From:小川忠洋
梅田の紀伊国屋から、、、
今日、あなたが読む話は、もしかしたら単純な僕のエゴかもしれない。自慢話に聞こえるかもしれない。しかし、これはビッグニュースだし、埼玉県に少数、生存の確認がとれたダイレクト出版ファンの方には知らせなきゃいけないこと。。。(絶滅危惧種w)
とにかく、せっかく読んでもらうんだから、何らかのビジネス上のレッスンになるような事を書きたいとは思っている。今まで高額なセミナーやコーチングとかでしか言わなかった事も気分がいいので公開しよう…
ダイレクト出版は総合出版社になりました。
ジャジャーン!ご覧の通り、ダイレクト出版の別部門で作った本を書店流通にのせることができた。これで書籍からコンテンツまで扱う総合出版社になった。もちろん、ここでも本はいくつも作っていたので、いくつかは書店にも流そうと思う。(参考:www.directbook.jp)
今までここで出してる本は書店では扱ってなかった。でもいろいろ苦労したが、やっとこっちの流通経路にも乗せることができた。ふぅ~。実はこの流通経路を手に入れるために、既存の出版社の買収交渉なんかをした事もあったんだ。去年のことだけど…
結局その交渉は失敗に終わって、(理由は単純に交渉を甘くみてたから)その後は、まぁーいいか。って感じで諦めていたんだが、、、いやぁ~なんとかなるもんである。
さてここであなたにお願いしたいのは、この本、EQ英会話が書店に並ぶ第一号なので、是非是非、書店に行って手にとってみてほしい…いや、手に取るだけじゃなく、買って欲しい(笑)立ち読みなんてケチくさい事はせず、どかんと4,5冊買ってくれないか?そして読んで気に入らなかったらウチ宛に返品してくれれば、、、、なんてウソウソ。そんな事はできませんがね。。。
でも、4,5冊あるとね。本って便利なもんで、枕にすることだってできるだ。もちろん、寝心地は最低。次の日、首まわりが痛くなる事、実証済み。でも仕事場で使えば、「おぉー英語を勉強するなんて、なんて仕事熱心な社長なんだろう!」と社員から尊敬の眼差しで見られること間違いなし。。。
…おぉ。おふざけが過ぎたか…ごめん、ごめん。最初に何かビジネスのヒントになることを言うって約束したからね。。。じゃあ2つほど、あなたのビジネスにも役立ちそうなヒントを紹介しよう…
マルチ・チャネル
僕の尊敬する起業家マイケル・マスターソンによれば、マーケティング・チャネルを増やせば増やすほど、売上は劇的に上がるという。マーケティング・チャネルとは何かというと、見込み客に対してメッセージを届ける媒体・メディアなどの事。
例えば、あなたは今日、なんらかの商品の売り込みメールってのを受け取ったと思う。それはEmailだけだよね。でも同じメッセージをEmailだけじゃなく、ダイレクトメールだったりビデオだったり、ファックスだったり電話だったり、あらゆる”チャネル”を通じて送れば送るほど、反応は上がるというもの。
ジャパネットたかたも同じような戦略を取っている。僕の記憶が正しければジャパネットたかたの売上はチラシがかなり大きなウェイトを占めている。しかし、彼らはチラシだけじゃなく、TVCM、ラジオ、WEBなどいろんな所に出てくることで相乗効果を期待している。(TVCMが明日の朝刊を見て、、、なんてのは典型的だ)
詳しくはこの本を読んで欲しいが、チャネルを増やせば増やすほど、あなたのセールスメッセージが見込み客に到達する可能性は大きくなり、売上は劇的にあがる。新商品を開発するまでもなく、新しいセールスレターを作るまでもない。
インターネットで主にビジネスをしている人は、大抵、ネットしか使わない。そしてネットでありとあらゆる事をやった結果、売上が伸び悩む時期がある。そんな時こそ、マルチ・チャネル戦略だ。チャネルを増やすことを考えてみよう。
今回、ウチの場合は書店というチャネルを手に入れたことになる。(まぁ、本当は書店ってみんなが思っているほど、素晴らしいチャネルではないんだが、、、)それによって、例えばEQ英会話のメッセージが、より広く(新しい人に読まれる)より深く(既存客との接点が増える)伝わることになる。
教訓:チャネルを増やせ
その2:社名「ダイレクト出版」自社の社名の分析を公開することほど、エゴに満ちた行為はないと思うが、この社名は大正解であった。
ご存知のとおり、ウチは出版社ではない。しかし、スタート時から「ダイレクト出版」という会社名にしたのには狙いがあった。僕らがやってたのはコンテンツ販売ビジネス。だから、コンテンツを持っている人と契約をして事業をすすめていく。考えてみてほしい。その時にカタカナのかっちょいい名前「エスペラント」みたいな社名と、「~出版」という名前の会社。どちらが安心して取引できるだろうか?
プラス、昔はコンテンツ販売の契約というのは無法地帯だった。だから、ルールなんかない。売上の折半とかバカな契約してるところもあった。こんなんじゃビジネスは成り立たない。しかし、出版という名前を使うと、出版権の契約になる。
そうなると、出版契約と言うのは業界的にスタンダードもすでにある。契約内容もほぼ慣習化されていて、なんとなくみんなの認知がある。すると、契約のベースはそこから始まることになる。こういうのをフレーミングと言う。昔コンテンツ販売無法地帯の時代は、ほとんどの人が「共同で出資した合弁会社を作るような」JV契約のフレーミングで話をしていた。ところが、出版社と言う名前になると、「著者と出版社の著作権契約」というフレーミングで契約できる。
これ、とても重要。結果的には、JV契約の形だと長期的にはうまくいかない。なぜならリスクを取って広告をガンガン出すことができないし、先行投資もできないからだ。
こんな事が「社名」だけで全く変わってくると思わないか?
社名のフレーミングって強い。社団法人なんちゃら、、、とか言われると社団法人って一体なんなのか、意味が分からないけど、なんとなく公的っぽい、信頼できそう、なんて思ってしまう。なんちゃら協会もね。
教訓2:フレーミング
考えてみよう。あなたの社名はどんなフレーミングをもたらすだろうか?もちろん、社名は簡単には変えられないので、商品名やサービス名でもなんでもいい。ネーミングを考える時は、どんなフレーミングがかかるのか?という事を忘れてはいけない。
もちろん。今回の書店流通経路が開けたのも、偶然ではなく、ダイレクト出版という社名が果たした役割は大きい。そう思わないか?
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ま。みょーなウンチクはともかく。今日はとても気分がいい。誰かがEQ英会話を5冊買って枕にしたあげくに、読む時間が無いとか言う理由で汗だくの本を返品でもしてこない限り最高だ。
時間があれば、書店に寄ってみて
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