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なぜ、あなたのメルマガは読まれないのか?

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From:小川忠洋

From:小川忠洋

あなたのEメールにパーソナリティを加える4つの方法

大阪のオフィスより、、、

この記事を読んでいると言う事は、あなたはさっきまでメールBOXを見ていた事になる。メールボックスの中には何百通というメルマガが来ていた事だろう。僕の予想が正しければ、そのメルマガは3種類に分かれる。

  1. 送信者を見ただけで削除

    スパムメールと呼ばれるものや、購読してもないのに送られてくるメルマガなどがそうだ。

  2. 送信者/件名を見て中身を開くが読まずに一瞬で終わり

    ほとんどのメルマガがこの2の部類に入る。例えば楽天などで買い物した時に来るメルマガなどはほとんどコレに入るだろう。つまらないのだ。

  3. メールを開いて気がついたらじっくり読んでいた

    あなたのメルマガはココに入らないといけないわけだ。

じゃあ、どうやって3の部類に入ればいいのだろうか?面白いメルマガと読んでて面白くないメルマガの最も大きな違いとは何だろうか?あなたはもう気がついているかもしれない、それは、、、

パーソナリティだ!

書いている人のパーソナリティが伝わってくるメルマガは面白いし、それが伝わってこないメルマガ(楽天、ウィークリーマグマグなど)は面白くない。なので、あなたのメルマガを第三の部類に入れるために必要な事は、あなた自身のパーソナリティを出す事だ。ではどうやってパーソナリティを出せばいいのか?以下に上げるほうほうをトライしてみよう。

・自分の言葉を見つける事

ほとんどの人は他人の言葉をマネしようとする。自分がいいと思っているスタイルであったり、しゃべり方をそのまま使おうとする。これは決していい事ではない。何故なら、あなたは彼ではないからだ。

自分のパーソナリティを殺して、他人になりきることは無理だし、他人になったところで、「○○さんの真似」というレッテルを貼られてしまう。僕が社内でEメールのライティングのトレーニングをした時も、必ず、最初はみんな僕の書き方を真似しようとする。

そうすると、自分の言葉じゃなくなるので、書くのが難しくなる。なかなか指が動かなくなるし、なにより、読んでいる方も面白いと感じなくなる。ザレスポンスを読んでいれば分かると思うが、記事を書いているみんながそれぞれ違った言葉でしゃべっているのが分かるだろう。

これはそれぞれが自分の言葉でしゃべっているのだ。もし、誰もが僕のマネをして書いたとしたら、結局、読者が読みたいのはコピーじゃなくてオリジナルだって話になる。そう。誰もコピーなんて読みたくないのだ。

そして、誰もがオリジナルになれるのだ。

自分がオリジナル、自分の言葉で伝える時には気をつけなければならない事もある。それは、、、

・反感を買う事を恐れない

自分の言葉を使って話せば、必ず、どんな事を話した所でそれに対して怒ったり、反感を抱く人が出てくる。これはメッセージの特徴としてしかたのない事なのだ。

ダンケネディいわく「もし、あなたが今日一日で誰も怒らせる事がなかったら、あなたは何のメッセージも発していない」

つまり、パワーのあるメッセージ、人に記憶されるメッセージ、人に伝わるメッセージには、必ず反感を覚える人がいると言う事だ。逆に誰からも怒られない、誰も刺激しないメッセージを考えてみよう。これがどんな所で使われているか知っているかな?そう。政治家とか官僚が話す言葉だ。彼らの言葉は誰も刺激しないように作られている。

時々、橋本知事や東国原知事、東京の石原知事のような人に伝わるメッセージを持った政治家が出てくるが、彼らの言葉を聞いてみれば分かる。彼らの言葉は、自分の言葉で自分のしゃべり方で(政治家しゃべりではなく)話している。

そして、結果としてそれに反感を抱く人たちが必ず生まれている。必ず「失言問題」が発生する。これは彼らのメッセージがオリジナルでパワーがあって伝わってる事のなによりの証拠なのだ。

政治家は「失言」で辞職に追い込まれることもあるので、できるだけ刺激のない言葉遣いをしているが、一方、起業家や社長には基本「失言問題」などはないので、ごく一部の人に怒られようが反感を抱かれようが強いメッセージを発信するべきだ。

・何を言うかが重要

「何を言うかは、それをどう言うかよりも重要だ」広告の神様デビッドオグルビーはかつてこう言ったが、まさにその通り。Eメールだろうが、セールスレターだろうが、広告だろうが、記事だろうが、コンテンツだろうが、それをどう言うかという表現方法よりも、一体ポイントは何か?何を伝えようとしているのか?という方がよっぽど重要だ。

何を伝えるか?がはっきりしていないと、コピーはあちこちに行ってしまい、相手はあなたが何を言いたいのかが分からなくなる。もちろん、何を言いたいか分からないまま、あなたに付き合って続きを読んでくれるほど、現代人は暇じゃない。混乱が生じたらスグにどこかに去ってしまう。

だから、どんなものでも何を伝えるか?という点がはっきりさせてから書き出そう。

・ プライベートな面を出すのを恐れない

自分のプライベートな面を出すのに抵抗がある人もいるかもしれないが、実際、プライベートな面を出した方が、読み手は親近感を感じるものだ。だから、自分の趣味や、家族の事、失敗談など、おおっぴらに公開するのがいい。

見込み客があなたの顧客になるまでには、「まず知る」と言うプロセスから「好きになる」というプロセスに移って(誰も嫌いな人から商品を買いたいとは思わない。嫌いな人にお金を払うくらいなら、ちょっと距離を歩いてでも違う店で買うはずだ)そして、「信頼する」というプロセスに移る。で、商品を買う。

このプロセスを覚えておこう
「まず知る」>>「好きになる」>>「信頼する」

プライベートな面を出すのは、この好きになるというプロセスを簡単にする。相手の事を知れば知る程、相手との共通点が見つかれば見つかる程、人間は好感をもつものだ。

以上、これら4つのポイントに注意して、メルマガを書いてみよう。あなたのメールが第3番目に必ず入るとは言い切れないが、その確率は格段にあがるだろう。。。

役に立ったかな?

おがわただひろ

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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