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ネットビジネスの成否を握る「リスト」の作り方(その2)

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From:小川忠洋

  • 初心者がやってしまう最初の決定的な間違い
  • 数字のゲーム:ダイレクトレスポンス広告の基礎
  • 無料のツールでテストをする方法

From:小川忠洋

大阪のオフィスより、、、

前回のレスポンスでは、リストの作り方part1をお送りした。ちょっとおさらいすると、ステップ#1オファーを決めるのと、ステップ#2オプトインページを作る。

一応、ここまで来たら、あなたはオプトインのためのページがあって、無料レポートか何かのオファーもそろっている事になる。もし、どんな無料レポートを書いたらいいかわからない場合は、前回の記事を見てもらえれば分かるはず。

さて今日は、ステップ3からだ。

STEP#3.オプトインページをテストする

オプトインページを作って最初にやらなきゃならない事。それはテストする事。そのサイトのメルアド登録率がどれくらいあるか?テストして見て行かなければならない。そして、その登録率をいい線まであげておかないとダメだ。

ここでは、小さくテストする。

これから、大量にリストを作るときには、お金を投資する事も必要だ。その時に登録率の低いサイトだと、大量のお金が無駄になってしまう。ここでチョットしたテストをして、登録率をあげておくだけで、長い目で見たら、もの凄いコストの削減になるのだ。

ダイレクトレスポンスとか、インターネットマーケティングを難しく考えている人がたくさんいるけど、基本的なやり方は非常に簡単なのだ。前のレスポンスでも言った事があると思うけど、、、

・売れるサイトを作る事・それをできるだけたくさんの人に見せる事(つまり広告すること)

究極のところがたったこれだけ。そして、今やっている所は、1の売れるサイトを作る事だ。この場合はリストの構築という事で話しているので、、、

・メルアドを取れるサイトを作る事
・それをできるだけたくさんの人に見せる事(つまり広告すること)

になる。だから、今やっているメルアドを取れるサイトを作る事は極めて重要な作業だ。初心者はここを適当にやってしまう。ここを適当にやって、まだ、成約率の低いまま、ドカンと広告を出してしまう・・・・結果、売れない・・・

しかし、それは考えてみると当然の事だ。最初から、上手くヒットするサイト、売れるサイト、登録率の高いサイトを完璧に作れる人間なんて、この世にただ一人もいないのだ。あなたがドクターモルツのサイコサイバネティクスを習っていれば分かるだろうけど、ゴールまでのプロセスはギザギザでまっすぐ行くものではない。

動きながら軌道修正を繰り返して、理想の状態に辿り着くのだ。最初から、めちゃめちゃいい登録率だった何て事は絶っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ対に、ない!特にあなたがインターネットビジネスをまだキチンと把握してなかったらなおさらだ。忘れては行けない

これは数字のビジネスだ。

もし、あなたが1のプロセスで一人に見せれば100円儲かるというサイトを作れたとしよう。次に2のプロセスでそれを100万人に広告して見せたらどうなるだろう??

100円儲かるサイト × 100万人が見る = 1億円儲かる

しかし、これが1のプロセスを適当にやって一人に見せても10円しか儲からないサイトだったら?

10円  ×  100万人 = 1000万円

おー!1000万も儲かってるじゃないか!と思ったらあなたはこのビジネスには向いてない。同じ労力をして、9000万円も失っているのだ!!

話は終わらない。一人に見せて10円だったらまだいいかもしれない。もし、これが一人に見せても1円も儲からないサイトだったら、、、

0円  ×  100万人 = 0円

マジで!!?そう。小学校で習った通り、0円には何をかけてもゼロ。100万をかけようが1000万をかけようが、1億人をかけようがゼロはゼロ。とても悲しい現実だが、これが事実だ。しかし、もっと厳しい事も起きうる・・・例えば、、、一人見せるごとにそのページが10円マイナスになるとしたら、、、、

▲10円 × 100万人 = ?????

答えは言わない。考えるだけでも恐ろしい・・・

原則に戻ろう。ダイレクトレスポンスの広告は、

Salesmanship in print(印刷された営業マン)

Salesmanship in multiplied(増殖した営業マン)

つまり、営業マンをコピーして何千倍にも増殖させたようなもの。社長ならご存知の通り、売れない営業マンを何人雇っても、負担が増えるだけで、売れないものは売れない。

だから、順番としては、今いる営業マンを売れる営業マンに変えてから、それから増殖させよう。その逆に増殖させてから、売れる営業マンに変えようとしても、その間の人件費などもかかるわけだから、めちゃめちゃコストがかかる事が分かるだろう・・・

・・・ネットの広告も同じ。

さて、クドいくらいに言ったが、ここは非常に重要なポイントなので忘れないで欲しい。このプロセスをキッチリやってれば失敗する確率は格段に下がるのだ。

では、どうやってテストしよう?

答えは簡単だ。ネット業界のエンペラー(皇帝)であるグーグル様がそのためのツールを無償で用意してくれている。ウェブサイトオプティマイザーだ。このツールを使えば、A/Bスプリットテストが簡単にできるので、サイトの成約率をあげるのにとても役立つ。

一度このツールの使い方を覚えてしまうと、二度とグーグル様に足を向けて寝る事はできなくなるだろう・・・

※A/Bスプリットテストとは?A/Bスプリットテストとは、同じサイトのある一部分を変えたものー例えばヘッドラインなどーをAパターン、Bパターンと分けて、そのサイトに来た人の半分の人にAパターンを見せて、残り半分の人にBパターンを見せて、どっちのパターンが反応が高いか見極める方法。とても簡単で信頼できるテスト法。

さて、テストをするためにはある程度のアクセスが必要だ。そのアクセスはどうやって集めよう?恐らくテスト用に最もいいのはPPC広告だろう。コストもかからないしスグに一気にできる。ただ、PPCはぶっちゃけ知識がある程度は必要なので、簡単にメルマガ広告とかでやってもいいかもしれない。ここは、あなたがどの分野が得意かによる。

とにかく、広告の方法については、次のステップ#4で紹介しよう・・・

次を楽しみに待っててね!

小川忠洋 

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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