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マーケッターとしてのとても重要な考え方

2013.4.16 | ,
  •  

From:寺本隆裕

大阪のスタバより、、、

先日、なにげなく教育テレビを見ていたら、とある小学校の先生の授業風景が映っていました。

その人は理科の先生。生徒に質問を投げかけています。

先生:『この薬品とこの薬品を混ぜ合わせたら、どうなると思う?』

生徒A:『*****という風になると思います!』生徒B:『そうじゃなくて、△△△△△だと思います!』生徒C:『○○○○○になるんじゃないでしょうか?』

生徒の意見はバラバラ。先生は生徒にさらに質問を投げかけます。

先生:『本当にそう思う?自信ある?』

生徒:(首を横に振る。)NOのサイン。

そして、先生からの最後の質問。

先生:『自信ないよね。そんなときは、どうすればいいんだっけ?』

この質問に、生徒全員が声を揃えて同じことを答えました。その答えは恐らく、この質問に対する最高の答えでしょう。

生徒達が声を揃えて答えたもの。それは、、

『実験する!』

でした。

「教科書を調べる。」でも「誰かに聞く。」でもなく、「実験する。」なのです。

これは、マーケッターとしてのとても重要な考え方と共通します。

きっとあなたは日頃、色んな事を勉強していますよね。人から聞く話もあるし、本から学ぶ事もある。

おいしそうな新しいビジネスの話(儲け話)も、次から次へと入ってきます。

そうして色んなアイディアに触れるたびに、

改善されそうだ!上手くいきそうだ!儲かりそうだ!

という気持ちになるでしょう。

でも、実際にそれをやってみる=実験してみるまでは、

本当に改善されるのか?本当に上手くいくのか?本当に儲かるのか?

は、絶対にわかりません。

僕のまわりにも、ずっと儲かるビジネスを探し続けている人がいます。

彼とは何ヶ月かに1回会って話す機会があるのですが、毎回こんな「進捗状況」を教えてくれます。

10ヶ月前:「いやー。まだどのビジネスで行こうか迷ってるんですよ。」

7ヶ月前:「今ね、ちょっとまた別の新しい話が来てて、そっち勉強中なんです。」

4ヶ月前:「大体の方向性は決まったんですけどね。今そこから具体的に業種を絞り込んでるとこなんです。」

1ヶ月前:「今、業種絞り込みのためにリサーチしてるとこなんですけどねー。それやってると、別のマーケティングのアイディアが浮かんできてて、そっちの方が儲かりそうな気がしてきてるんですよ。」

・・・こんな感じ。知識だけは増えているけど、何も結果が出ていない状態です。

『motion beats meditation』

これは、自称世界一のコピーライター、故ゲイリー・ハルバートの言葉。

日本語だと、「行動は妄想に勝る」というニュアンスでしょうか。

改善され「そう。」上手くいき「そう。」儲かり「そう。」

「~そう。」が頭に浮かんだとき、あなたはどうする?

妄想を膨らませる?それとも素早く「実験」する?

PS

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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