From:山田光彦
5月8日。
Yahoo!プロモーション広告で、アフィリエイトサイトを広告に出すことが禁止されると発表されました。
※YAHOO!JAPAN プロモーション広告のサイトより
レスポンスを読んでいるような、しっかりした事業をやっている人にはほとんど影響はありません。ですが、、、
このニュース一発で、PPCアフィリエイトをやっているほとんどの人が死亡することになる、、、と、結構大きな衝撃が走っています。
というのも、Yahooだけはなく、GoogleでもPPCアフィリエイトはできるのですが、、、
Googleの方が審査が厳しく、事実上、PPCアフィリエイトはほぼできない状況のようなんです。
しかも、禁止になるのは、6月3日から。
なので、PPCアフィリで月100万以上稼いでいた人が、6月3日から突然、収入がゼロになるなんてことも起きるでしょう。
少し前には、LINEの大幅値上げもありましたし、インターネットマーケティングの世界の変化の速さがよくわかりますね。
「ビジネスの最悪の数字は1」
By ダン・ケネディ
というケネディの言葉にもあるように、収入源をPPCアフィリ1つにしておくのではなく、別のアフィリ方法などの別の収入源を作っておくという方法もありますし、、、
「群れを作れ。群れに投資しろ」
というように、PPCアフィリエイトのように顧客リストがまったく作れないやり方ではなく、顧客リストがしっかりと作れるようなビジネスモデルに変えたり(顧客リスト=群れ、みたいな感じで思ってもらえればだいたい合っています)、、、
と、ケネディは、いろんな対策を教えてくれています。
なので、僕はこういう事業基盤を強くするような対策とは別の視点。あなた個人としてどういう対策をすればいいか?みたいな話も追加でお話ししておくと、、、
ある一流カメラマンの方に話を聞いたんですが、フィルムカメラしかなかった時代からデジタルカメラが登場した時、カメラに関するかなり多くの技術が価値を失った、と。
たとえば、ピントをうまく合わせるとか、いい感じに現像したり。カメラ時代を扱うのが難しかったので、カメラを使いこなす能力がフィルムカメラしかない時代には大切だったようなんです。
ですが、デジカメが出てきたことで、これらの技術はまったく意味がなくなりました。
ピントは勝手に合わせてくれるし、現像なんて必要ない。そうなると、当然ですが、これらの技術はほとんど意味がなくなったんです。
ですが、一方で生き残った技術もありました。
生き残った技術というのは、いい写真とはどういうものか?どうやったらいい写真や人を感動させるような写真を撮れるのか?
といったもの。これらの技術はフィルムカメラから、デジタルカメラに変わったからといって価値が減ることはなかった、と。
カメラが進化したことによって、消える技術と消えない技術。その違いは何か?
それは、ピントを合わせるとか、そういったものは、カメラに関する専門的な技術だったのに対して、人を感動させる写真をどうやって撮るかというのは、、、
「人に対する技術」
だったということです。
絵とかも写真が登場したことによって、ほとんど意味がなくなってしまいました。ですが、人を感動させる絵というのもは、今でも超高額で取引されていますよね。
ダヴィンチとか、ピカソとか、ゴッホとか、信じられないぐらい高額で落札されたという話がたまにニュースで取り上げられますよね。
これを最初に話をしたPPCアフィリエイトの話に当てはめてみると、PPCアフィリエイトを実行する上で必要な技術はいくつもあります。
たとえば、PPC広告に出向するための技術や商品を選ぶ方法などなど。
その中でPPCアフィリエイトをするために、広告出稿ではこういう風に設定する必要があるとか、PPCアフィリでうまくいくサイトのパターンはこういうものがある、、、といったものはほとんど価値がなくなってしまったでしょう。
僕は、PPCアフィリにそんなに詳しいわけではないですが、結構、PPCアフィリでしか使えない技術が多いんじゃないかな、と思っています(間違っていたら、すいません)。
なので、ここで培った技術を元に別の事業をサクッと立ち上げるみたいなことは、難しいんじゃないか、と。
ですが、一方である仕事をする上で、人に対する技術が大きく必要なら、その技術が必要なくなるという可能性は低いでしょう。
人の心理というものは、10年、20年で変わるものではありません。それに、フィルムカメラがデジタルカメラに変わってしまうように、アナログ人間からデジタル人間に変わるみたいなことも起きないですよねw
それに、ビジネスの目的はず〜〜っと前から顧客の生活を向上させたり、顧客の心を満足させたりするということには変わりません。
なので、ビジネスをしている以上、人に対する技術というのが使えなくなるということは、考えにくいんです。
だからこそ、人の心理を扱うセールスライティングやマーケティングは価値が下がったりしないわけです。今とは別の形になったとしても、、、です。
なので、個人で身につける技術という観点で見たときに、時代の変化が起きたときにも生き残る技術を身につけるなら、、、人に対する技術を身に付けるのが、いいと思うのですが、、、
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-山田光彦
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