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[写真付]↓この犬、かわいそう?

2016.8.30 | ,
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From:山田光彦

とてもかわいい、服を着た犬。
外を歩いているとき、たま~に服を着た犬を見かけることがあります。あなたもおそらく、一度は見たことがありますよね。

でも、この犬に服を着せること。これは、犬にとって迷惑で、かわいそうなんじゃないか、という意見もあります。軽くネットで調べてみたら、虐待じゃないか、みたいな意見もあるようなんです。

でも、一方で、、、

最近の犬は寒がりになってきているから、服を着せてあげたほうがいい。他人の洋服に犬の毛がつかないようにしたり、皮膚が弱い犬のためには服を着せてあげたほうが保護になる。みたいな意見もあります。

正直、僕にはどちらが正しいのか、よくわかりません。でも、僕は昔から、服を着た犬を見るたびに、こんな疑問を感じていました。

・なんで飼い主の人は、犬に服を着せたいと思うんだろう?
・どういう理由で、犬の服を買うんだろう?

僕は犬を飼っていたことはないんですが、猫を飼っていたことはあります。でも、ウチの猫に服を着せたいな、と思ったことはなかったんです。なので、なぜだろう、と疑問に思っていたんです。

そして、この犬に服を買う理由と、おそらく同じ理由でモノを買っている人を最近、見かけたんです。それは、お盆休みに僕が京都の実家に帰った時、僕の母親がモノを買っているところでした。

おばあちゃんが孫にモノを買う理由

というのも、この前のお盆に子供(僕の母親からすれば孫)を連れて、実家に帰った時。孫へのプレゼントの量がすごかったんです。

まずは、実家に帰った時にプレゼントが用意されています。孫は電車が好きなので、線路と動く電車がセットになっているおもちゃ、アンパンマンの財布などが入っていて、パンパンに大きくなった袋でお出迎え。

そのあと、一緒に買物に行った時には、孫が好きなガチャガチャをさせてあげたいから、という理由で、100円玉が大量に入ったアンパンマンの財布を孫に渡しているんです。たぶん、2,3千円ぐらいは入っていました。

ちなみに、僕の家では「お手伝いを1回したら、10円をあげる」ということを家でやっていたんです。で、10回お手伝いをして1回ガチャガチャできるというのを楽しみにして、お手伝いをしたりしていたんです。このルールをはじめた頃は、お金がたまったら、すぐにお金を使っていたんですが、最近すぐに使わず、お金を貯めるということを覚えてきたようでした。でも、まあそんなルールも台無しですw

僕が母親に「これ以上、おもちゃを買うな」と言っても「お父さんには秘密だよ」と約束して、おもちゃを買おうとすらしていました(いやいや、絶対バレるやん)。

この僕の母親の行動を見ていて、思ったこと。それは、孫におもちゃを買ってあげる理由と犬に服を買ってあげる理由はたぶん同じなんじゃないかな、ということです。具体的には、、、

自分の孫に対する愛情。犬に対する愛情。「◯◯のためにもっと何かをやってあげたい」「大切にしたい」「守りたい」。多くの人にとって、愛の感情がトリガーとなって、商品を購入しているんじゃないか、ということ。もちろん、実際に商品を買った人にリサーチをしたわけではありませんが、おそらく多くの人にとって、購入の一番の動機は愛情なんじゃないか、と思うんです。

(犬と人間を一緒にするな的な話はあるかもしれませんが、それは、ちょっと横に置いていただいて…)

そして、この愛は、本当にたくさんの商品の購入動機になっています。

たとえば、親の子供への愛でいくと、、

・自分の子供の将来のためにいい学校へ行かせてあげたい…
・健康でいられるように、健康的な食べ物を食べさせてあげたい…
・父親が死んでも暮らしていけるように生命保険に入っておこう…

などなど、、、愛が購入動機になっているものは、たくさんあります。(メインの購入動機ではないかもしれませんが)

それに、今は、モノは溢れかえっている時代ですから、こういった愛などの感情で商品を買うということがキーになることが良くあります。

わかりやすいので、よく例えに使っている、高級ボールペンのモンブラン。これは愛情ではないですが、ほぼ100%、感情で買ってしまう商品でしょう。僕もセールスライターだから、使っているものにはこだわらないと。そんな気持ちがでモンブランを買いました。でも、モンブランを使ったからといって、売れるセールスレターが書けるようになるとは思っていません。そんなわけないですからね。

でも、セールスライターだから、、、という謎の理由で買ってしまうわけです。もう少し具体的にいうと、セールスライティングに役立つとは思っていないけど、道具にはこだわりたい、という感情的な理由でモンブランを買っているわけです。

しかも、こういう仕組みだと頭ではわかっているのに、、、買ってしまうわけですw
セールスライターだから、こういう買い物をするもの勉強のうちだな、メルマガやブログの記事にも使えるし、、、と言い訳をしながらw

それに、婚約指輪や結婚指輪も、2人の愛の象徴というポジションになっているから、安い指輪を買うのに抵抗を感じる人もいるわけです。安い指輪だと、二人の愛情はそんな価値しかないのか、みたいな感じなんでしょう。

愛が購入動機なら、ビジネスは・・・

少し話がそれたので、元に戻しますが、購入動機が愛情かどうか知っているのと、知らないのでは、ビジネスのやり方が、おそらく変わるでしょう。その違いが、わかりやすく出るのが、広告などのメッセージです。

たとえば、「この健康にいい食べ物を、お子様に食べさせてあげるといいですよ」みたいな広告を書くこともできますし、愛情をアピールするなら「この健康にいい食べ物をお子さんに食べさせてあげることで、健康的な体の基盤を作ることができます。ですが、世の中に出回っている食べ物は体にいいとはいえないものがたくさんあります。そんな食べ物から、お子さんを守ってあげられるのは、ご両親しかいません」といった広告を書くこともできます(書いている内容は適当なので、ご注意を)。

もちろん、広告でこういうメッセージを書くなら、商品もそういう商品にしないといけなくなりますし、お客さんも愛情が深い人を集めることが大切になってくるので、ビジネスのいろいろな面が自然と変わってきます。それに愛情が深いお客さんをたくさん集めることができれば、商品の購入頻度や購入単価はかなり高くなるでしょう。なぜなら、商品を買ってあげることが愛情表現の1つと言っても過言ではないからです。

愛が購入動機なんだったら、どういう広告を書いていけばいいか、商品はどんなものになるか、などなど、、、こういうことを考えるのは楽しいですね~。スキルアップのためのいいトレーニングにもなると思うので、ぜひ、あなたも一度やってみてくだい。

マーケターやセールスライターはもちろん、社長さんにとっても、こういう意外なところから、自分のビジネスを成長させるキッカケが見つかることもあると思いますよ。

山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

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