From:藤岡将貴
少し前の話ですが、こんなBluetoothのイヤホンを買ったんです。(Bluetoothのイヤホンとは、スマホやパソコンで音楽を聴くための無線のイヤホンのことです)
Bluetoothのイヤホンは、数年前に一度使っていたことがありました。でも、Bluetoothのイヤホンは充電式なので、突然充電が切れたら使えなくなることがたびたびあって。それが嫌で、結局、使わなくなってしまって。その後はずっとイヤホンジャックに挿して使う、普通の有線のイヤホンを使っていたんです。
でも、今回、ある理由で再びBluetoothのイヤホンを買うことに。というのも、昨年、iPhoneを最新のものに買い換えたんですが、そしたら、イヤホンジャックがなくなっていて。イヤホンの仕様が変わって、充電器を挿すところと同じ穴に挿すことになっていたんです。(さすがアップル。容赦なくインターフェースを削ってきますよね^^;)
つまりどういうことかというと、、、今まではイヤホンで音楽を聴きながら同時に充電もできていたのができなくなってしまった…長時間音楽を聴いていると、すぐにバッテリーがなくなってしまう…ということなんです。
これは困った。ひとりで仕事中は基本音楽(というか、仕事に集中するための音声)を聴いている僕にとっては大問題です。
そこで今回、仕方なくBluetoothのイヤホンを買うことに。インターネットでいろいろ検索したり、こういったアイテム系に詳しい同僚に聞いたりして、これを買ったんです。
でも、やっぱり充電式です。常にバッテリーの残量には気を遣わないといけません。と買う前は思っていました。。。でも、このイヤホンの”ある機能”のおかげで、以前のようにバッテリーの残量を気にすることもなくなり、突然充電が切れて使えなくなる、ということもなくなったんです。それはどんな機能かというと、、、
「もうすぐ充電が切れるよ」と音声で教えてくれる、というものだったんです。
なんて素晴らしい機能でしょう!当たり前ですが、イヤホンは常に耳に挿していますから、音声案内を聞き逃すことはありません。確実に残量が少なくなったことを知ることができる、というわけです。
音楽を聞いている時に、この音声案内が流れたら、早めに充電するようにすることで、以前のイヤホンの時にあった、突然バッテリーがなくなって使えなくなるストレスや、ちょこちょこバッテリーの残量を気にしないといけない面倒臭さがなくなって、スッキリした、ということなんです。
そして、この音声案内にすることで、もう1つデザインの面でも、このイヤホンを魅力的な商品にしていると思うんです。例えばスマホなど、バッテリーの残りの容量は画面に表示されるものが普通よくあると思います。でも、これは、音声で教えてくれるから、画面表示は必要ありません。だから、再生・早送り・巻き戻しの3つの小さなボタンだけで済むので、操作部分はシンプルでコンパクトにまとめることができています。
このイヤホンを見て、デザインとはこうあるべきだ。シンプルさと便利さを兼ね備えるのが優れたデザインではないか。と思ったんですね。
最近読んだ日経ビジネス(2018年12月3日号)に、こんな記事がありました。セブンイレブンのコーヒーマシーンのデザインが新しくなった、と。従来はレギュラーサイズ(R)とラージサイズ(L)の2つのボタンがあって、自分が買った方のサイズのボタンを押す、というものでした。
でも、RとLを間違えて押してしまう人が多かったらしく。(たしかに「レギュラー」と「ラージ」は、どちらも”ラ行”なので、間違えてしまうかもですねw)クレームにもなっていたようなんです。それで、サイズを自動的に判断してコーヒーを注いでくれるようにして、こんなふうにデザインと機能を一新。これで、RとLのボタンもなくなってスッキリ。間違う人もいなくなった。ということなんです。これもまさに、シンプルさと便利さを追求した結果と言えるでしょう。
出典:日経ビジネス2018年12月3日号
シンプルさと便利さ。これはなにも商品だけの話ではありません。セールスページもそう、ホームページもそう、注文用紙もそう。お客さんが触れるすべてのものにシンプルさと便利さは求められます。それによって、お客さんの満足度があがったり、売上が増えたりするものです。あなたは大丈夫でしょうか?改善の余地はないでしょうか?使いやすいか?わかりやすいか?一度、ご自分で見直してみたり、お客さんに聞いてみたりしてはいかがでしょうか?
-藤岡将貴
PS.充電切れの前に早めに教えてくれるようになったとは言え、充電中は音楽を聞けないのは変わりありません…なので、この同じイヤホンをもう1つ買ってローテーションさせようかと検討中です^^
今度は小川に左腕もやられた山田…
両腕ギブス姿になった山田は、
小川にやり返そうと企んでいるようです。
もし、あなたが、山田の逆襲に
加担してくれるというなら…
山田からあなたにお願いがあるそうです。
↓ ↓ ↓
山田のお願いはこちら
*公開は2月25日(月)まで
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