From:小川忠洋
大阪のスタバより、、、
今、妻のランが第2子を産んだので実家の沖縄に帰っている。別居しているわけではない・・・(笑)なので、週末は沖縄。平日は大阪、あるいは東京。という暮らしをしている・・・
これが、なかなかしんどい。以前、”法人税が分かれば会社のお金のすべてが分かる”の著者である奥村さんに『慣れれば楽ですよ』と言われたが、まだ体が慣れていないのか、疲れがたまる。
(が、沖縄に行くのは楽しい。ランの実家が沖縄だったのはラッキーだと思う♪)
家族と離ればなれになると、つくづく感じる事がある。それは、いかに家族が自分の支えになってくれているかという事。もちろん、妻と二人の子供がいると、自分の時間なんてほとんど取れない。だから、一人になって開放感を感じるのは、言うまでもない。
ヨッシャー!一人だぁー!
しかし、こんな解放感は長くは続かない。計測してみたところ、一人になって1日目は解放感があるものの、2日目からは、解放感は全くなくなる。仕事のパフォーマンスも落ちて来ているように感じる。社長、起業家というのは基本、ワーカホリックである。だから、家に帰らなきゃ・・・という制限がないと、ひたすら仕事をし続けてしまう傾向にある。
なので、一人になったら寝る寸前まで、何かやっていたりとか何か読んでいたり、、とかそんな感じになってしまう。結果的に良質な睡眠や精神的な休息が取れず、パフォーマンスは下がる。食事も、外食が多くなるので、こってりしたものが増えて、栄養バランスが崩れ、エネルギーが十分に取れなくなる。
そうして、いかに自分が家族に支えられているのかを感じる今日この頃。自分が家族を支えていると思いきや、家族が自分を支えているという事に、はっと気づかされる。
休息は成果を上げる
何のリサーチか忘れたが、週に2日間きちんと休息を取っている人と、ぶっ続けてやっている人の仕事の成果を比べたら、休息を取っている人の方が、はるかに仕事の成果が大きかったという。働いている時間は、ぶっ続けの人の方がはるかに多いにも関わらず。
ワーカホリックの我々は、基本、働きすぎる傾向がある。それに歯止めをかけてくれるのが、家族の存在である。家族はあなたにいい意味でブレーキをかけてくれて、いい意味でエネルギーを補充してくれる。
もったいない。もっと働きたい。と思うかもしれない。しかし、エネルギーの低い状態でいくら時間を投入しても、結局は、たいしたパフォーマンスは発揮できない。それよりもエネルギーを補充した状態で時間を使った方が何倍も何十倍も成果があがる。
もちろん、働きすぎる時期も必要だ。
例えば、会社がある程度、軌道に乗るまでは死ぬほど働かなきゃならないだろう。例えば、自分のスキルがまだまだの場合は、死ぬほど学んで、死ぬほど実践しなければいけない。ここでサボったらいつまでたっても二流のままだ。
飛行機が、最も燃料を消費するのは、離陸の時である。
新しいスキルを身につけたり、新しいプロジェクトを軌道にのせる時に、最もエネルギーが必要なのはスタートの時。その時は、人の何倍も働かなきゃならない。その時に、平均的にしかやらなかったら、飛行機は離陸することはできない。
だから、もう一回、離陸しなければいけない。また普通の努力、離陸失敗、また普通、離陸失敗、、、、結局のところ、最初に一気に集中してエネルギーを投下して努力している方が、トータルでは楽になったりする。
なので、もしあなたがまだ離陸のステージにいる。離陸していない、、、と感じているなら、ある程度の犠牲をはらっても、仕事に集中する必要はある。
しかし、あなたがもう離陸は終わっていると感じるなら、、、僕が受けた最高のアドバイスをあなたにも送ろう。
最高のアドバイス
この仕事人生の中で、自分のキャリアの中で、最高のアドバイスは、ロイスからもらった。それは、、、
『仕事と家庭を選ぶ時があったら、常に家庭を選択せよ』というもの。忘れてはいけないのはロイスクルーガーって人は、多国籍企業で世界で最高の研修会社フランクリンコヴィー社の創業メンバー。売上700億円の企業を作った人である。そんな人が、仕事と家庭があったら家庭を選べという。この言葉は重い。
人生で大切なものは、売上じゃない。店舗数でもない。会社の規模でも、コンバージョン(成約率)でもない。
ー小川忠洋
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