From:西埜巧祐
「こんなんでいいんですかね?」
僕らのプログラムを実践して、成果が出たお客さんから、ぽろっと出た一言です。先日、東京出張でした。その時に、ある居酒屋にお邪魔しました。そこは、僕たちのお客さんです。「僕らの教材を実践して、成果が出ました」という報告を、僕個人にくれたのです。その方とお会いしたのは、2年前くらいです。その間、僕のことを覚えてくれていたようで、成果報告をしてくれました。
個人的に、とても嬉しかったです。なので、事例を撮らせてもらう打ち合わせをしに行く名目で、その方のお店に、ご飯を食べに行きました。もちろんお代は払いました。
カウンターは、常連の方がいっぱいいて、話せる状況じゃありませんでした。なので、一緒にいた仲間とご飯を食べながら、お酒を飲みながら、待ちました。カウンターが空き始め、余裕が出始めました。その時に、店長がこちらの方に来てくれて、話を聞くことができました。
マーケティングの素材を見せてもらいました。お客さんの情報をもらうために使った紙やチラシ。そして、来てくれたお客さんを常連にするための施策です(体験させていただきました)。確かに、カウンターに来てた人は、全員ファンみたいな感じでした。今まで見たことがない形の実践だったので、とても面白かったです。いろいろ話していて、出てきたのがこの言葉。
実践する時、見よう見まねだったそうです。もちろん、マーケティングについて、広告についてはほとんど知らない。とりあえず成果が出たものを、見よう見まねで実践していったとのことでした。マーケティングのツールも見せてもらいました。確かに見てみると、、、
「なるほどー。これいいですねー。面白いです」「こんな使い方をされているんですね」「これは、、、?」などなど、意外なものがたくさんありました。もちろん、誰かに見てもらったわけでもなく、自分で試行錯誤したものです。出すにあたり、いろいろな不安があったようです
とりあえず、悩んでいてもしょうがない。という事で、実践をしていかれたそうです。そうしたら、小さい成果ですが、着実に成果を出てきました。言われたことを細かく実践して、成果を積み上げていっていたのです。
「これでいいのかな?」
「このままやっていいのかな?」
「間違っていないか?失敗したら?」
という不安です。その不安がありながらも、恐る恐る実践し、成果を出されたのです。
もしかしたら、あなたもそういう不安があるのではないでしょうか?うまくいくとは言われたものの、思うように実践できない。これでいいのか・・?という不安。あなたが考えたアイディア、広告をテストして、”もし失敗したら、どうしよう?”・・・。
僕も、そういう経験はあります。失敗を喜んで歓迎できるほど、できた人間ではありません。やはり、失敗は怖いです。でも、この悩みについての答えはシンプルです。
そうやって悩むのであれば、やってみましょう。
「同じやり方は、同じ結果を生む。違う結果が欲しいなら、違う行動をするしかない」です。語源は、アインシュタインの言葉です。「同じやり方で、違う結果を望むことは狂気の沙汰」と彼は言っています。
新しい施策をするにせよ、何をするにせよ、失敗はつきものです。
でも、そこを怖がっていたら、何も始まりません。
テストし、失敗し、改善をする。このサイクルは、常に回していかないといけません。面白い話ですが、飛び抜けて成長している会社を調査した「ビジョナリー・カンパニー」によると、「飛び抜けた会社の要因は、小さい改善を回していたこと」と言っています。
何か決定打が出たわけではなく、小さいことの繰り返しによって、成功したのです。あなたが考えていること、テストしようと思っていることを、やらずにいたら、それは逆に危険・・・なわけです。
広告の見栄え、他の人にどう見られるか?は成功の基準ではありません。全ての基準は、数字です。冒頭で紹介した方も、広告の中身の質は気にしていました。でも、数字が明らかに上がっている。これを見て、成功かどうかを判断し、新しい広告、戦略を繰り返していました。人からどう見られるかは二の次です。そうではなく、数字で判断をしましょう。
そして、やる前の不安を気にするのではなく「Just do it」です。あなたの成果報告をお待ちしています。
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