提供:スマホマーケティングコンサルタント:松本剛徹氏
【プロフィール】
株式会社リアルネット 代表取締役
一般社団法人日本スマートフォンマーケティング協会 代表理事
スマートフォンマーケティングにより300社以上の企業の売上を上げてきた実績を持つ。
これは「our mobile planet」「MM総研」が行った調査でわかった事実です。さらに、「IDC Japan」によると、2013年のスマートフォン加入者は5,105万、2014年のスマートフォン加入者数は前年比23%増の6,277万人に拡大すると予測されています。日本の人口が約1億2000万人なので、2014年には、2人に1人がスマホを持っているということになります。
電車に乗れば、ずっと下を向いてスマートフォンを触っている人が、本当にたくさんいます。こんな光景を毎日見ていれば、こんなデータがなくても、スマートフォンが急激に普及していることがわかりますよね。
これだけたくさんの人達が1日平均2時間49分もスマホサイトを見ていて、しかも、51%の人達がスマホで商品・サービスを買っているなら(事実、「ダイエット」というキーワードでは、PCからの月間検索数が183万件、スマホの検索数が335万件と約2倍の検索数があるというデータもあります)、、、
スマホを使って、簡単に新規の顧客を獲得することができる。そう思うのもムリはありません・・・ですが、スマホサイトを作って新規の顧客を集めようとしても、、、
多くの社長は、スマホを使った集客法である間違いをしているために、新規客を集めることに失敗してしまっています。そこで、「ゼロからはじめるスマートフォン集客術」の著者でもある、スマホ集客のエキスパート松本剛徹氏から伺った内容を元にして、スマホで新規客を集めるための5つのテクニックをご紹介します。
スマホとPCの一番の違いは、スマホは電話だということです。当たり前といえば、当たり前のことなのですが、これができていないと致命的なミスになります。
たとえば、飲食店の新規客を集める場合。
スマホで検索する人は、「今から4名いきたいんですが、いけるでしょうか?」とサイトを見てすぐ電話をしてくる人が多いのです。あなたも、友達や仕事仲間、何人かで外を歩いているとき「ドコの店に行こうか?」と相談しながら、スマホでお店を検索したことがあるのではないでしょうか?
スマホでお店を検索して「安いし、美味しそうだし、ここから近い」。だから、すぐ電話してみよう。そんな人たちを新規客としてしっかり獲得していくには、すぐに電話できるサイト設計をしておくことが、とても重要になるのです。
そして、スマホで広告をするときにも「この時間しか電話を受けることができない」ということなら、電話を受けられる時間にだけ広告を出す、なんてこともできます。
さらに、電話を受けることができない時間帯のために「営業時間外はオンラインから」もしくは「翌日の営業時間内にお電話ください」としておけば、カンペキでしょう。
スマホサイトを見る人のよくあるパターン。それは、まず最初にページの一番上を見る。そして、サイトを流し読みしながら、一番下のところでカチッと止まる。そして、そこを読むことが多いのです。真ん中の文章は、ほぼ流し読みです。
なので、スマホサイトの一番読まれるところ。つまり、スマホサイトの一番上と一番下に「電話はこちら」「申込みはこちら」というボタンを設置することで、新規客を逃すことがなくなるのです。
スマホサイトをPCと違うドメインで作ってしまうと、Googleからミラーサイト(ほとんど同じ内容のサイト)と判断されて、ペナルティを受けてしまう可能性があります。
スマホサイトとPCサイトは、両方とも自社の商品やサービスを紹介している、かなり似た内容になるのが普通ですよね。それが原因で、ミラーサイトと判断されペナルティを受けることになってしまうのです。そうなると、SEOでもかなり痛いのですが、PPC広告ででそれをやってしまうと最悪で、PPC広告ができなくなってしまうのです。
同じドメインでもPCからアクセスがあったときには、PC用のサイトを表示する。スマホからアクセスがあったときにはスマホ用のサイトを表示する。という振り分けが簡単にできるので、この点は注意しておきましょう。
スマホサイトを開いた瞬間に何を売っているのか?何屋のサイトなのか?が、わからなければ、サイトを見ている人はすぐに「戻るボタン」を押して、別のサイトに行ってしまいます。PCに比べて、スマホは画面が小さいので、しっかりサイトを見るのが難しいので、わかりにくいサイトは避けられてしまうのです。
よくあるのが、美容室やアパレル系のスマホサイト。タイトルがかっこよくアルファベットの筆記体で書かれていて、写真もすごくキレイなんだけど、、、「一瞬、あれ?ホテルなのかな?」というサイトを作ってしまうと、多くの新規客を逃してしまうことになるでしょう。
「申し込みボタン」を赤色にすると反応が落ちる。逆に「申込みボタン」を緑色や黄色にすると、反応が上がることが多いのです。
理由は簡単です。
アマゾンなど、大量のアクセスを集めているサイトが使っている「申込みボタン」と同じ色を使うことで、無意識のうちにスマホユーザーに安心感を与えることがでますし、「申込みボタン」を押す抵抗も少なくすることができるからです。
まとめ
最後にスマホサイトで新規客を集めるための、5つのテクニックをまとめてみると、、、
ぜひ、これらの5つテクニックを使って、スマホで新規客をどんどん集めてください。
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