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欠点を魅力に変える伝え方の秘密

2015.4.4 | ,
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From:ハワードジョイマン

From:ハワード・ジョイマン

先日のことです。
新橋駅についた私は、改札から出るため階段を降りていました。LINEをやりながら階段を降りていた私は、1段踏み外し、右足をグキっとやってしまいました。

その夜、私は風呂から出る際に、足拭きマットを敷くのを忘れ、出入り口で、すってんころりん!左のお尻を打撲し、そこには、出入り口部分の出っ張りの跡が、くっきり残ってしまいました。

「なんて日だ!」

多くの人はこのように思うかもしれません。確かに、私も痛いです。でも、逆にこれって、すごくオイシイ訳です。

なぜなら、既に今日のレスポンスのメールマガジンのネタになっているから。(笑)

こうやって書くだけで、「ジョイマン、大丈夫!?」とか話しかけてもらいやすいきっかけになったりします。

お笑い芸人は、失敗したり、恥ずかしい体験ほど喜びます。彼らは、それをオイシイと表現します。世間一般人の方たちが、「嫌だな〜」と思うことも 逆に、ウェルカム!と言わんばかりに、それを大歓迎し、自分のネタにします。

そう。
人生の肥しです。

つまり、マイナスの要素をプラスに変えているわけです。こうなったら、もう怖いものってなくないですか?もし、あなたのお店でもマイナスの要素をプラスにできれば強くないですか?

弊社の会員さんに、自分一人でやっている飲食店さんがいらっしゃいました。 一人でやっているのでお客さんが急に来店すると、調理にも時間がかかり、 お客さんから「遅いよ!なにやってるんだ!」とクレームを言われることもあったようです。

しかし、このお店では、注文を受けてから1つ1つ作るので、 ただでさえ、時間がかかるお店だったので、作り置きして提供時間を短くすることはできません。

これって、弱点です。

しかし、たった一言書くだけで、お店の状況は一変し、文句を言われることも無くなり、客単価が上がりました。

そう。弱点をオイシク変換したのです。

当店は、一品一品手作りです。
注文を受けてから作りますので、
お時間がかかります。

急いでいる方は、
時間のある時にお越しください。

このように入り口と店内にPOPを貼ったのです。それだけで、急いでいるお客さんは来なくなり、逆に、「ここは、一品一品手作りなんだよ。」と料理の美味しさを評価してくれる方が増えたのです。

あなたのお店の弱点ってありませんか?
弱点は隠すのではなくて、「それを喜ぶ人っていないかな?」って考えてみてください。

そうすることで、弱点もお店のオイシイ(魅力)ところに変わっていきますよ。

応援しています!

ハワードジョイマン

ハワードジョイマン

テレビ東京の「ガイアの夜明け」をはじめ各種マスコミに取材を受ける、店舗利益最大化コンサルタント。中小企業診断士であり、絵本作家(構想・シナリオ担当)、元お笑い芸人としての経歴をもつ。会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を主催し、独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」で数々の店舗の業績アップをサポートしている。有限会社繁盛店研究所 代表取締役、株式会社繁盛店研究出版 代表取締役。

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