大阪のスタバより、、

昨日、セミナーズの清水社長と食事をした時の話。ジョイントベンチャーで何か大きな事ができないか？と言う話で、色々と可能性を探るランチだ。清水さんが大阪まで来てくれて、池本さんと清水さんと僕と３人でちょっとシャレたお店にパスタを食べに行った。

そこで、２件ほど、JVの企画が決まった・・・

一つは実現するのが来年になるけれど、一つはもうスグにでもできる。内容は簡単で、ウチのお客さんにジェイエイブラハムのワークショップ説明会のお知らせをすると言うもの。方法はこれから色々考えようと思っているが、かなりシステマチックに説明会をお知らせするので、案内が来たら注意して見て欲しい。きっとあなたのビジネスにも役に立つはずだから。。。

とか言って、最初からネタばれしちゃっていいのかな（心の声）

ま、そんな話はどうでもいい。大切なのは、この話は、前回の「富は無限にある」と言う話の実践版だと言う事に注目して欲しい。

つまり、レスポンスとセミナーズはどちらもビジネスの教育コンテンツを売っている会社だ。そして、レスポンスはダンケネディや小川などが立っていて、セミナーズでは、ジェイエイブラハムが立っている。この２社は簡単に言えば、ストレートな直接競合である。

もし、我々、レスポンスとセミナーズが、「パイの奪い合い」のマインドセットを持っていたらどうなるだろう？２社の交流はなくなって、常に対立している状態かもしれない。その結果、２社で協力してやれば、もっと大きな事ができるのに、小さな事業で終わってしまっているかもしれない。

その結果、本来だったら、顧客になるような人が、我々の存在に気づかないまま終わちゃってるかもしれない。しかし、２社で大きな事をやる事で、もっと大きな数の顧客を作り出す事ができる。

１＋１＝３？

コレは、１＋１＝２になるのではなく、１＋１＝３、とか４とかになると言う話だ。

この前、TVでどこかの温泉地の話が出てた。その地域は温泉街で、たくさんの旅館があるんだけど、だんだんとその地域全体への集客が減って来ている。そんな中、ある旅館の一人が、「みんなでこの街を盛り上げよう！」と言う企画を作った。確か、旅館対抗卓球ゲーム、みたいなものだったと思う。

その旅館からすれば、他の旅館は全て商売敵。同じお客さんを対象に商売をやっている。「パイの奪い合い」マインドで行くと、「同じお客を奪い合う敵」になる。しかし、彼は、その敵に対して、みんなで協力して、この地域全体への集客を上げよう。パイ自体を大きくしよう。と言った。

その結果、競合同士で協力してイベントを開催して、お客はとても喜んだ。「こんなのないから楽しい」「またここに来たい」と言うお客さんが増えた。

重要な真実

「パイの奪い合い」マインドセットの人は自社の顧客を他社の顧客に奪われたくないと言う強い、強迫観念がある。その結果、他社のジョイントベンチャーする事がほとんどなく、自社の力だけでやっていくので、売上の伸びが遅い。

何故なら、このスピードの早い現代で、一社だけで強いビジネスを作る事はなかなか難しいからだ。

そして、重要な真実がある。あなたがどれだけ囲い込もうとしても、物理的な柵がある訳でもないので、現実的には無理なはなしだ。例えば、ダンケネディの教材を買っている人は、ジェイエイブラハムの教材も買う。ジェイエイブラハムのセミナーに行った人はダンケネディのセミナーにも行く。それは誰にも止められない。

でしょ？

あなたがお客さんに「ウチで商品買ったんだから、あっちには行かないでくれ！」なんて言ったら、「コイツ頭おかしいんじゃねーか？」と思われるのがオチ。ウチの整体院でマッサージを受けたんだから、あっちには行くな。。。と言われてもねぇー

って感じじゃない？だったら、最初から協力し合った方がいいと思わない？

では、今日の話を読み終わって、右上の×ボタンでこのサイトを閉じる前に、一つやって欲しい事がある。以下の事をコメント欄に書いてほしい。

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1. あなたにはどんな競合がいるのか？
2. その競合と協力すれば、どんな事が実現できるのか？

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じゃ、またね。

ー小川忠洋