From:北岡秀紀
FROM:北岡秀紀
先日、私が独自で出しているメルマガの大半がお客さんのもとに届いていないことが分かりました。
受信ボックスではなく迷惑メールフォルダに入ったり、ひどいものは直接ゴミ箱行きになっていたり、さらに全く届かない・・・という事態になりました。
インターネットでビジネスをしている人からすると、これがどれだけ恐ろしいものかわかると思います。
お客さんにこちらのメッセージが届かない訳ですから。
しかし、メッセージを見てもらえなければ、本当は買ってくれるはずだったお客さんまで買ってもらえない・・・ということになります。
数百万円以上の損害!?
会社によっては、倒産してもおかしくないでしょう。
幸い私は、インターネットがメイン事業ではありません。また、別のメール配信システムでのメルマガ配信に変更して無事届くようになりました。
なので、致命傷にはなりませんでした。
とはいえ、それに気付くまでに数日はありましたから、その機会損失は数百万円になる可能性も(考えたくないので計算していません(苦笑))
私がインターネットだけでビジネスをしていたら、今頃、首をくくっていたかもしれません。
もしあなたがインターネットだけでビジネスをしているなら、メールが届くか届かないかは生命線です。
この処方箋として、長期的にはインターネットのみに頼る集客からは脱却すべきです。
とはいえ、短期的にそれは難しいでしょう。
ならば、どのようにすれば、メールがお客さんに届かない!という事態を防ぐことができるのでしょうか?
たくさんのテクニックや方法はありますが、とりあえずこの6つを日頃から実践しましょう。
1 定期的に配信する
メルマガは定期的に配信しましょう。
できれば、週1~2回以上。
あまりに間隔が空き過ぎると、メルマガ登録した方が「登録した記憶がないなぁ」となってしまいます。
ほとんどはゴミ箱行きですが、中には「迷惑メールボタン」をポチっと、されてしまいます。
これが積み重なると、あなたのメルマガは迷惑メールと判断されてしまいます。
2 差出人名をわかりやすく/おぼえやすく
メールの振り分けをするときに、差出人を見て、「これは優先して読もう」「これは後で」と決めていないでしょうか?
ですので差出人名は相当、重要です。
ほとんどの読者の方とは直接会ったことがないわけですから、なかなか名前を覚えてもらうことができません。
なので、差出人名は分かりやすく。そして、覚えやすく。が鉄則です。
このメルマガ(ザ・レスポンス)の場合、下記のようになっています。
小川忠洋【ザ・レスポンス】
クドケン【ザ・レスポンス】
北岡秀紀【ザ・レスポンス】
【ザ・レスポンス】を共通していれることで、わかりやすくしています。
ちなみに、複数の執筆者が存在するけれども、担当が入れ替わる可能性があると言う場合、アバターを作るという手もあります。
全員が、そのアバターになりきってメルマガを書きます。
また、個人名で出す場合のちょっとしたテクニックとして、ひらがなにするという手もあります。
きたおかひでき
ほとんどの差出人は漢字の方が多いので、これだけでインパクトが出ます。
3 グレーゾーンのキーワードは避ける
薬事、アダルトに解釈されそうなキーワードをメールに入れるのは避けましょう。
該当キーワードが入るだけで、迷惑メールフォルダに入る可能性があります。
アダルトを想起させるような言葉を件名に使って、開封率をあげるようなことをしていますが。。。
個人的にはあまりオススメできません。
4 ガンガン配信解除してもらう
メルマガの配信解除URLはわかりやすいところに配置しましょう。
読みたくないと思ったら、すぐに解除できるように。
解除して欲しくないからと、見えずらいところに配置する方や配置しない方もいますが・・・
解除ボタンに気付かないから「迷惑メールボタン」をポチっと・・・という結果になります。
読まない人は、当然、商品も買ってくれませんから、どんどん解除してもらいましょう。
5 届いているかチェックする
基本中の基本ですが、メルマガを配信したら届いているかをチェックしましょう。
最低、Yahoo!メール、Hotmail、Gmailのシェアの高いフリーメールは、自分でもアカウントを取って、届いているかをチェックしましょう。
ちなみに、私はこのチェックをするような仕組みを社内で構築していました。
しかし、プロジェクトが複数重なり、社内がてんてこ舞い。チェックを怠っているうちに、いつの間にか「届かない!」という事態に陥っていました(苦笑)
あなたはそんなことないように気をつけてくださいね。
6 結局はIPアドレス
なんだかんだ言いましたが、迷惑メールに入るか入らないかを決める最大の要素はIPアドレスです。
IPアドレスとはメール配信するサーバーの識別番号とでも思ってください。
要するに、「この識別番号のサーバーから送られてるメールはスパム」と判断されてしまえば、お客さんのところにメールが届かないということになります。
レンタル型のメール配信システムの場合、自分は真面目にメルマガを書いていたとしても、同じ識別番号のサーバーを使っている人がスパム的なことをしていたら・・・あなたの道連れになる可能性があります。
実際、私のメルマガが届かなくなった理由もおそらくこれだと思われます。
なので、複数のメール配信システムを使う。
スパムを送るユーザーに厳しい措置をとるメール配信システムを使う。
以上6つのポイント、改めてチェックしてみてください。
インターネットでビジネスをしているあなたに取っての生命線です。
慎重に慎重を期して取り扱うべきです。
【邪魔の入らない週末こそ!社長のためのアクションプラン】
あなたのメルマガはお客さんに届いていますか?
改めてチェックしてみましょう。
ー 北岡秀紀
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