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あなたは解ける?↓”釣り”に学ぶマーケpart2

2016.12.19 | ,
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From:西埜巧祐

クイズです。

この記事では、私はライターとして、あるまじき失敗をしています。

その失敗とは何でしょう?

失敗をしたからと言って、内容が悪いわけではありません。記事の内容は事実に基づいています。読んでいただいても分かる通り、マーケティングの話をしています。でも、失敗をしています。それは何でしょう?答えは来週の記事でお届けします。では、今日の記事をお届けしたいと思います。

先日、釣りをしてきました。結果はどうだったかというと、、、大成功です!僕は人生で初めて、魚を釣ることができました。釣った魚はすぐに天ぷらで揚げて、美味しくいただきました。以前は、全く釣れず、悔しい思いをしました。今回に関してはルンルンです♪まぁ本気を出せばこんなもんでしょう。年末の最後の記事がルンルンのものを出せて、本当に良かったと思っています。

まぁ自慢はさておき、今回は大漁だったのはなぜでしょうか?この答えは、マーケティング・販売を成功させる一番大きな要因につながります。

大漁のワケ

今回、大漁のワケを、マーケティングの観点で考えてみました。以前の記事でもお伝えしましたが、釣りとマーケティングは似ています。ダン・ケネディが言うところの、マーケティングを成功させる3つのM。マーケット、メディア、メッセージ。

これらを釣りで表してみましょう。餌はメッセージ(セールスレター)、メディアは釣竿(メッセージ/セールスレターを届ける媒体)。そしてマーケットは釣り堀、魚(お客さんや市場)です。

このメッセージ(餌)、メディア(釣竿)、マーケット(釣り堀・魚)。この3つのMが正しく揃った時に、マーケティングは成功し、お客さんが集まり、売上があがるのです。釣りで言えば、大漁になるワケです。

では、今回はなぜ大漁だったのでしょうか?実は今回は同じ餌、同じ釣竿です。マーケティングに直せば、同じメッセージ、同じメディアなわけです。唯一違うのは、マーケット(釣り堀、魚達)です。

成功の要因:腹ペコの魚達

今回違ったのは、魚・釣り堀です。魚の種類も違うのですが、これは関係ないでしょう。決定的な違いは、釣り堀にいる魚たちは、腹ペコだったということです。前回の記事の魚たちは、お腹がいっぱいだったわけです。餌をまいても全く反応しない。そういう魚たちでした。

今回の魚たちはとにかく腹ペコだったようです。餌をばらまいた瞬間、ワーーーーーーとよってたかります。釣り堀に餌をたらせば、すぐに食いついてくるのです。こんな簡単な話はありません。

今回、大漁だった理由は、”腹ペコの魚たち”というワケです。

マーケティング、セールスライティングの世界で有名な逸話

腹ペコの魚たちというと、ある有名なセールスライターが、こんな面白い話を残しています。あるセミナーの話です。そこで、有名なセールスライターがこんな質問を受講生に投げかけました。

「あなたがレストランを開くとする。もしたった1つだけ、好きな条件を選べるとしたら、何を選びたい?自分が好きなものを1つだけ、レストランの開店時に、選べるとしたら、何をする?」

こう質問をしたら、受講生からいろいろな答えがかえってきました。

・「世界一美味しい料理だ!」と言う人
・「売れる広告だ!」と言う人
・「効率的な設備だ」と言う人、、、

様々な意見がありました。でも、この質問をしたセールスライターの答えは、どの答えとも違いました。彼が言った答えは・・・

「私が欲しいものはたった1つ・・・それは、腹を空かした群衆(お客さん)だ」

と言ったのです。そのセールスライターは、どんなものよりも、腹ペコのお客さんが欲しいと言ったのです。極端な話、まずい料理でも、腹が空いていれば、お金を払ってでもその料理を食べたいと思うはずです。

違う例を出すと、もしあなたが砂漠にいて、喉がカラカラだったら?もしそこに、1万円の水があったとしたら?どれだけ高くても、その水を買うはずですよね。

今回の釣りで大漁だった決定的な要因は、”腹を空かした魚”が釣り堀にたくさんいたことです。そして、マーケティング・ビジネスの世界でも、腹を空かせたお客さんを集めることができれば、それだけで商品が売れるということです。

ここで考えたいことは2つです。1つ目は、腹ペコのお客さんをいかに集めるか?ということです。これは言わずもがなでしょう。2つ目は何か?この2つ目は、ほとんどの人は考えません。それは・・・・

腹ペコの状態を、いかに作るか?

と言うことです。ビジネスでわかりやすくいうと、お客さんが、”商品が欲しい!”という状態を作るためには、どうすればいいのか?お客さんに商品を見せた時、それがスッと売れてしまう状況をどう作ればいいか・・・ということです。

ピータードラッカーも、著書の中でこんな言葉を言っています。

「マーケティングの理想は販売を不要にすることである」
ドラッカー名著集13 マネジメント[上]より引用

どうやってそういう状況を作ればいいか?どうすればそういう状態を作れるのか?お客さんがどうすれば、商品を欲しいと思うか?それを考え、実践するのがマーケティングです。これをマーケターは考えるべきです。

今回、僕が釣りで大漁に釣れた成功要因は、腹ペコの魚たちが、大漁にいたことです。その状態でなければ、間違いなく失敗をしていたでしょう。マーケティング・ビジネスでも同じです。腹を空かしていなければ、商品は売れません。

僕たちマーケターの仕事は、腹ペコのお客さんを集めること。そして、その腹ペコの状態をいかに作るか?と言うことです。これは、2017年も考えるべきテーマになるはずです。どうやって実践をするか、ぜひ考えてみてください。

PS
さて、僕がした失敗は何かわかりましたか?ヒントは、マーケティング、セールスライティングに深く関わるものです。文法的なものではありません。

・・・答えは来週の記事で。どうぞお楽しみに。

西埜 巧祐

2012年にダイレクト出版に入社。1つの商品の販売プロジェクトで3000万円以上を売上げたり、企画したセミナーを告知後8時間で140名(満席)集客したり、年間120万円もするコンサルティングを満員にするなど、、高額商品・セミナーの販売で数々の実績を残す。また、自身が担当した高額セミナーの集客を毎回成功させ、その手順をマニュアル化。現在、それを使ってダイレクト出版の他のマーケッターも、セミナーの集客を行っている。現在は【ザ・レスポンス】のブランドマネージャーとして、プロモーションの企画、運営、商品の開発、人材教育を担当している。

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