From:ダン・ケネディ
前回の投稿で、タイトルの力についてお話ししました。本のタイトルが効果的であれば、中身を読まなくてもタイトルを見るだけで何か得られるものです。今回は、成功するために覚えておくべきことをいくつかご紹介したいと思います。
ダイレクトメールが「次に流行するもの」だとお伝えしたことがあります。たしかに、インターネットは収益性の高いメディアであることに変わりはありませんので、力を入れなければなりません。ただ、コーチンググループにいるメンバーや、私が個人的に仕事をしている50万~100万ドル以上稼ぐ人たちが使っているメディアに関する共通点は、ダイレクトメールを絶えず、頻繁に、積極的に、革新的に、優れた方法で活用しているということです。ダイレクトメールをおろそかにしたいなら、自分の責任でそうしてください。
この他にお伝えしたのは、顧客獲得を多様化することと「ニッチ化」についてでした。そして、私が「ニッチ化」について容赦なく文句を言っていたことをご存知でしょう。ビジネスによって異なりますが、人種やサブカルチャー、職業などのニッチを狙うとよいでしょう。
ここで、実例を詳細にお話しできればと思うのですが、あるVIPメンバーと約束しましたのでできません。ですから、取り急ぎこれだけお話しします。そのメンバーは、自分の金融サービスを宣伝するため、極めてニッチな市場と出版物を探し出し、それぞれに合わせた広告を入念に制作しました。投資した広告費に対する収益率は、並外れた高さになってきています。このような例は彼だけではありませんが、私が見てきた中でニッチについて一番理解していたのは彼であり、飢えた犬が厚切り肉に飛びつくように、本気で集中してニッチを狙っていました。また、多くのメンバーがニッチを頑なに無視してきたことも私は知っています。
ということで、今日、あなたのファイルから取り出して検討してもらいたい戦略を提示します。
戦略の1つは、いくつかのミーティングの直後に形成されました。この原稿は、立て続けにグループミーティングをした直後に書いています。ミーティングに1度参加しただけで、多くのメンバーが自分自身とビジネスを飛躍的に成長させています。あるメンバーは、最初に話し合ったわずか数ヶ月後に、継続的なプログラムを実行して成功させ、ビジネスを文字どおり改造するという結果になりました。
月収を数万ドル増加させたという例を少なくとも1ダースほどは挙げることができます。私は、大成功して競争相手を打ち負かしている人と、そうできない人を、絶えず、静かに、頭の中で比較しています。何が違うのでしょうか?それは知識でも、能力でも、チャンスでもありません。戦略をすばやくつかんですぐに行動すること…しっかりとした行動を取ること…アイデアを成功につなげるため、自ら進んで行動し、試し、さらには苦労も惜しまないことです。
私がインスピレーションを受けたのは、特に、先ほどのようなグループミーティングからです。
なんと素晴らしいグループでしょう!
そしてW.クレメント・ストーンは著書で、大切なことは「インスピレーション」だけではなく「インスピレーションを伴った行動」だと言っています。
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