From:小川忠洋
先週、寺本がリスト構築の話をしてたと思うけど、その中で、とっても大切な事があったんで、ちょっと補足。ちょうど、先週、デンバーに行ったときも同じような話が出てたんだ。だから、きっと参考になると思うよ…というのも、究極の質問とも言えるような話だからね。。。それはつまり、、、
の話。寺本の記事を読んでたら、結論は「質」だということは聞いてると思う。だけど、なかなかそうは思えないんよねーー。。。だってリスト何万とか聞いたら、どうしても「すげぇ〜〜」って思っちゃうじゃない?それだけあれば、売上も簡単に上がるんだろうなーって。
まぁでもね。実際はそうじゃないのよ。リストって、本当に「質」なわけ。たとえば、2年くらい前にザ・レスポンスから送られたDM。たった25通しか発送してないんだけど、確か、売上2000万円くらいだった。別のDMは、たしか1000人くらいのリストに流しただけだけど、1000万円くらいの売上がたった。どちらも少ないリストで売上が上がるのは、リストの質が良いからなんだよね。
一方で、リストの質が悪いと、これもホントの話だけど、10万人以上のリストがあっても、売上が4〜500万しか上がらないってケースもある。よくよく考えて、1000人と10万人って言ったら、100倍くらい「量」が違うんだぜ?それなのに売上、半分って???じゃあ、効果的には200倍くらい違うってことでしょ?
500万円の売上が立つ10万人のリスト
1000万円の売上が立つ1000人のリスト
あなたはどっちが欲しい?
普通の人は、10万人のリストと1000人のリスト、どっちがいい?って言われたら、大きい10万人の方がいいって言うに決まっている。ちなみに舌切り雀に出てくるいじわる婆さんは、欲張って大きなつづらを持ち帰ったら、中から気味の悪いものがたくさん出てきたって、、、昔話に似てる気がしないか?(笑)
まぁ、そんな話はさておき、ぼくらはどうしても欲があるから、「量」が多い方に、とってもとっても惹かれるんだよね。しかし、考えてみよう。世の中に、メルマガってたくさんあるじゃない?何個あるの?まぐまぐ!で調べただけでも3万8000個あって、もちろん、それ以外にも独自配信でたくさんある。しかもそれ、毎年毎年、増え続けている…
簡単な話が、自分のメールボックスを見てみれば良い。あなたにメールを送ってくるメルマガだったり企業だったりって、毎年増えてるでしょ?当然じゃん、だって、あなたがあちこちでオプトインするからよ(笑)ー安心して大丈夫。あなただけじゃなく、みんなやってるからー
そしたら、毎月、毎月、あなたのオプトイン(送り側の観点からすると、リスト化)の数は増えてるわけでしょう?そうすると、社会全体で見て、リストって、どんどん、どんどん膨張していってるのよ。ぼくのメールボックスには毎日100通以上のメルマガや広告メールが届いてるけど、ということは100社に対して、リスト化されてるわけだからね。。。
そしたらさぁ、そりゃぁ、「量」はだんだん、だんだん意味がなくなってくるわけだよ。
これ、コンテンツとかでも同じね。デンバーのサミットで聞いた話なんだけど、今、現在、毎日どれくらいのコンテンツがシェアされていると思う?100万?1000万?とんでもない。
毎日。そう毎日47.5億のコンテンツ。そして、あなたの予想どおり、これって毎年、増えていってるのよ。そうすると、コンテンツに関しても言えることは「量」は「もう、ええっちゅーーーねん」という状態になってるわけ。もうお腹いっぱい。だから、「質」こそがコンテンツでも勝負の分かれ目になってきている。
SEOとかでも、昔はコンテンツたくさん出してるところが強かった。だから機械にプログラムでコンテンツを作らせたり、テンプレをたくさんコピペしたり、賃金の安い国の人を雇って、ゴーストライターさせたりって方法で、上位表示を狙ったりできた。でも、いまではそんなの通用しなくなってるんじゃないかな。
今では、そしてこれからも、「質の高いコンテンツ」を作る人のところに、人は集まってくるようになるでしょ。そう。コンテンツも質。リストも質。データからもそれは間違いないでしょう。。。
だから、あなたが考えなきゃいけない事は、いかにたくさん集めるか?ではなくて、いかに良質のリストを集めるか。量に走るとどうしても、システム的に大量に集めたいとか考えがちだけど、それじゃダメってこと。質に走れば、地道な方法で集めるでしょ。それで良いってことよ。特に事業の立ち上げの時にはね。
舌切り雀のつづらの話。
万が一、あなたが舌切り雀のお宿に呼ばれるような事があったら、帰りに大きなつづらと小さなつづらをお土産に提示されるから、、、間違いなく「質」の高い方を選んでね
では、また♪
ーおがわ
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