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100%検索1位に表示される方法

2011.12.2 | ,
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From:北岡秀紀

FROM:北岡秀紀

インターネットで検索すれば、何百万、何千万、何億という数のライバルのウェブサイトが出てきます。 お客さんに自社のサイトを見てもらうために、検索結果の一番上に表示されるようにしたいと多くの経営者が考えています。

各種データによると、 ・最上位に表示されるとクリック率が最も高い ・70%は1ページ目までしか見ず、思うような結果がなければ他のキーワードで検索する ・2~3ページ目まで見るのは20~30%程度である みたいなことがわかります。

数字の部分は調査方法によって変動はありますが、上位になるほどクリック率があがることは間違いありません。 そんなことは今更言うまでもなく分かっているからこそ、みんながSEO対策やアドワーズなどのリスティング(PPC)広告に取り組もうとするわけですが・・・

実は、そんなことをしなくても絶対に1位になる方法があります。

それが、あなたの商品名、サービス名で「指名検索」してもらうことです。 当然、そこにはライバルはいませんから、検索で1位になることが可能ですよね?

そこで重要なもの

その為に重要になるのが「ネーミング」です。 どこにでもあるような名前であれば、すぐに忘れられ、検索してもらうことができません。

・記憶に粘り付き、検索したいと思ったときにパッと頭に思い浮かぶ名前
・口コミしやすい、分かりやすい名前
をつけることが重要です。

確かに、多くの経営者の方とお話ししていると商品(サービス)名は、頭を絞りに絞って考え抜いています。 しかし、残念ながら、「検索のされやすさ」の観点で良いネーミングはほとんどありませんでした。

これは仕方がないことです。 なぜなら、商品、サービスには、(通常、ネーミングをする役割である)経営者の想いがたっぷりつまっています。 「こんな風に悩んでいるお客さんを救いたい」「この商品を開発(発見)した時に驚きを伝えたい」などなど。

その結果、こちらの伝えたい事ばかりを伝えてしまっていて、向こう側にいるお客さんの視点が抜けてしまいます。 当事者になってしまうとありがちな話ですね。

3つの要素

では、記憶に粘り着き、検索されやすい、口コミされやすいネーミングを作るために必要な要素は、たくさんありますが、まずは以下の3つを意識するといいでしょう。
 

1 短くする(略すと短くなる)

長くすると当然、覚えにくくなります。 ですから、短くしましょう。 日本語で言うと、3~5文字がマックスで、英語風に言えば2音節までに押さえることです。 (グーグルって日本語では4文字ですが、英語の音ではグーとグルで2音節ですね)

2 「ガ」「パ」のような濁音、破裂音が含まれる

あくまで音感的にですが、記憶に残りやすいようです。 確かに、ゴジラ、ペプシ、グーグル、モバゲーなんかはそうですね。  

3 他の商品がないこと

当然ですが、良い名前!と思っても、それで終わってはいけません。 実際に、検索をしてみてください。 他の人が同じ名前を使っていないかチェックしましょう。 競合ではなくても、同じ商品名があるとそれだけで上位表示が難しくなります。

もちろん他にもたくさんの要素があります。 3の要素は必須ですが、それ以外は頭の片隅で意識する程度でたくさん名前候補をあげてみます。 その中で、音読してみて、ピッタリなじむ感があるかどうかをチェックすれば良いでしょう。

そこでぜひ理解していただきたいことは、

近道はない

ということです。

名前を考える作業では、たくさんの名前候補をあげることは避けられません。 何十個、何百個、時には何千個と候補をあげるという気が遠くなる、そして頭を絞るような作業が必須です。 その中から良いものをひとつ選びぶわけですが、全部がダメだということがあります。

例えば、私が主宰する情報サイト「オクゴエ!」なんかは、ある日の小川さんと寺本さんとの会話の最中に思い浮かんだのですが、それ以前に半年間、コンセプトとネーミングを考え続けていたという現実があります。 考えて考え過ぎて、考えるのがイヤになった時期もあったくらいです。

でも、そのおかげでサービスインして、まだ2ヶ月も経っていませんが、自己紹介すると「あ、オクゴエ!の」と言ってもらえるようになりました。 また、たぶんあなたもご存知の超有名企業からありえない金額でコンサルティングのオファーをいただいたりしました。(弊社の方針で泣く泣くお断りしましたが) また、アクセスの検索キーワードもサイト名での比率が異常に高く、ネーミングの力を数字でも証明されたと思います。

これを長期的に見た場合、売上への貢献度は相当高いのがお分かりいただけると思います。

要するに、名前をつける作業というのは、気が遠くなるほど大変な作業ではありますが、その価値はある、ということです。 次、何か商品、サービスを出す時は、その成功イメージが湧いてくるまで名前にこだわってみてください。

注記: 勘違いしないでいただきたいのですが、SEOもPPCも必要ない、という事ではありません。 あくまで名付けの重要性をお伝えしたまでです。 しかし、名前をうまくつけるとSEOやPPCでアクセスしてきたお客さんにプラスの影響があることは、お伝えするまでもありません。

追伸

「お宅の会社名、商品名で上位表示します」 というSEO業者には気をつけてください。 通常、競合がなければ、勝手に一位になりますから(笑)

逆に本当にSEOをしなければ上位表示できないなら・・・ そのネーミングは間違っているということです。

追追伸

12月15日(木)19時からB2Bビジネスのための、無料ウェブセミナーを開催します。

「年商1億円以下のB2Bビジネスの社長・経営者として」あなたが今一番聞きたいことや困っていることはなんでしょうか?

いただいた意見を参考に、ウェブセミナーのテーマや内容を決めたいと思いますので以下ページからコメントのほうをお願いします。↓

https://www.theresponse.jp/B2B/webinar/

ー 北岡秀紀

【邪魔の入らない週末こそ!社長のためのアクションプラン】

現状の商品で名前を変えられないか考えてみましょう。

その商品の名前候補を20個くらい作ってみてください。 その名前を採用する必要はありません。

ネーミングのプロセスを体験する、あらためて商品を見直すということに価値があります。

北岡 秀紀

マーケティングコンサルタントであり、コンサルタントを指導するコンサルタントでもある。これまで約900以上のクライアントのコンサルティングを実施し、数々の店・中小企業・オンラインショップの売上改善を果たす。その成功率は91.7%を誇る。(2011年10月現在)単に机上の空論ではなく、「自身で実証済みのノウハウだけを伝える」ことを信条としている。年商1億円を突破したい社長向けの情報サイト『オクゴエ!』を主宰。また、自身のノウハウを受け継ぐコンサルタントを育てるプログラムを主催しており、一人あたりの参加費は350万円という超高額にも関わらず、申込が殺到。参加希望者の77%以上を断っている。

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