From:小川忠洋
何故、美味しいモノを最後に食べる人は、利益を大きくできるのか?
From:小川忠洋
大阪のスタバから、、、
あなたはどっち?先に食べる派?最後に食べる派?
何の話かって、ご飯の話。ご飯を食べるときに、美味しいものとか、自分の大好きなものってあるよね。小学校の頃の給食とかでも、美味しいデザートとか、子供がいかにも好きそうな食べ物って、メニューの中に一つや二つはあるもの。。。
そして、だいたい、子供は次の二つに分かれる。
あなたはどっちだろう?
何故、こんな話をするかと言うと、これが、結構、重要な問題だからだ。美味しいモノを最後に食べる事によって、その後の人生に大きな違いが出る。これは、リサーチでも結果がでてる。自分の欲しいものを、スグに取ってしまう人とちょっとの間、我慢できる人とでは、その先の人生で、大きな違いがあると言う事が。
つまり、美味しいもの=報酬をスグに欲しがるタイプと、報酬を後々まで待てるタイプでは、待てるタイプの方が、長期的に見て、満足した人生を送り、成功にも近いと言う。
つまり、自分の好きな美味しいモノを最後まで残しておく子は将来、成功した人生を送る。
極論かもしれないが、こんな事が言えるのかもしれない。では、これがビジネスにはどう関係あるのだろうか?もちろん、美味しいデザートを最後まで残しておく習慣のある人が、ビジネスで成功するなんて事はないだろう。・・・少なくとも今の所は証明されていない。
しかし、利益に関して言えば、これは証明するまでもなく、ダイレクトマーケティングの原則にあたる。つまり、、、
利益は後回しした方が大きくなる
勘のいいあなたはもう気づいたかもしれない。そう。僕らマーケターはフロントエンドと言って最初にお客さんに買ってもらう商品は、利益度外視で考えている。むしろ、フロントエンドでは利益を出してはいけない。くらいに考えている。
何故なら、利益を出さずにそれを広告費に投入することによって、さらに大量のお客を集めることができるからだ。そして、その後、フロントエンド商品を買ってくれたお客さんとコミュニケーションを続けて関係を作って行く。
そして、関係を作ってからより高額なバックエンド商品と言うものを買ってもらう。このバックエンド商品こそが、利益を生む商品になる。
DRMの基礎?
つまり、この流れをみると、フロントエンド商品で、出たはずの利益を、後にまわしている事になる。そうする事によって、バックエンド商品を買ってくれるお客さんの数が増えて、結果、利益の額は大きくなる。
以前にこの辺の話をビデオにとった事があるので、まだ見てない場合は、参考までに見て欲しい。DRMの基本的な話だ。
もし、これがフロントエンド商品で利益を取ってしまうとどうなるだろう?
と言う事で、結果的に利益を取るのはスグに取れるけど、その額は大した額にはならない。利益は後回しにした方が結果的に大きくなるのだ。これはビジネスだけに限らず、あらゆるジャンルで言える事だ。
と言う事は、究極の成功法則かも知れない。
あなたはどう思う?
PS:そういう訳で、僕の愛娘のくるみちゃんには、『美味しいモノは最後まで我慢しなさい』と言うつもり。
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