From:ハワードジョイマン
From:ハワード・ジョイマン
おはようございます。ハワードジョイマンです。
「うちの店は、メニューを増やしたのは良いものの、中々、色々なメニューを注文してもらえないんですよ。1つ1つは、良いメニューなんですけどね」
先日、ある美容室の方からこのような相談を受けました。そのお店は、髪の様々な問題に応じたオプション的なメニューが豊富に準備しているようで、その人にとっては、これだけメニューがあれば、どんなお客さんの要望に対しても、対応できると考えていたようです。
しかし、実際にそれらの技術や方法を学び、メニューとして導入しても、実際にメニュー化してみると、それらを注文してくれる人は、事前の予想とは裏腹に、注文してくれる方の数が少なくて、何がいけないのか?困っているようでした。
人間の行動特徴に着目
私は、この相談に対して、あるアドバイスをしました。それから1カ月ほどたってから、その方から喜びの実践報告を受けたのです。実は、アドバイスに従って、ある改善をしたところ、それらのオプション利用者数が伸びて、客単価が上がったそうなのです。
今日は、この方へのアドバイス事例を基に、客単価を上げるシンプルな方法についてお話したいと思います。
この方にした、アドバイスは人間の行動特徴に着目したある方法でした。それは、人は自分でメニューを組み立てるほど、創造力を生かせないという人間の行動特徴に基づくものでした。
というのも、例えば、美容室に行くと、人は自分が知っているメニューしか注文しません。例えば、カットやカラーとかパーマくらいしか、注文する発想がないのです。
どういうことかというと、例えば、寿司屋さんを題材に説明すると、トロにハマチにアジにとかお気に入りの寿司ネタを注文するように、「今日は、カットにカラーに、トリートメントに潤いアミノサプリに、、、」とか、自分で組み合わせて注文するのは難しいのです。
だから、定番商品のようなカットにカラーにパーマのようなメニューしか、注文をしてもらえないのです。じゃあどうすればいいか?それは、お客さんが注文しやすいメニュー構成に予めしておけばいいのです。それは
注文しやすい組み合わせメニューの設定
注文しやすい組み合わせメニューの設定なのです。最初から、お客さんの髪の悩みや要望に合わせてそれを実現する為に必要なオプションメニューを元々組み込んだメニューを作っておけば良いのです。
例えば、「痛快!頭皮スッキリコース」というメニューには、頭皮ケアのメニューを組み込んだオプションメニューが最初から組み入れておけば、そのメニュー名を言うだけで注文できるからお客さんにとっても、注文しやすいのです。
そう、お客さんに自分で組み立たせるのではなく、最初から複数のメニューが組み合わさって1つになっているセットメニューを用意しておけば良いのです。
たったこれだけで、客単価が上がるのです。
あなたのお店では、お客さんが注文しやすいメニュー構成にしていますか?
あなたもぜひ試してみてください。
応援しています!
ハワードジョイマン
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