From:北岡秀紀
From:北岡秀紀
「メルマガでは、かなり怖い人と思っていました。
でも、実際に会うと、そんなことないですね。」
先日、開催したセミナーの懇親会で、何人もの方に言われた言葉です。そして、次に続く言葉も同じでした。
「ということは、メルマガは計算をしてキャラクターを作っているんですか?」
メルマガは継続的なお客さんと接触することになりますから、お客さんに何らかのイメージを与えてしまうことになります。なので、「こういうイメージをもって欲しい」というゴールイメージをもって、メルマガを書くことが良い、と思いがちです。
確かに、それができれば言うことありません。
しかし、それはあくまで演技になるわけですから、何年も書きつづけるようなメルマガでボロが出ないようにするのは非常に困難です。
なので、私は計算をしてメルマガを書いたことはありません。また、クライアントにも「こう思われたい」というイメージから逆算して、メルマガを書くことは推奨していません。
ただ、メルマガを書き始めたときから「読んでくれていることが使えることを提供しよう」と考えていましたし、それはブラしたことはありません。
そして、与えたいイメージではなく、提供するものを決めると非常に楽なことがあります。
それは、「読者にどう思われるか」を意識する必要がなくなることです。
メルマガを書くと「これを書くとどう思われるんだろう」と考えてしまいます。そして、誰かに嫌われたくない、怒られたくない、となりどっち付かずの文章になります。
結果、誰にも嫌われないし怒られないけれど、全く面白くない内容になります。
そうではなくて、役に立つと思ったなら、どう思われるかを気にせずにどんどん提供していく。
結果、嫌われたり怒られたりはありますが、理解してくれる人はファンになってくれるわけです。
メルマガを書いていて、なかなか書けない。。。
そんな風に悩んでいるなら「こう思われたい」という気持ちを捨ててみてください。そして、「何を提供できるのか?」と考えてください。
その方が自分に正直に書けるので、楽しく続けられます。また、商品を買う頃には、あなたのことを理解してくれていますから、価値観の合うお客さんだけが残ってくれるようになります。
結果、単価もあがり、楽しく仕事ができるようになります。
ちょっとした質問の差ですが、大きな違いを生み出します。
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