From:小川忠洋
From:小川忠洋 ダイレクト出版
大阪のスタバより、、
『マジで!?そんなに反応あるの?』
先日、ある部門のマーケティング担当と話していた時の事。非常に驚きのデータを教えてもらった。。。
それは、その部門でプロモーションをしている人の集客方法はどんなものか?という話。というのも、オンラインで、ウチ(ダイレクト出版)のように、それなりにノウハウもあってリソースもあるなら分かるが、その人は、たった一人でビジネスをやっている。
その人は2000円くらいの低価格のセミナーで集客をして、10万円くらいの高額なコースに入会してもらう、というモデルでビジネスをしている。本を書いてはいるので、それなりの知名度はあるが、もちろん全国区ではない。
そんな人が一人でどうやってセミナーに毎回毎回、集客するのか?ハッキリ言って今、インターネットでビジネスをやるのは以前ほど簡単ではない。PPC広告を出すのだってかなり専門的な知識が必要だし、セールスレターを書くのも大変だ。それなりのチームがなければ、一馬力ではなかなか難しい。
しかし、彼のビジネスはそれなりには回っていた。どうやって集客していたのだろうか?答えは簡単。地方のミニコミ誌のようなものに広告を出していたのだ。これに広告を出すと、かなり反応がよくROIが1000%くらいになるそうだ。(ROI:投資費用対リターン)
ミニコミでそんなに反応あるんか…
と、インターネットばっかりやっている僕は驚きを隠せなかった。あるコンサルタントも、FAXDMで集客して、同じモデルでそれなりのビジネスを作っている。恐らく彼のビジネスからすればインターネットなんてごく小さい部分だろう。。。
ネットを使っていると、インターネットの効率の良さ、便利さに酔ってしまって、他のメディアの事を忘れてしまう。ネットはバカでかいので、ミニコミのような小さなメディアの事をバカにしてネットばかりに目がいってしまう。しかし、、、
しかし、ネットは巨大なメディアであることは間違いないが、その巨大な世界の全てがあなたの見込み客にリーチしているわけではない。インターネットやソーシャルメディアが全てを飲み込むような感覚をぼくらは持ちがちだが、それは違う。
実際には、たくさんの古いメディアが生き残っている。そして、古いメディアは、インターネットよりも反応が高い事だってありうる。(雑誌がどんどん潰れるのは広告がどんどん引いているからだが、その引いていった広告のほぼ全てがイメージ広告でレスポンス広告ではない。これがポイントだ)
ミニコミにせよ、FAXにせよ、
昔からある古いメディアだ。
問題は、僕らが、デカイ魚ばっかり追いかけに行って、目の前にたくさん泳いでいる小さい魚を忘れがちだということ。小さい魚だって、集まればデカくなる。
小さい魚を追いかけるのは、デカイのを追いかけるのに比べれば、全然、退屈な作業だし、めんどくさい。だから、大抵の人はやりたがらない。しかし、大ヒットしている商品やサービスの広告はあらゆる所で見かけないか?
こんな(小さな)所にも!?ってなくらい、あらゆる場所に広告を出している。だから、ナンバー1になる事ができ、それを維持することができている。
教訓:見過ごしがちな小さな所が、実は価値がある
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