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40才以上のためインターネットマーケティング

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From:高橋大介

はじめまして。
株式会社ロックハート 代表の高橋大介と申します。

フィギュアスケートの高橋大輔選手と一字違い。
しかし、年齢にだいぶ開きがあります。
と言うのも、私は53歳の「巨人 大鵬 卵焼き」世代だからです。

オーバー40歳はインターネットが苦手?

そんな「人間50年」を過ぎたあたりなので、「インターネットって何それ?」という時代から、今日の急速なインターネットの普及・拡大も、リアルタイムで見てきました。

同世代には、「インターネットは若い世代のもので、どうも私は苦手だ。対面で話す人情的な商売がしたい」とおっしゃる方も大勢います。
私自身20年以上、自動車販売、英語教材販売、小売店店長、保険代理店等で泥臭いセールスを経験してきましたので気持ちはわかります。

それぞれの考え方次第なので、「それは間違っています」なんて言えません。

が、こんな話もあります。

あるテレビ番組で、82歳のおばあちゃんが仕事で「毎朝、インターネットを見ている」と言っていました。

そのおばあちゃんの仕事というのは、料理屋などで皿の上に飾るもみじ等の葉っぱを
集めて出荷することなので、毎朝インターネットでその日の葉っぱの相場を見ていたのです。

おばあちゃんは、この稼ぎで孫に家を建ててあげたそうです。

このように、私のような「巨人 大鵬 卵焼き」世代であっても、インターネットで売上を上げることは、やり方次第で実現可能なのです。

ただ、20代、30代には当たり前のインターネット知識や常識が、我々の世代の多くの人にとっては、ちんぷんかんぷんだったりします。
私もかつて苦しんでいましたから、よくわかります。

売れる仕組みを作る

さて、第一回目ということで前置きが長くなりましたが、今回から、インターネットが苦手な世代にもわかりやすく、商品・サービスを売るための方法を紹介していきます。

何の商売でもそうですが、お客さんが来てくれて初めて売上につながることはあたりまえのことですよね。

どのようにすればお客さんが来てくれるのか、ですが

あなたがもし玉ねぎ農家だったら、その市場で他に玉ねぎを販売している農家はいないか、どんな人に食べてもらいたいか、あなたの玉ねぎのウリ、お客さんをどのように集めればよいのか、などなど考えますよね?

自分の市場で、自分の商品・サービスを、いつ、誰に、どのような集客方法でお客を集め、購入してもらうには、どのようなことをすればいいのか、誰しも考えるところです。

必要なのは、あなた自身の売れる仕組みを作ることです。
では、何から手をつけるべきか?

競合相手を知る

まずあなたがすべきことは競合のリサーチです。

競合相手を知らずして、対策は立てられません。
あなたの商品・サービスの競合相手を知ることで、その相手を上回る手段を見つけ出すことができるのです。

あなたの競合相手はどこでしょうか?
それは同業者ではない可能性もあると気付いていましたか?

あなたがメンズ服販売店なら競合相手は同じメンズ服販売店だと分かります。
しかし、実は同業者ではない別の競合相手がいるかもしれません。
例えば、ヘアカット店、スポーツジム、日焼けサロン等、同じモテたいという欲求を満たしてくれる競合相手です。

もしかすると、服は買いたいけど我慢してその分のお金で温泉旅館に行く人もいるかもしれません。
メンズ服と温泉?
このように、「関係ないでしょう」と思われるかもしれませんが、あなたの競合相手は限られた予算で争っている業者も含まれている、ということです。

このように、あなたが競合相手に勝つためには、違う視点から競合相手をリサーチし分析することも必要です。
それにより敵を知り、敵を上回ることが可能になります。

実は、競合相手は3種類に分けることができます。

1 直接競合・・・あなたと同業者

例えば、あなたがオーダースーツ店なら、同じくオーダースーツ店

2 間接競合・・・あなたと商品、サービスは異なるが同じ問題を解決できるもの。
あるいは、同じ欲求を満たしてくれるもの

例えば、ダイエット食品とダイエット運動(痩せるため)。カツラと発毛剤(増毛のため)

3 予算競合・・・限られた予算で争っている別な分野

例えば、有名画家の絵画と有名ブランドウオッチ。自動車と宝石

競合相手は必ずしも敵とは限らない

ここで競合と言うと敵をイメージしがちです。
実際に敵としてあなたの商品、サービスの前に立ちはだかる競合相手もいるでしょう。

しかし、組める競合相手もいるかもしれません。
相乗効果が生まれ、お互いにWinWinの関係になることが実現するかもしれないからです。

それにあてはまる話があります。

3~4日前、私のクライアントでブライダル動画とウェブサイトの製作をしている社長と懇談していた時です。

その社長が、

「一年くらい前なんですが、ある飲み会に参加した時に、隣の席の方と気が合ってお互いに職業を聞いたんです。そうしたら動画スタジオの経営者だったんですよ、つまり同業者ですよね。
その方が動画製作と聞いて『競合相手か』と思ったけど、ピンと来て、こちらは動画スタジオを持っていないし組めたら面白いかも、と思いその方に一緒にやりましょう、と言ったんです。
その後、お互いに紹介し合うことができて売上も上がったんですよ。
今も続いてます、どこでどう繋がるかわからないもんですねえ」と。

あなたにも、このような経験はあるのではないでしょうか?

有名な『三国志』の赤壁の戦いも、敵対している国同士が互いの国の存続のため同盟を結ぶというもので、一時的ではあっても競合どうしが協力することによって相乗効果を生み、良い結果を残せた一例と言えます。

呉の君主、孫権は80万の兵を擁すると言われる曹操軍を前に恐れを抱きます。

しかし、部下の周瑜は「曹操軍は水軍による戦いに慣れておらず、土地の風土にも慣れていないので疫病が発生するでしょう。
それに曹操軍の水軍の主力となる荊州の兵や、袁紹を下して編入した河北の兵は本心から曹操に従っていたわけではないのでまとまりに欠け、勝機はこちらにあります」
と孫権に進言します。

そこで呉は、敵対国である劉備に孫権と同盟を結んで曹操と対抗するように説き、劉備は諸葛亮孔明を使者として派遣し孫権と同盟を結び、孫権は数万の水軍を劉備の救援に派遣しました。

曹操軍の船団は圧倒的な数でしたが、劉備と孫権の同盟軍の前に大敗を喫しました。

敵対国が協力したことによって、両軍が赤壁の戦いに勝利をおさめ曹操軍を撃破することができたのです。

柔道の創始者、嘉納治五郎が唱えた「自他共栄」という言葉があります。
相手を助け、高め合い、互いに栄えることを意味します。

競合相手に対し最悪の場合は戦うこともやむを得ませんが、その前にお互いが勝ちを得る方法が本当にないのか、そのことも考えてみる必要があります。

とはいえ、既に述べましたが競合相手がどこなのか、リサーチすることは重要なことです。

なぜなら、競合相手の販売価格やサービス、他に特別なサービスはないか、情報収集を詳しく行い分析することで、競合相手を上回ることができるからです。

あなたの「売れる仕組み」をつくるために是非実行してみてください。

-高橋大介



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