From:山田光彦
これは、僕がセミナーの参加者の方から、たまに受ける質問です。もちろん、僕はデザイナーじゃないので、デザインについて詳しいことはわかりません。
でも、セールスレターでデザインはとっっても重要なポイント。セールスコピーを全く変えずに、デザインを変えてテストしたら、1.3倍の反応がとれた、なんてのはよくある話。
最近、僕たちもデザインを変えてテストをしてみたら、成約率が上がりましたし、PPCのバナー広告とかなら、デザインを変えれば、成約率は思いっきり変わります。なので、僕もデザインが専門ではないと言っても、少しは、デザインの本は読んだりしています。
とはいえ、あなたも自分のビジネスをやっていて、マーケティングやセールスコピーの勉強もしていて、さらに、デザインの勉強もしないといけない、、、、となると、、、時間がいくらあっても足りないですよね。
それに、セールスレターのページのデザインは比較的シンプルなので、今日はこれだけ押さえておけば、大丈夫、という、ポイントをご紹介します。おそらく、難しいデザインの理論を勉強するよりも、即効性があって、ずっと使い続けることができる方法です。
なぜなら、これはずっと昔からセールスライターが使い続けている方法だからです。
世界一のセールスライターと言われた天才セールスライター、故ゲーリーハルバート。
彼は、見込み客はダイレクトメールを受け取るとまず、AパイルとBパイルに振り分けると言っています。
当然、ダイレクトメールは、見込み客に読んでもらわければ、商品を売ることはできません。なので、まずAパイルに入れてもらわなければいけません。
そして、このAパイル/Bパイルどちらに振りかけられるかは、手紙の内容ではなく、封筒の見た目で判断されますよね。
(まだ、封筒を開けていないですからね)
なので、あたかも、友人から来た手紙のように白封筒に手書きで住所や名前が書かれている方法が使われるようになりました。そして、封筒の中身のセールスレターも、基本的に、普通の手紙のようなデザインになっています。
つまり、この方法は、本当はダイレクトメールだけど、郵便で送られてくるものの中で、読み手が読みたい、もしくは、読まないといけないと感じる友人からの手紙のようなデザインにしているということです。
雑誌や新聞に広告を載せるときに、記事のような見た目・デザインで、広告を載せることもできますよね。雑誌や新聞を読んでいる読者は、広告を読むために雑誌や新聞を買っているのではないのですよね。当たり前ですが、記事を読むために雑誌や新聞を買っています。
つまり、記事風広告は本当は広告だけど、
雑誌や新聞の中で読者が読みたいと感じる記事のようなデザインにしている
というわけです。こうすることで、お客さんは記事と同じようにスムーズに読み始めることができますし、なんとなく記事のような雰囲気を漂わせているので、普通の広告よりも信頼性を感じやすくなります。(不思議ですが、あなたもなんとなくわかるはず)
では、Webにアップするセールスレターはどうすればいいでしょう?
上の2つと同じように考えると、Webのセールスレターを読んでいる人が読みたいと感じるもののようなデザインにすればいい。
つまり、Webのセールスレターを読んでいる人が読みたいと感じている(実際によく読んでいる)ウェブサイトのデザインをパクる
ということになりますよね。
読み手が読みたいウェブサイトのデザインをパクることで、読み手は読み慣れた形式なので、スムーズに読み始めることができますし(セールスレターを読み始めてもらうことはセールスライターの超重要な仕事!!)
「あれ、変なサイトにアクセスしてしまった」
なんて感じさせることは、まずないでしょう。
(いつも見慣れたサイトの雰囲気なわけですから)
読みにくい書体やレイアウトになっていたり、文字が大きすぎたり、小さすぎたり、なんてこともなくなります。
(いつも読んでいるサイトと同じなんですから)
もちろん、あなたのサイトならではのデザインを追求することもできます。
でも、とりあえず、これで、そこそこのレベルのものは作れるはずです。
(パクリ元さえ、間違えなければ)
それに、見込み客が見慣れているサイトのデザインをパクるという視点で色々と考えてみると、セールスレターの改善点は色々と見つかります。なので、あなたも、この方法、使ってみてください。
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