From:小川忠洋
大阪のスタバより、、、
「断れないオファーをつくれ!」
ダイレクトマーケティングを学んでいるあなたなら、きっとこの話は何度も聞いたことがあるだろう。何度も何度も聞いて、、「あー知ってる知ってる」「聞いた事あるわ」と心の中で思ったなら、、、
「喝!!」
バカヤロウ!どんなに優れた知識でも知ってるだけじゃあ意味ねぇーんだよシリーズ第2号認定である。正直、ウチの事業部を見ててもそう思う。。。
断れないオファー、断れないオファーってみんな言うし、知ってるはずだけど、市場で、実際に「断れないオファー」ってほとんど見たことがない。
断れないオファーってのはさ、その広告見て、「ふーん、あっそ」と思って次のページに行くよりも、とっても強い吸引力があって、「う~~ん、う~~ん」と悩み果てるので、、、どうせだったら、その場で申し込みしちゃったほうが簡単でスッキリしていいよね。。。くらいのオファーなんだぜ?
ないよね?そんなん。。。いや普通ないわ。
でも「ない」って事はチャンスでもあるわけよ。あなたが断れないオファーを脳みそ絞って考え出せばいいわけだから。
ひとつ事例を紹介するよ。これを見れば、「あ、これが断れないオファーか」って納得するんじゃないかな?おれも見た時、「あ!これじゃウチはだめだ」って思ったしね。
それがこれ、、昔のコロンビアレコードの広告なんだけど、ちょっと分かりにくいかもしれないが、
断れないオファー事例
「レコード6枚がたった1ドル」ってオファーだわ。
考えてみて。例えば、街のお店に行ってさ、レコード6枚買ったらいくらになるよ?ざっくり1枚3000円として1万8000円だわね。外に出たら1万8000円するものが、この広告にレスすれば、1ドルつまり100円だって話だよ。。。これは、、、断れないでしょ?
もしその人が音楽が好きで普段から給料日の後にはそういうショップに行って物色するタイプだったら、絶対に断れないよね?これが断れないオファーよ。
ちなみにこのコロンビアレコードのオファーはその後、レコード13枚がたった1ドルという、もっとオファーを積み上げてきてるわけ。。。んで、どうなったと思う???
年商500億円レコード市場の15%を確保
ん~~~何か学ぶことがありそうじゃね?(もちろん今はレコード産業自体がなくなって、CDも消えつつあるけどね。そういう大きな流れには逆らえない。。。がそれにしても何か学ぶことはありそうじゃね?・・・)
さぁて、「バカヤロウ!どんなに優れた知識でも知ってるだけじゃあ意味ねぇーんだよシリーズ第2号」になってしまったあなた。(気づいたかもしれないが、第1号はぼくである)
あなたのオファー、本当に断れない?フツーじゃね?競合と比べてちょっとマシくらいになってねーか?断れないオファーの本当の敵は競合じゃないんだよ。。。
断れないオファーの本当の敵は「何もしない」っていう選択肢なんだ。。。
何もしないよりも反応したほうがマシ。そんなオファーが作れてるかね???
ーおがわ
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