From:寺本隆裕
ダイレクト出版
大阪に戻る新幹線の中より、、、
「あれがいいきっかけになりました。ありがとうございました!」
先日、東京で開催したビジネススクールに行った時の話。
年末の【ザ・レスポンス】ゴールドの会合で話しをしたとある女性の会員さんが、少し興奮したような様子で話しかけてくれました。
彼女はマネージャーとして、どうすれば自社の売上をもっと伸ばせるか?
というヒントを探すために、ダン・ケネディからのメッセージの詰まったNOBSマーケティング・ニュースレターを購読し、この会合(ネットワークミーティング)に参加していたのです。
「値段が安すぎるんじゃないですかね?」
名刺交換をしながら売上アップの話をしている中で、僕は彼女とこんな話をしていました。
彼女がターゲットにしているお客さんにしてみれば、もっと金額を上げてもいけると思ったからです。そして提供できる価値ももっと高められると思ったからです。
それから数カ月後、彼女と【ザ・レスポンス】ビジネススクールで再会。
彼女は僕の顔を見ると、
「あれからお客さんのことをすごく考えるようになって、とてもいいきっかけになりました。ありがとうございました!」
と、とてもうれしそうな顔で報告をくれたのです。
その日はあまり時間がなく詳しく話を聞くことはできませんでしたが、
・自社が本当に提供しているものは何なのか?
・見込み客はどんな結果を求めているのか?
・高い価格に見合う価値を提供するにはどうすればいいのか?
・その高い値段の商品を買ってもらうためには、どんなマーケティングが必要なのか?
彼女はそれらを徹底的に考えるきっかけになった、というわけです。
実際、値下げすることは簡単です。
なぜなら金額の部分の数字を減らせばいいだけだから。1万円 と書いてあるところに横線を引っ張り、7800円と書きなおすだけだから。
でも、値上げすることは簡単なことではありません。
1万円 と書いて横線を引っ張り、 3万円と書きなおすためには、徹底的に考え、考え、頭を使わなければいけません。
自分がやるべきことがわかっても、実際に行動するのは少数派。
しかも「値上げ」というのは、「値下げ」よりも勇気と労力のかかる行動。
彼女はそれをやってくれました。
神田昌典さんは、
「真のライバルとは、あなたの耳と耳の間にある。」
と言いました。
つまり、考えないことこそが、最大の敵だということです。
彼女は最大の敵に立ち向かっている。さて、あなたは?
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