From:小川忠洋
西宮のオフィスより、、
いまから15年以上も前の話。誰かがDMに使っていたセールスレターをインターネットに載せてみた。その日から、インターネット・マーケティングの革命が起きた。その前までは、インターネットでものを売る事なんてムリだと思われていた。ホームページは会社概要を載せるものだと思われていた。そんな汚いセールスレターなんか誰も読まないと思われていた…しかし、その日からネットは商品を売るのに最も効率の良い媒体となった・・・
そして今日、インターネット・マーケティングの”次の革命”が起きつつある・・・
その革命のおかげで、あなたも今よりもっと簡単に売れるようになるだろう。その革命は誰の目にも明らかで、既にたくさんの人に見られているが、(ウチのケースでも3〜400万人の目には入っているはず)それが、どれだけ革命的な事かを気づいている人は少ない…そしてそれを活用する人も、初期の汚いセールスレターの時代と同じように、、、少ない…それは何か?
一般的に言ってセールスビデオはセールスレターよりも反応が高い。今までのセールスレターをセールスビデオにしただけで、反応が3倍になった、、なんてケースは決して珍しい話ではない。
実際、ウチのケースでも成功事例はたくさんある。セールスビデオを1つ作っただけで、今まで泣かず飛ばずだった商品が、毎月2000万円以上の売上をあげたり、、、このザ・レスポンスに限った話でも、、セールスビデオを一つ作った結果、そのセールスビデオ+フォローアップで、先月だけでも3000万円くらいの売上があがった。。。
あなたも見た事があるかもしれない。こういうデザインの全くないセンスのないビデオだ。
こんな汚いビデオでも、めちゃめちゃ効果がある。では何故、こんなにしょーもない、みっともないビデオが効果があるのだろうか?
なぜセールスビデオは反応が高いのか?3つの理由
これは最も大きいかも知れない。あなたもセールスレターを読んだ事があるだろうから分かると思うが、見込み客は、きちんとセールスレターを一言一句読んではくれない。見込み客も時間がないので、読み飛ばす。読み飛ばした上で「結局、何がいくらなの?」という値段を知りたがる。
売り手であるセールスライターとしては、ベネフィットを分かった上で値段を開示したい。(だからちょっといいお店に洋服やカバンを見に行くと、必ず値札が、超わかりずらいところに隠してある。これは価値を認識してから価格を見て欲しいという売り手の考えだ)ところが買い手はまず、値段を知りたい。セールスではこのギャップが必ず生まれる。
そしてセールスレターの場合、ざーーーーっと画面をスクロールして、値段がいくらかを確認することができる。(たぶんあなたもやった事があるだろう)なので、昔のコピーライティングのノウハウの一つに値段を文章の中に入れて、分かりずらくする・・・なんてのもあった。
ところがセールスビデオではそれをする事はできない。セールスビデオでは、対面のセールストークと同じく、売り手が構成した順番どおりに話を聞かなければいけない。これはめちゃめちゃ大きい。こちらの想定した構成どおりにセールストークを聞かせることができれば、相手の欲求が高まって購入したいという気持ちになる確率がグンと上がる
感覚的に分かると思うが、テキストを読むというのは、ちょっと能動的な行為である。一方でビデオを見るというのはーTVを見るのと同じでー極めて受動的な行為である。例えば、あなたのブラウザ上でyoutubeを再生しながら、何か他の事をすることができるだろう。あるいは全く別の考えごとをすることもできるだろう。ボケーーーっとすることもできる…
ビデオというのは見るのがとっても楽なのだ。時間はかかるが、ただ再生させておけばいいだけなので、とっても楽。楽なので長い時間見てくれる可能性が高まる。セールスレターは一言一句読んでいくのは、けっこうな労力だ。なので、その労力を払っても読みたいと思わせるくらいのアイディアがなければいけない。
考えてみて欲しい。なぜセールスレターでは、フォントを大きくしたり太くしたり、赤や青の色をつけたり、イエローマーカーを使ったりするのだろうか?答えは簡単だ。相手に強調するポイント、感じて欲しいポイントを伝えるためである。
「人は感情で買って論理で正当化する」という言葉はあなたも聞いたことがあるだろう。セールスライティングを少しでも学んだ事があれば、感情の重要さは何度も習っているはずだ。ところが、このブログもそうだが文章で感情を動かす、感情を伝えるってのはとっっっても難しい。いまのこのテキスト書いているぼくの感情が伝わっているだろうか?多分伝わっていないだろう…ところが、、、
もしあなたが電話口の相手の感情が読めないというなら、ぶっちゃけEQに問題があるだろう。ほとんどの人間は、電話で感情を伝えることができるし、電話口の相手が、今、怒っているのか、悲しんでいるのか、嬉しそうなのか、楽しそうなのか、明確に分かる。そして、電話では「声」以外の情報はまったくない。ゼロだ。テキストも映像も、参考資料もない。
つまり人間の「声」とはそれくらい伝える能力があるということだ。これはメラビアンの法則としても知られている。あなたも一度は聞いた事があるだろう。
コミュニケーションにおいて、話し手が聞き手に与える影響がどのような要素で形成されるか?それを測定したところ...
●言葉は:7%(話す言葉の内容)
●声・トーン:38%(声の質・大きさ・テンポ)
●表情・身振り・手振り:55%(見た目・表情)
であることがわかった。
単純計算で、テキストだけだと7%だったのが、それに声を加えることで7+38=45%も伝わるようになる。つまりセールスビデオで声を交ぜることは、テキストだけのセールスレターよりも「6.42倍も伝わる」と言うことができる。・・・そりゃコンバージョン3倍になってもおかしくないわな。。。
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このように理屈で考えてもセールスビデオは明らかに効果的。実際にやってみた結果を見ても明らかに実証されている。なので、あなたもやらない手はない。あなたのマーケティング・メッセージが伝わる能力が6.4倍になる簡単な方法である。これを革命と呼ばずして何を革命と呼ぶのだろうか?
個人的にぼくは4年くらい前からビデオをやれ!ビデオをやれ!とずっと社内で言ってきたが、やっとこさ動き出した感があるwセールスレターで成功した人間はなかなかその成功体験を捨てられないものである。
間違いなく、今後、セールスビデオは主流になっていくだろう。これは来年には消えてなくなるノウハウとかそんなんじゃない。今後、3年から5年(あるいはもっと)使い続けることができる戦術である。
乗り遅れないように…
ーおがわ
PS:
さらにもう一つ大きな利点を加えておく。Youtubeだ。Youtube広告が使えるのはもちろんビデオだけ。そして、Youtubeは今や世界で3番目にトラフィックが多いサイトである。そこに広告を出せないのは、とっても不利だと思わないか?
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