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札幌にて

2013.4.27 | ,
  •  

from:高橋大介

一週間前、札幌でクライアントの税理士と昼食を食べていた時です。彼がこう言っていました。

「東京、大阪に比べて北海道の経営者の多くはのんびりしていますよね。

インターネットで集客したいけど、どうも踏み出せないのでその気がないのかと思いきやそんなこともないみたいで・・・

我々、仲間うちで定期的に外部講師を招いてセミナーをしているんです。前回はフェイスブックを使っての集客方法についてだったんですが、

けっこう集まりましたよ、いつもより多かったです。単に情報を仕入れたいだけなのかもしれませんが皆さん結構興味があるんだと思いましたね。

でもインターネットでの集客がうまくいっているクライアントの話はあまり耳にしないですね」

なぜインターネットに興味はあっても踏み出せないのか?

なぜインターネット集客がうまくいっていないのか?

二人で検証しました。

そもそも、インターネットが自分のビジネスに役立つのか疑問に思っている。

インターネットマーケティングというけど自分のビジネスに当てはめた場合の有効性がわからない。

また経営者の多くが、耳慣れないインターネットの単語をたくさん見るにつけ

「ああこんなこともわからないんじゃ先が思いやられる、到底無理だな」と妙な悟りを開いてしまっている。

その苦手意識から、マーケティングをわかっていないホームページ制作会社を専門家だと信じて任せてしまっている場合が多い。

ゆえにホームページを作ったのに集客できないでいる。

仮に自分のビジネスに有効な手段があったとしても情報が入ってこないから知りたくても知ることができない。

実際には、インターネットに関する良い情報も、胡散臭い情報も氾濫しているが、一体どれが正しい方法なのかわからない。つまり良い情報、コンテンツに巡り合っていない。

見込み客を集め、購入してもらうためのセールスプランをつくる上で、インターネットを利用するということは良さそうだとは思っている。

しかし、

この方法論がたくさんありすぎて自分の商品・サービスに何が適しているかどれを信じてよいのかがわからない。

何から始めたらいいのか?アクセス方法はどのようなものがあるのか?集客できるホームページとは?

インターネットマーケティングを段階ごとに初心者でもわかりやすく学びたい。

理由は概ねわかったので、対応策を考えました。

その最初の一手として

まず札幌税理士会開催のセミナーを皮切りにそこから各々のクライアントに繋げるプランを作ることにしました。

税理士と一緒の新たな開拓です。

このようにクチコミで紹介を広げていくのは有効な手段でしかも自分の商品・サービスに合った集客方法のアイディアがひらめくことだってあり得ます。

ジョイントによる集客

実はオススメしたい集客方法があります。

地方に限りませんが、地域、業種、団体ごとにコミュニティが出来ていますのでそれぞれとコミュニケーションをとっていく方が効果は大きくなります。

つまり集客の手段として各コミュニティをターゲットに紹介をしてもらいつなげていくわけです。

自分が持っている人脈もしくはこれから新たにつくる人脈を生かしたコミュニケーションづくりを仕掛けます。

「そんな相手はいない」と言う人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。

あなたとジョイントできる相手は必ずや周りにいるのではないでしょうか?もしいなければ新たに開拓する必要があります。

さてどんな相手を選べばよいのかですが・・・

それは同業者かもしれません。

同じ悩みを解決する、もしくは同じ欲求を満たす商品・サービスを扱っている会社かもしれません。

例えば

あなたがホテルを経営していた場合、ジョイントを組める相手はどこでしょうか?

それは観光バス会社や旅行会社かもしれませんし地元のテレビ局かもしれません。もしくは地元のまちおこし団体や政治家、有名人かもしれないということです。

そしてその相手とお互いがWin-Winになれるような提案をいくつも考えてみてください。

今から1年ほど前ですが、私の友人の電気小売業の社長が実際に成果を出した事例をお話します。

その会社はコンビニ、飲食店等の横に設置するキュービクルのオーナーを募集し販売していました。

キュービクルとは、電力会社から送られてくる低圧電力を高圧電力に変換する受変電設備です。

低圧から高圧に変換することで月々の電気代の上がり(利益)が入ってきます。利回り20%ということでクチコミで販売台数が増えていきました。

流れ的には不動産賃貸(アパート経営)のように毎月家賃が入ってくる感じですがアパートのように改修費用はかかりません。

しかし一台2~300万円するのでオーナーにはなりたいけど、まとまった現金がない人もいます。

そこで、その会社はある銀行の融資担当と組み設備投資として1000万円までの枠を用意して3台は購入できるようにしました。

月々借入れた額を銀行に支払っても電気代の上がりの約3分の一は利益として残っていきます。

キュービクルの耐用年数は20年以上ありますから銀行からの借金がなくなればまるごと入ってきます。

しかもリスク対策として融資期間の10年はその店舗が閉店しても無料でキュービクルを違う店舗に移設できる保証付きです。

それは安心とばかりに3ヶ月で約5000万円売り上げていました。

このようにアイディア次第でお互いが利益を生む様々な手段が出てくるのではないでしょうか?

相手によって悩みも違うのでニーズも異なるでしょうがコミュニケーションをとりながら探っていきましょう。

ご存知のようにコミュニケーションは大事ですからね。

それはオンライン、オフラインを問いません。最初にインターネットという手段を使うか使わないかの話ですから。

-高橋大介

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