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あなたのシェアはどれくらい?

2015.9.2 | ,
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From:中谷佳正

From:中谷佳正

とても天気のいい休日。朝早くから起き出ししてきた3歳の次女に朝ごはんを食べさせ、積み木のおもちゃで遊んでいたんですが、6歳の長女が起きてきて自分のご飯も作ってと言ってきました。僕が、ご飯を作る為に立とうとした瞬間、次女が僕の腕を掴み、長女に向かって『今、私が使っているのっ!』と怒り出しました。うん?『使ってる』??僕の事をおもちゃと思ってるの?(笑)それからパパの争奪戦が姉妹で行われたのは言うまでもありません・・・長女は次女が生まれる前は、パパを100%独占できていたのですが、次女が生まれると50%、もしくは次女の聞き分けが悪いので60パーセント以上のパパのシェアを奪われてしまいました(笑)

あなたのビジネスのシェアはどのくらいですか?

シェアについて話をする時、大抵の人は自分の会社の商品やサービスがどれくらいマーケットに対して影響を与えているのかを見ます。

73.9%のシェアがあれば独占的市場シェア
41.7%のシェアがあれば安定的トップシェア
26.1%のシェアがあれば市場影響シェア
19.3%のシェアがあれば並列的競争シェア
10.9%のシェアがあれば市場認知シェア
6.8%のシェアがあれば市場存在シェア

というような、あなたの商品やサービスが市場の何%を占めているのかという基準もあり、経営者や起業家の一部には、市場というかマーケットに対するシェアに関しては意識がある方も多いんじゃないでしょうか?

シェアはマーケットだけじゃない

でも、それが広告とかメディアに対してのシェアになると急に適当になる人が多い(笑)

「広告とかメディアに対してのシェア?」

そんなの考えた事もない?

そう、、、広告とかメディアにもシェアがあります。つまり、あなたの商品の広告を出すところの占有率ですね。よく僕のところに相談しにくる人がSEO、SEOって言うので検索エンジンの検索結果の話で言うなら、あなたの商品に関連した検索結果が上位10位ぐらいのうちのどれだけを占めているかが重要ってこと。。。

こういうことを言うと、googleは同一ドメイン(URLのxxx.comの部分です)の表示数制限をしているからどうだとかとか言ってくる人もいたりしますが、本気でSEOをやるところは複数のドメインを取得していて、それぞれのドメイン(それぞれのホームページ)で徹底的にコンテンツを作りあげて、検索上位のシェアを独占しようとしてます。

SEOは検索エンジン最適化をして検索上位に表示させるって話だけじゃなくて、検索結果上位のシェア争奪戦をしています。SEOがやりたいという方は、そういった陣取り合戦でも勝つ必要が出てくるので、その覚悟というか、それだけのコスト(お金よりも時間の方が大きいと思います)を支出する覚悟が必要です。

PPCシェアの奪い合い

だから、僕はPPC広告による集客の方をオススメしているんです。なぜなら、せっかくSEOで検索結果1位になっても、google先生の気まぐれで順位を落とされてしまったら元も子もないですし、シェアの奪い合いが激しい業種であれば時間のムダになる可能性が高いからです(笑)

実際に、検索エンジンでの検索結果の順位が落ちた事でビジネスが成り立たなくなった会社も見てきました。

PPC広告というのは一般的には検索結果の上下とか右の方とかに出てくる一行広告なんかを言います。SEOに比べてコストはコストでもお金をかければ何とかなります。ただ、お金をかければ何とかなる分、一度陣取り合戦が発生したら地獄ですが(笑)あなたがもしそんな地獄に巻き込まれたとしたら?お金がいくらあっても足りません。。。

だから、広告やメディアについてもリサーチが必要になります。シェアの奪い合いがまだ発生してないような、適度に競合がいそうなところを見つけて広告を行えば、あなたの商品やサービスが売れる可能性は格段に上がるでしょう。

折込チラシもシェアの奪い合い

なんかインターネットって陣取り合戦が激しそう。。。ってなってるかもしれませんが、全国展開ができるってことは、それだけ競合も多い。

だけど地域のメディアでもある新聞の折込チラシなんかが、地域ビジネスには向いてるってお話を地域に密着しているビジネスをしている方にはさせていただきますが、ここでもシェアの奪い合いはあります(笑)きっとあなたも折込チラシでみたことがあると思いますが、同じような広告がたくさんあると思います。

例えばあなたの商品が不動産販売で、不動産の折込チラシがあなたの会社1枚しか入ってない場合はシェア100%ってことですね。競合もチラシを入れていれば50%になって、それが増えていくにつれシェアは低くなりますね。だから、ここでもシェアがどれくらいになるかという問題は結構重要だってことになります。もし、占有率が100%だったら、大して上手なチラシを作らなくても、うまくいくことだってあるからです。そうなるとやっぱり広告やメディアのリサーチは重要ですね。。。

ちなみに折込チラシの猛者的な経営者は、自分の会社のチラシを1回の折込で3枚の別の形で入れるって話も聞いてますから、陣取り合戦は過酷です。

ということで、結局あなたはシェアの奪い合いに勝つ必要があるってのが結論です(笑)そして、どうやってその戦いに勝つのかは、歴史に学ぶのが一番ですね。歴史的な軍師にならって戦略を練ることが、あなたにも必要なんだと思います。

中谷佳正

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中谷 佳正

Web制作会社 有限会社WINKSの代表。独自の手法で売上を上げるホームページを作る方法を確立し、いままで630社以上のWeb制作、運営に関わる。現在は、Web制作会社の経営と、同業社向けに売れるホームページを作るための中谷塾を運営、人気を博している。リッチ・シェフレンのナビゲーターでもある。

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