From:ハワードジョイマン
from 東京のホテルから
by ハワードジョイマン
私がお笑い芸人として活動していたころの話です。
お笑いライブがある時は、舞台の陰から、面白い漫才やコントを見て「すげ〜な~、なんであんなにウケるんだろう」と思いながら、面白いと感じたギャグなどをメモに留めて、ネタ帳を作っていました。
もちろん、先輩がノートをとっていたから私も真似をしていたのです。
いつものようにお笑いライブで他の芸人のネタを舞台袖で見ていた時の事です。
「ちょっと持ってて」
お笑いライブの会場にテレビ番組関係者の人が来たと聞きつけ、先輩はメモを書きとめていた手を止め、ネタ帳を私に渡し、テレビ関係者の人に挨拶に行きました。
そして、ふとノートに目をやると、、、驚きの事実に気付きました。
私自身はそれまで他のコンビのネタの面白いと思った一部分だけをメモっていただけなのです。
でも、先輩は、面白い漫才の「全て」を書き出していたのです。
不思議に思ったので戻ってきた先輩に聞いてみました。
「先輩、これ、、、なんで全部書き出しているんですか?面倒くさくないですか?先輩、そんなことしなくても、漫才ものすごくウケてるじゃないですか!」
先輩「バカだな~お前、面白い漫才を作るのにゼロから面白いことをしようって考えてるだろ」
「そうじゃないんだよ。ゼロから考えるのはバカがやることだよ」
「ウケる漫才っているのはネタが大事じゃないんだよウケる構造が大事なんだよそれを真似するんだよ」
そこで初めて気付いたんですが、、、
先輩達の漫才は、ネタだけを変えて構成はそのままに、漫才をしていました。
だから、お客さんからは全く違うネタのように見えて大爆笑をとっていました。
ようは医者と患者という元ネタがタクシーと乗客のネタに変わっていたので、お客さんは気付きません。
でも、その構成は全く同じだったのです。
ネタ自体をパクらず構造をパクる。
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実は、これが大事だったんです。
あれから月日が経ち、私は今、店舗経営者の集客方法のサポートをしています。
お笑いから店舗経営の舞台に私の活動は変わりました。
でも、店舗経営でも大事なことは変わりませんでした。
集客できているチラシ売れているホームページ高くても売れている商品POP
言葉尻や一部分を真似るのではなく構造全体を真似る。
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それが売上を伸ばす最短最速の方法であり、ビジネスで成功している経営者の多くがやっている【暗黙のルール】なのです。
あなたはうまくいっている販促物の構造を真似ていますか?
あなたのお店が圧倒的に繁盛することを応援しています♪
ーハワードジョイマン
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