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言った伝わった

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From:小川忠洋

レスポンス読者が教える、ランディングページ最大の間違い。
ビジターに目的の行動を取ってもらうための究極の質問

From:小川忠洋

大阪のオフィスから、、、

ご覧のように、先日は家族で花見に行って来た。けっこう桜がキレイに咲いていて、『あぁー日本人でよかったなぁー』なんて感じた。そして、シートをひいて、お弁当であるベーコンパンを食べる。欧米か!

ゴメン。本題に入ろう・・・

また、レスポンス読者から名言が生まれた。先日のレスポンスでは、キャンペーンなどをやる際にいかにそれが、伝わってないか、そして、我々はマーケターとして、キャンペーンの内容どうこうよりも、まず、それをどうやって伝えるか?と言う事を考えなければいけない。と言う話をした。

その中で、Takayukiさんがくれたコメントが名言だった。

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昔、若い社員によく言った、
『言った!と、伝わった!は、全く別のものだぞ』
という台詞を思い出した。

伝わらなければ全くのゼロ。0×0=0なのだと改めて思う。
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Takayukiさんありがとう。Takayukiさんはどんな仕事をやっていたんだろう?
ま、どんな職種でも、営業でもマーケティングでも、社長業でも、カスタマーサポートでも、、、仕事で結果を出したい人は、この言葉は肝に銘じておかなければいけない。

言った!と、伝わった!は別

この言葉は、色々な場面で役に立つ。しかし、このレスポンスは、マーケティングをテーマとしているブログだから、マーケティングの話をしよう。特にインターネットマーケティングを・・・。

インターネット・マーケティングにおいて、「言った」と「伝わった」はお客に対しての効果が最も大きいインパクトがある。効果的なマーケティングでは、お客とのコンタクトがとても重要だから、そのコンタクトの中で、自分が伝えたいメッセージが「言った」で終わっちゃってるのと、「伝わっている」のでは全く結果が違う。

そのコンタクト・ポイントの中でも、最も重要なコンタクトは最初の接点。つまり、見知らぬ見込み客があなたのサイトに来て、あなたのサイトを見る瞬間だ。
ここでは、『言った』は「書いた」に置き換えられる。例えば、、、

  • 言った:サイトに書いてある。
  • 伝わった:サイトの一番目立つ所に、一番目立つ色で書いてある

例えば、サイトで、自分たちが見込み客に伝えたいメッセージ、あるいは、取って欲しい行動があるはず。それを取ってもらうために、言葉は悪いが、サルでも分かるようにしておかなければいけない。

いやいや、あなたのお客がサルだと言ってるわけじゃない(笑)しかし、あなたの見込み客、特に広告などをクリックしてあなたのサイトに来た見込み客は、サル並みの知能しか、あなたのサイトには費やしてくれない。と言う事だ。

だから、

  • 『見りゃ分かるだろ。』
  • 『ここに書いてるし、』
  • 『フツーはここクリックするよね』

なんて思い込みは、ただの言い訳でしかない。そんな言い訳は通用しない。そうではなく、あなたのサイトで実現して欲しいのは、

  • 『見りゃ、サルでも分かるだろ』
  • 『考えなくても、ここしかないよね』

と言う状態。特に、特に特に、重要なのは、考えなくても良い。と言うフレーズだ。
見込み客が「あれー、コレどこにあるんだろう??」とか「商品どこから買えるんだろう?」「あれー、このリンクは何だろう??」とか考えないといけない状態になっているサイトはダメだ。

なんなら、寝起きでボーッとしている状態で、半目開きで、ぼやーっとしかページが見えない状態でも、あなたの取って欲しい行動を取れる、(例えば、目的のボタンを押せるとか)そう言う状態にするのが最高の状態だ。

そうする事によって、あなたのメッセージ、取って欲しい行動は、「言った」だけでなく、「伝わった」と言う事になる。「ここをクリック」とか「今スグ注文」とか、こんなあからさまで、飾り気のない言葉が常に使われているのには理由がある。これがその答えだ。

サイトのビジターと言うのは、本当に短い集中力しか持っていない。彼の注意を捉えて、あなたのやって欲しい事をやってもらうには、明確に伝える必要がある。

あなたのページはサルでも分かる?

小川忠洋 

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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