拙著『小さくても仕組みでガンガン売れる会社のつくり方』の出版セミナーで全国行脚中です。
今まで私のセミナーは金額が高めで参加できなかった・・・という方もたくさん参加していただけたようで、これまでお会いしなかったような方と直接お会いすることができたのは収穫かなと思っています。

今まで思いもよらなかったような質問をいただいて、ビックリすると共に「あぁ、お客さんはこういうこと聞きたかったんだ～」と目からウロコが落ちるような質問がたくさんありました。
これからのコンテンツづくりに役立てようと思っています。

一方で、複雑に捉え過ぎていてビジネスをわざと難しいものにしている、というような方もいました。
シンプルに考えるだけでビジネスが簡単に儲かるものになるはずなのに・・・

今日は、出版セミナーの中で出てきた、あなたのビジネスをシンプルにできるような質問と回答をあなたにシェアしたいと思います。

Q　北岡さんのコンサルティングフィーは高額ですが、なぜそんなに高額なんですか？どうやれば高額にできるのですか？

A　高額な金額をつけているからです。

多くの場合、商品の善し悪しはお客さんからみて分かりません。
何で判断するのかといえば、「何となく良さそう・・・」「価格が安いから」など。
ハッキリ明確な基準を持っている人は非常に少ないです。

だから、単に「値段が高い」というだけで、良いに違いないと考える人も少なからずいる、ということです。
実際、同じリンゴを1個100円と言って食べさせたときと、500円と言って食べさせたら、後者が美味しいという人はとても多いというのはよく言われることです。

だから、自分の商品を高額にしたければ、高い金額をつければいい、ただそれだけです。
もちろんお客さんに払ってもらった価格以上の価値を提供することは大大大前提条件です。

Q　北岡さんは労働集約型のコンサルタントなのにヒマそうですよね？なぜですか？

A　ヒマになるようにビジネスを設計しているからです。

多くの人は自分の時間を浮かせるために、仕事を誰かに任せようと考えます。
そうすると、任せる能力がある人が現れるまで、仕事が任せられない、ということになります。
そして、小さな会社にそんな人はなかなか来ませんから、一生忙しいまんまとなります。

だから、優秀な人が現れるのを待つのでも育てるのでもなく、優秀でない人でもビジネスが回るようにすればいい、ただそれだけです。

今までの延長で考えるのではなく、逆算すること。
そのためにはビジネスモデルを全くゼロから作り替えることも検討すべきです。

Q　大事なこと（戦略構築、マーケティングなど）に取り組む時間がありません。どうすればいいですか？

A　あらかじめそのための時間をブロックしてください。

ムリ？ブロックできない？

それは100％ウソです。

なぜなら・・・あなたはこの『ザ・レスポンス』を読んでいるのですから。
また、セミナーなんかで勉強していれば・・・その時間を大事なことに使えたはずですよね？

つまり、時間が取れないのではなく、取っていないだけです。

Q　ビジネスにやる気が出ません。どうすればいいですか？

A　本当にイヤならやめればいい。

こう言うと「生活のため、家族のためにやめられない」という反論が返ってきます。
でも、それはおかしいです。

本当に心の底からイヤなら、生活なんて、家族なんてほったらかしにしてでもやめるはずです。

つまり、あなたの心の中の「イヤ度」は

ビジネスがイヤ　＜　「最低限、生活する」「家族が幸せにいきる」

となっているということ。
積極的にではないにせよ、ビジネスをやるほうがいいと判断しているのはあなたです。

だから、本当の意味でイヤなわけではない、ってことです。

もしあなたも私に聞いてみたい質問があれば、ぜひコメントください。
できる限りシンプルに考え答えさせていただきます。