From:小川忠洋
西宮のオフィスより、、、
ってか、ここ最近、このザレスポンスの事業部は絶好調だ。フロントエンドの広告(セールスビデオ)がヒットして、毎日がんがん新規のお客さんが入ってきている。おそらく、この記事を読んでいる人の中にも、あの寺本のうざいセールスビデオを見てきた人はたくさんいるんだろう・・・
ぶっちゃけあのセールスビデオを公開してから、過去3年分くらいの新規客を一気にここ数ヶ月で取ってしまったという驚異のヒットである。あまりに取れすぎるのでこっちが焦るくらいだ(笑)youtube、フェイスブック、アドワーズ、ディスプレイ広告、ありとあらゆる所に露出しまくりだ。。。
PPCの専門家に聞いて「オモシロいなぁ」と思ったのは、この現象は、ダイレクト出版特有の現象なんだそうな。。。一般的にはPPCと言えば、検索広告がほとんどだが、ウチの場合は、ディスプレイがほとんど。検索なんてほとんどやってないんじゃないか、、、と言うような状態。
Youtubeの広告も、大抵は認知を高めるのが目的で、セールスに結びつけるというような方法はやらないそうだ。。。これもぼくらからすれば「ここ売らなくてどうする!?」の世界。何が違うのか?というのがとても興味深いところだが、、、ここが非常にオモシロい。。。
違いは、セールスコピーが強いか弱いか。ほぼそれだけだ。つまり、検索広告ってのは、まぁキーワードとか入力してきてるわけだから、「探してる人」が来る。一方で、ディスプレイ広告とかYoutube広告とかって、全然違うページをネットサーフィンしてて、たまたまバナー広告をクリックしたり、ビデオを見たりする、、、というような状態だ。
つまり、まるで心理状態が違う。当然だが、探している人に売る方が圧倒的に簡単。だから、セールスコピーの技術がそんなに必要とされない。一方で、ネットサーフィンしている人に売るのは、とても高い技術がいる。だって、心の準備ができてないわけだから。。。たとえばヤフーニュースとか見てた人にたまたまクリックさせて、セールスビデオを30分以上も夢中になるように見せて、見知らぬ会社から商品を買ってもらう、、、ってのをやるわけだから、それなりの技術が必要になる…
しかし、その技術さえあれば、たまたまネットサーフィンしている人に自社の商品を売れるわけなので、圧倒的に広いマーケットにリーチする事ができるのだ!
ダンケネディがよく、メッセージ・マーケット・メディアの話をする。つまり、「ほとんどの人はメディア(媒体)の事ばかり考えると」そういえば、こないだやったセミナーでも、「今はどの媒体が反応が高いんですか?」って質問をもらった。この手の質問はみんな大好きなんだろうなぁ〜と思いながら、思わせぶりに「Youtubeとフェイスブックですよ♪」と答えた。
しかし、youtubeやフェイスブックで新規獲得するためにはどんなメッセージを作ればいいんですか?と聞いてくる人はまずいなかった。「メッセージ」を軽視しているのである。しかし、メッセージが強ければ、使えるメディアも増える。ウチの場合は強いメッセージを作ることができるので、結果的にYoutubeやフェイスブック、ディスプレイ広告を活用する事ができるってわけだ。
ダイレクト・レスポンス・マーケティングを何年やってきても、やっぱりこの結論に達してしまう(笑)ぼくはDRM歴もう、10年以上になるが、1年目も5年目も、そしてまた10年目も、、、、やっぱセールスコピーが大切ですよね。。。と改めて、思うのである…
セールスライティングを避けて、ダイレクト・マーケターになる事はできない。それは、包丁の使えない料理人のようなもので、他人に指示すればできると思うが、やはり成果をマックスまで追求するなら、避けては通れないのである。事実、ダイレクトマーケティングの巨匠は、全員、元セールスライターだ。
時間はかかるが、それがダイレクト・マーケティングの王道だ。
ーおがわ
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