From:寺本隆裕
大阪の自宅より、、、
「リピーターさんの対応に忙しすぎて、新規顧客獲得するヒマがないんです」
先日東京のビジネススクール・マーケティングコースに参加した時の話。
とある経営者がこんなことを僕に話してくれました。
彼はとある店舗型のビジネスをやっているのですが、やりかたがとてもうまく、彼の店は1店舗あたり、業界の平均の3~4倍ほどの収益をあげています。
しかも、その売り上げの大部分をもたらすのは既存客ですから、広告宣伝費も少なくて済み、大きな利益も残ります。
ダン・ケネディはいつも、「既存客へ売り込め」とアドバイスしていますが、彼はまさにその方法を徹底的に実行し、安定した利益を上げているのです。
新規の顧客を獲得するヒマがないくらい、既存客が繰り返し来店してお金を使ってくれる。
しかも月に2度も3度も。
「優れたマーケティングはセールスを不要にする。」
というドラッカーの言葉の通り、彼はほとんど売り込みをせず、リピーターが半自動的に「次」がやってくる。
そんな売れる仕組みを作り上げました。
そしてその繁盛している様子を見て、新規の顧客は新しくそこの顧客になりたがります。
最近では、新規顧客を取りきれないからという理由で、既存の店舗が入っているビルの別の階に、新しい店舗をオープンした、と言っていました。
とはいえ、限界はあるので、獲得できる新規顧客の数にも制限をつけなければいけません。
が、「新規を受け付けることができません」というメッセージが逆にまた、さらにその会社の顧客になりたいという欲求を強めるのです。
顧客が顧客を呼ぶ。そんな状態です。
これが、ダイレクトマーケティングです。
ダイレクトマーケティングを身につけるということは、顧客を、売上を、コントロールする力を付けるということ。
稼ぎたいな、と思ったらそうする。ちょっと休みたいな、と思ったらそうする。
その選択の自由を手に入れるということ。
さて、
あなたはこの力を身に付けたい?それとも??
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