From:山田光彦
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「最高のメディアをひとつ選ぶなら、それはダイレクトメール(DM)だ」
こう言ったのは、ダン・ケネディ。
あなたも、ダン・ケネディの本や商品を読んだことがあるなら、聞いたことがある言葉かもしれません。
ダイレクトメールは、アメリカに比べて、日本ではあまり使われていないので、軽視されがちですが、安定して売上を上げるメディアとして、とても優秀です。
ちなみに、メディアというのは、お客さんにセールスメッセージを伝えるための媒体のこと。オンラインなら、EメールやPPC(Googleアドワーズとか)などもメディアですし、オフラインなら、チラシや電話帳広告、新聞広告などがメディアになります。
そして、ダン・ケネディが最高のメディアはDMだと言っているのには、色々と理由がありますが、おそらく、一番の理由が、誰にも邪魔されることなく、お客さんへ自由なメッセージを届けることができる、ということでしょう。
どういうことかというと、、、
たとえば、Googleアドワーズに広告を出そうとすると、審査に通らなければいけません。広告を運営しているGoogleが「ダメ」といえば、いくらお金を出しても、セールスメッセージをお客さんに届けることはできなくなります。セールスメッセージを届けることができなければ売上は上がらなくなります。
ある日突然、Googleが『「あなたの広告はダメ」と通告してきて、広告を出せなくなる。その結果、売上がほとんどなくなってしまった』なんてことも少し前によく聞いた話ですよね(Googleスラップのことです)。
Google以外の新聞や電話帳であっても、それを運営している人がNGを出せば、あなたのセールスメッセージをお客さんへ伝えることはできなくなります。
また、Eメールなら、誰にも邪魔されることなく、お客さんへセールスメッセージを届けることができます。が、、、Eメールは簡単にアドレスを変更することもできますし、あなたも経験があるかもしれませんが、捨てアドレスを使って、メールマガジンに登録するなんてことは日常茶飯事です。
それに比べて、ダイレクトメールを送るのに必要なのは、名前と住所です。名前は男なら一生変わらないことが多いですし、女性でも一生に一度か、二度かわるぐらいでしょう。住所もメールアドレスのように、コロコロかえることもありません。なので、セールスメッセージを伝える他のメディアに比べて、とても安定しているのがDMの特長なのです。
それに当然ですが、売上も上がります。その証拠に、インターネットの王様、Googleもダイレクトメールを送っています。あなたも自分でビジネスをやられているなら、きっと受け取ったことがあるでしょう。
(僕も司法書士事務所を自分でやっていた時によく受け取っていました。確か、オファーは「期間限定で***円分をプレゼントするので、アドワーズをはじめてみませんか?」だったと思います)
と、ダイレクトメールはとても頼りになるメディアなので、ダン・ケネディの生徒である僕たちレスポンスチームも、ダイレクトメールに力を入れています。特にここ3か月、レスポンスのチームメンバー、阿部さんを中心にダイレクトメールに力を入れたことで、ダイレクトメールからの売上が3倍強になりました。
そして、ダイレクトメールからの売上が3倍強になった大きな要因のひとつが、ダン・ケネディ、最大の発見とも言われている「3ステップレター」です。
3ステップレターというのは、簡単に言ってしまうと、売上・利益が出たダイレクトメールを少しだけかえて、同じお客さんにもう一度送る、という方法です。同じような内容のダイレクトメールを2回、3回、と同じお客さんに送るだけのシンプルな方法。少しだけしか内容をかえないので、作るのが簡単なのにもかかわらず、しっかりと売上と利益を出してくれるスグレモノです。
具体的に、僕たちがやったのは、、、
あるセールスコピーの商品を、ダイレクトメールで販売したところ、ざっくり計算してROI(投資対効果)が600%を超えました(600%というのは、100円を投資すれば600円になって返ってくるという意味です)。なので、もう一度、同じ商品を売るダイレクトメールを送ったところ、しっかり利益を出すことができましたし、、、
また、別の商品でも、2回目に送ったダイレクトメールでROIが800%を超えたので、3回目を送ってみたところ、ROIが400%を超え、きちんと利益を出してくれました。
他にもダイレクトメールはたくさん送っているのですが、この3ヶ月間一度も赤字になったものはありません(このブログは、ここ3ヶ月のダイレクトメールのデータを見ながら書いています)。過去にも赤字になった記憶はありません。
なので、あなたがまだダイレクトメールをお客さんへ送ったことがないなら、一度送ってみてください。そして、昔うまくいったダイレクトメールがあるなら、それをもう一度、お客さんに送ってください。かなり高い確率でうまくいくはずですよ。
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