From:北岡秀紀
生産性をどうやって測るか?って考えたことあります。
これが、よく考えると結構難しい。
「時給」というのはひとつの手ですが、時給計算しやすいのは売上をあげる仕事だけで…
それ以外の仕事をどう時給換算するのかという問題が起こります。
意識としては「時給」を考えることは重要。
私もそれを推奨していますが…生産性を測る道具にはなりません。
では、スタッフひとりあたり粗利?
確かに生産性を測定する方法であることは間違いありません。
そして、私の場合、最も重視している指標でもあります。
が、これはあくまでも結果論。
この数字は簡単には改善できないんです。
測定するだけであればいいんですが、ビジネスの改善にはつなげにくい。
私は
「最重要目標に対する行動を何時間使ったか?」
ということを測定するのがいい、と思っています。
理由は3点あります。
まず時間は測定が可能であること。
何時間使ったかというのは、客観評価が可能です。
本当は没頭した深さも大切なのですが、これは計測できませんよね。
けれど、自分の中で集中できたかどうかという評価はできるはず。
なので、集中できた時間が何時間だったのかと考えてみます。
そして、改善しやすいというのが2つめ。
「今日、使えた時間は1時間だったな。明日は2時間にしよう」とすぐに次の行動に反映することができます。
そして、3つめ。
これを測定するために最重要目標を明確にする必要があること。
色々な目標を持っている人は多いですが、「たったひとつ、これだけは達成すべき目標」を決めている人は少ないものです。
結果、仕事の選択と集中が進みうまくいく可能性が高まります。
では、最重要目標とはなんなのか?
単なる売上や利益を目標にするのではなく自分が普段やっている仕事の一段上の仕事と考えてみてください。
つまり、毎月の売上を追うのに必死であれば3ヶ月後の目標を最重要目標にする。
3ヶ月単位でビジネスを考えているなら1年単位で。
1年単位で仕事しているなら3年。
いつもやっている仕事は意識せずともやります。
だから、いつもの一段上の仕事に時間を意図してやる。
これだけであなたの会社が一段上にあがる確率は大幅に上がります。
ちょっとした考え方の差なんですが。。。
めちゃくちゃ使えます。
生産性の計測とともに試してみてください。
-北岡秀紀
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もしあなたが、これからお話する3つの兆候に当てはまるのであれば、
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