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ジョイントベンチャーによって「Win-Win」の関係を生み出す

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FROM ヤニク・シルバー

「JV:ジョイントベンチャー」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。

しかし、ジョイントベンチャーを上手く活用している人は、案外少ないものである。
私の意見では、本来のジョイントベンチャーとは、2人、もしくはそれ以上の人が手を結ぶことにより、1人では成し得ないような何か大きなものを協力し合って、創り上げることを意味する。

パートナーシップ(共同経営)や本物のジョイントベンチャーは、数億円の追加利益を上げるうえで、私にとって、非常に極めて重要である。
実際、追加の従業員を雇わなくても、ジョイントベンチャーが推進力となり、私のビジネスは拡大しているのだ。

今回の記事だけで、ジョイントベンチャーの魅力をすべて語ることはできないが、1つでもそのアイディアを紹介したいと思う。それだけでも、あなたの計上収益を押し上げるには十分なはずである。

サービスに関するジョイントベンチャー

時間がないためにできないのか、もしくは、専門知識がないためにできないのか、追加利益を生むには必要となる作業について考えてみて欲しい。

まずは、私の頭に浮かんだものを、下記にリストにしてみよう。

* AdWords/PPC
* ダイレクトメール
* 広告枠の購入
* テスト
* テレマーケティング
* アフィリエイト・マネージメントとリクルートメント
* 商品開発
* SEO
* 広告
* コピーライティング
* コーチング
* などなど

上記の各作業は、また、上記以外の作業も含めて、あなた1人でやるよりも、信頼の置ける誰かとジョイントベンチャーを組んだ方が、あなたはより大きな利益を獲得できるはずである。

実際、サービス業の成功するジョイントベンチャーの定義は、追加利益を分け合えるような提携関係を確立することであり、測定可能な結果を出すことである。私はそれがまさに気に入っている。

例えば、コールセンターを経営しているテレマーケターとジョイントベンチャーを組んでいるあるインフォメーション・マーケターを私は知っている。

彼は、自分の販売している商品やイベントが売れるごとに、大きな分け前をパートナーに支払っていた。

この共同事業は上手くいき、幾十億円もの追加利益がもたらされただけではなく、彼は、テレマーケターを自分でトレーニングしたり管理したり、煩わしい業務に悩まされることからも解放されたのだ。

また、例えば、私のサイトのために、SEOを引き受けてくれるパートナーとジョイントベンチャーを組む場合、それは、提携関係は非常に明確なものである。

なぜなら、私はパートナーに、独自のアフィリエイトIDナンバーを提供するだけでよく、彼らには常にそのIDを使わせるからである。

個人的に、私は、これまで何人かのパートナーとこうしたジョイントベンチャーを組んできた。一番目に私のパートナーになったのは、友人の1人、ロブ・オリックである。彼は、私がDM(ダイレクトメール)キャンペーンを打つのを手伝ってくれた。

さて、私はコピーを書いたり、メーリングリストを用意したり、ベンダーと打ち合わせをしたりするのがあまり好きではない。

もし私に従業員がいたとしたら、間違いなくそれらは、彼らの仕事になっていたはずである。しかし、私は当面、従業員を雇うつもりはないので、パートナーシップを結ぶことにしたのである。

そんなわけで、ロブは、それらの作業をすべて引き受けてくれて、確実にDMが配達されるように手配をしてくれた。

また、彼は、非常に優秀なコピーライターでもあったので、封筒にじらし広告のようなコピーを書いてくれた。要するに、DMが確実に開封されるように工夫をこらした文章を封筒上に書いてくれたのだ。

さて、私は成果に応じて、彼に報酬を支払った。プロモーションから生じた売上合計から、郵送料(切手代/印刷代/グラフィックス代)とクレジット・カード手数料と商品代を差し引いて、計算した利益の一部を彼に支払った。

ロブはまた、DMを介して生じた売上合計から、スライド制(注:生産物の価格または生計費指数の変動に応じて賃金や年金などを昇降させる制度)で報酬を得た。

もしそのDMが、見込み客をウェブサイトにアクセスするよう指示するハガキであるならば、私は彼にアフィリエイトIDナンバーを提供して、彼に売上の追跡調査をさせるはずだ。

商品発売のパートナーシップ

アンダーグラウンド・セミナーDVDの発売のため、最近でも私は、別の人とパートナーシップを結んでいる。

以前の教え子の1人、クリス・ザバドスキーをスカウトして、彼に新商品発売プロモーションのお手伝いを引き受けてもらった。クリスは前から知っていて、彼とは以前一緒に仕事をしたことがあった。

私は彼に近づき、今度の新商品発売プロモーションから生じる総収入の一部を支払うから、仕事を手伝わないかともちかけた。

どのような仕事かといえば、私のブログの管理やブログの更新やブログ上でのメッセージの返信やら、ビデオクリップを編集して、オンライン上で上映するとか、アフィリエイト・パートナーとのやり取りや、私の技術スタッフとの共同作業など多岐にわたる業務である。

基本的に、そうした細かい業務や作業は、私がやりたくないことだった。クリスは喜んでいた。というのも彼は、私と一緒に仕事をして、何か新しいことを学べるチャンスを手に入れたからだ。

そして私も喜んでいた。というのも、新商品発売一週間前にオフを取り、スペインで闘牛を楽しみ、私がいなくても、プロモーション準便は着々と進んでいたからだ。

なぜパートナーシップが上手くいくのか?

さて、こうしたパートナーシップの背景には、明確な理由がある。

なぜ彼とのパートナーシップが上手くいくかといえば、私がケチではなかったからだ

私はクリスに売上から、非常にフェアと言えるだけの分け前を支払っていたのだ。詳しいパーセンテージはここで明らかにはしないが、違う方法でお教えしよう。私は彼に、新車が買えるだけの報酬を支払った。

また、もう1つ、誰かとパートナーシップを組んで成功させるための秘訣は、相手が果たす業務内容と、賃金条件を出来るだけ詳しく伝えることである。誰だって、後になって、誤解がもとで誰かを怒らせたりしたくはないからね。

クリスは、DM経由以外でDVDが売れるごとに報酬が支払われることをきちんと理解していた。なぜなら、DM経由で売れるDVDに関して、ロブが報酬を得るようになっているからだ。

ジョイントベンチャー・パートナーがもたらすもう1つの利点と言えば、彼ら独自のアイディアや彼ら主導の企画である。

例えば、クリスのお陰で、私は残りの在庫数を自動的にWEBサイトに表示するというアイディアを思いついた。また、彼は自ら率先して、RentACorder.comに頼んでそのスクリプト作ってくれた。

最後にあなたに伝えておきたいことがある。それは、パートナーシップを結ぶ際には、必ず同意書を作成することである。たとえあなたが親友とパートナーシップを結ぶとしても。

同意書を作成していて困ることはない。記憶は色あせるものだが、シンプルな同意文書は、常に双方の意見の相違を緩和するのに役立つものだ。

たとえもし、あなたがパートナーに簡単な同意文の要点をEメールで送っているだけとしても、まったく文章が存在しないよりは、はるかにましである。

ヤニク・シルバー

PS
ジェフ・ポールの「ジョイントベンチャーでリッチになるための知られざる秘密」では、ジョイントベンチャーの基礎的な知識、コンセプトから、それを実践に移すまでの具体的なステップを詳しく解説しています。

http://www.123marketing.jp/jeffpaul/JV/index_jvr5.php

PPS
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