From:北岡秀紀
From:北岡秀紀
人生でできたこととできなかったこと、どちらが多いですか?この質問をすると、95%以上の人が「できなかったこと」と答えます。
果たしてそうでしょうか?
例えば、今あなたはこの記事を読んでいます。これを読んでいるのはスマホかPCかはわかりませんが、それらもはじめからうまく使えたわけではないはずです。もっと戻れば、ひらがな、漢字ははじめから読めたわけではないはずです。
何気なく飲んでいる水も、はじめは飲ませてもらっていたはず。・・・そんな風に考えれば、できなかったことより、できるようになったことの方がダンゼン多いのがわかるはずです。
人というのは、感情が伴うものをよく覚える、という話を聞いたことがあるかもしれません。それはつまり、嫌なこと、しんどいこと、そしてできなかったことなどネガティブなことを記憶しやすい、ということです。そして、いつの間にかできてしまっていることは、感情が伴わないから記憶していません。
もっと言えば、人は徐々に変わっていく自分にはなかなか気づけません。毎日会っている自分の子供の成長にはあまり気づけないけれど、たまに会う親戚の子供の変化には敏感に気づきやすいのと同じ理屈です。
お客は気づいてる??
で、ここから何が言いたいかというと。。。
あなたの商品・サービスを使ってくれて、お客さんの問題が解決した、生活が向上したとして、そのことに気づいてくれているか?ということです。前述した理由から、ほとんどの場合、気づいてくれていません。
それは本当にもったいないです。
なぜなら、それに気づいてくれれば、確実にあなたの会社に対して、大きな好意と信頼を寄せてくれるからです。結果、今後もリピートが見込めるはずです。
しかし、気づいていなければ…あなたの会社の存在はお客の心の奥底にしまわれることになります。
商品・サービスを改良して、もっとお客に成果がでるように、と考えるのは非常に素晴らしいことです。しかし、現在の商品・サービスで成果を出した人にそのように気づいてもらうことは、もっと重要ですし、もっと簡単にできるはずです。予算もほとんどかかりません。
お客に変化を気づいてもらうためには何をすればいいのでしょうか?ぜひ考えてみてください。
【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします