500mを泳ぐ人。時間は2倍。でも体力の消耗は2倍以上なんですね。

遅い人から見たらすごく不平等のような感じです。しかし、これがトライアストンの現実です。でもこれって、店舗経営でもよく似た現象があります。

それが、繁盛するお店はどんどん繁盛して、落ちるお店は、どんどん落ちていくんです。

時間が経てば経つほど、両極端にその差が開いていくんです。これって何故だと思いますか?ちゃんと理由があるんですね。

それが、お金と時間の使い方にあるんです。

お店の存在を知ってもらうための広告活動にお金を投資すれば、お金を掛けるほど多くのお客さんに知ってもらえ、結果として、来店客数の増加に繋がり、売上に反映されますよね。

そして、それで得たお金でまた広告活動にお金を回せるので、どんどんお客さんが増えていくのです。その一方で、お金を人件費とか家賃とかの固定費に使うと結局、お店を知ってもらえる機会がないので、お客さんは次第に少なくなっていきます。

そして、売り上げも減るので、人件費を払うのが大変になり、スタッフの数を減らさなくてはいけません。固定費すら払うのが大変になります。

冷静に理解しないといけないのは、どんなに自分のお店の状況が悪かったとして、広告費を払えないと思っても、他のお店が広告費を投じていたら、広告費を掛けないお店の売上は容赦なく、どんどん減っていくということです。

だから、いくらお金が無いと言っても、常に同じ土俵にライバルが多数いる中で店舗経営をしなければいけないので、広告費を掛けなくては、現状を変えることはできないのです。

人口が増えているわけではないので、一方的にお客さんが流出しちゃうのです。つまり、同じエリアに何回もチラシを出したり自分のHPを見てもらう回数が増えれば増えるほど、来店に繋がる可能性が高まり結果として、来店客数が増えます。

例えば、15000部のチラシを広いエリアに月に1回出すよりも、近いエリア5000世帯に月に3回出しているお店の方が、結果として、中長期的な売上は伸びる傾向にある訳です。

売上は接触頻度に比例する。あなたもリストブランディングコースで学んだことだと思います。

つまり、お客さんがあなたのお店のことを耳にしたり、目にする機会が増えれば増えるほどあなたのお店の売上は増えます。ぜひ、自分のお店の広告活動で意識して取り組んでください。

応援しています!

ハワードジョイマン

ハワードジョイマン

テレビ東京の「ガイアの夜明け」をはじめ各種マスコミに取材を受ける、店舗利益最大化コンサルタント。中小企業診断士であり、絵本作家(構想・シナリオ担当)、元お笑い芸人としての経歴をもつ。会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を主催し、独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」で数々の店舗の業績アップをサポートしている。有限会社繁盛店研究所 代表取締役、株式会社繁盛店研究出版 代表取締役。

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