From:北岡秀紀
修学旅行のグループ决めのとき、グループが決まらずポツンとひとりぼっちになっている子っていましたよね?
これ、私です(笑)
高校時代、私はイケてないグループに属していました。
同じクラスには友達すらいませんでした。
結果、班が決まらないという。
暗黒の高校時代でした。
このエピソードをクライアントの前で話すと、かなり多くの人が「私も!」という声があがります。
要は、そういうところから抜け出したいというコンプレックスから頑張っているというのが私であり私のクライアントだったりするわけです。
一方で、別のコンサルタントの方が主催しているセミナーで、この修学旅行のグループ决めの話をしても全くウケませんでした。
あとで話を聞いてみるとこの受講生の中学・高校時代はイケているグループや部活など何かに取り組んだ人たちでした。
このセミナーのテーマも集客。私のクライアントも集客を課題として私のところに来ていました。
全く同じテーマにも関わらず、学生時代のお客さんの背景が真逆だったのです。
(案の定、主催するコンサルタントは学生時代、イケてるグループだったそうです。)
私がクライアントを集める時に、イケてないグループに属していたなんて言ったことありません。
そもそも仕事の場でそんな話をする機会もないですから。
でも、結果としてそういう人が集まってきたというわけです。
もうひとりのコンサルタントも然りです。
全く業務とは関係のない部分でお客さんに不思議な共通点がある。
多くのクライアントを見ていると、こういうことが割とよくあります。
あるアロマセラピストのお客さんのデータを分析したら離婚経験者が7割だったり…
ある治療院でのお客さんの3割はある競技のスポーツの経験者だったり…
なぜかはよくわかりません。
でも、事実としてこういう偏りがやたらと生まれることがよくあります。
そして、この不思議な共通点を強調したりすることで、お客さんとの関係がグっと近くなったり、お客さんが増えたりします。
例であげたアロマセラピストは離婚経験者を集めたイベントで集客ができるようになり広告を全てやめなければならなくなったくらい。
治療院の方は、その競技に専門特化することで全国からお客さんが来るようになりました。(そして、予約はいっぱいです。)
あなたのお客さんの不思議な共通点を探してみてください。
それがあなたのビジネスを変えるきっかけになるかもしれません。
-北岡秀紀
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