From:小川忠洋
From:小川忠洋
大阪のスタバより、、、
「もしかして、子供の頃に何か悪いことあった?」
「何か、親との関係で何かあったとか、、、」
「いやいや、なんにもないです!」
何日か前の話。あるセラピストと話をする機会があった。彼とはまだそんなに親しい間柄ではないんだけど、こんな事を言い出した。いやいや、ないって。別に、、、すくすく育ってきたから。。。と言いたくなった。
だって、この話になったのも「最近、目がかゆい」って話を僕がしたからだ。目がかゆいのは、明らかに幼少時代とは関係ないと思うんだが、、春先だからだと思うんだが、(皮膚科の先生によれば、季節の変わり目にはアレルギー系の反応が出やすいという)そのセラピストはどうもそれが、幼少時代のトラウマか何かだと思っているようだった。。。
いや、正確には「そう思いたい」と言った方がいいかもしれない。彼と話しながら僕は、ダン・ケネディが言っていた言葉を思い出していた…
「ハンマーを持った人間には全ての問題は釘に見える」
つまり「ハンマー」と言う解決策を持った人間は、全ての問題はハンマーで叩けば直ると思いがちだという事。これはビジネスで成功した人にとっては危険なサインだ。例えば、飛び込み営業で成功した人は、何か問題があれば「飛び込みすればいい」と思いがちだし、アフィリエイトで成功した人は「アフィリエイトやればいいんだよ」同じくPPCの人は「PPCだよ、LPOだよ」世の中全ての問題は「◯◯で解決するんだよ」と思いがちである。しかし、、、
僕自身も継続課金の商品をたくさん作って売ってきたから、「継続だよ継続」と言いがち。しかしビジネスはそんなに単純ではない。たった1つの究極のソリューションで全ての問題が解決するなんて事はない。。。実際のビジネスの問題解決はとても複雑で、一朝一夕でできるものではない。
どちらかと言うと、ドカンと一発で解決すると言うよりは、日々のちょっとした小さな小さなステップの積み重ねで問題は少しずつ改善していく。例えば、いま、ランディングページの改善(LPO)をやっているチームがある。LPの改善は、ちょっとした工夫を入れて、ABテストして、、、また、ちょっとした工夫を入れて、ABテストして、、、の繰り返しである。
そのちょっとした改善を何度も何度も繰り返していると、ある時、「その日」が来る。その日からパフォーマンスは急上昇して、安定したリード獲得ができるようになる。そして、ビジネスの安定度も上がる。
このチームが「その日」を迎えるためには、(残念ながらまだ迎えてない)ありとあらゆる事を試さなければいけない。そのためには、自分の頭のコンフォート・ゾーンから出て、普段は考えつかないような事までやらなきゃいけない。。。
大抵の人は一度、ある方法で成功してしまうと、それが上手くいったからと言う理由で、「これが答えだ!」と思ってしまう。それはつまり、それ以外の可能性を見ないという意味でもある。
冒頭のセラピストはどんな問題も「幼少時代」に結びつけたいようだ。同じようにわれわれも、どんな問題も「ハンマー」に結び付けたがる習性がある。本当は、釘のようでただの棒なんだけど、問題が釘に見えてしまうという事がある。
もちろん、ハンマーで叩いても、問題は解決しない事は言うまでもない。
あなたは目の前の問題をワンパターンな方法で解決しようとしてないか?目がかゆい時はセラピー受けるより、目薬さすほうがいいわな。
-小川忠洋
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