From:北岡秀紀
棚上げ力。
これは私の造語ですが、コンサルタントやセールスライター、そして社長には必須の能力です。
コンサルタントやセールスライターをやっていると、クライアントの改善ポイントがたくさん見えてきます。
社長からみるとスタッフに突っ込みたい点、たくさんありますよね?
でも、そのポイントが自分もできていないことの場合、なんだか悪い気がして指摘しづらい。
気持ちはわかるけれど、そこは自分のことを棚にあげて注意しようよ、というのが「棚上げ力」です。
なぜなら人は気づかないことは改善できません。
注意してあげるからこそ、気付ける。結果、改善が可能です。
一時的には気まずいかもしれません。
が、長期的に見れば確実にその人のためです。
もし棚に上げることができないなら、それは自分にベクトルが向いているから。
「自分はどう思われるんだろう」と。
でも、相手のためには相手に言ってあげたほうが確実にいいわけですから、そりゃ言わないとダメでしょう。
だからといって、棚に上げたままにしておけ、ということでもありません。
一旦は棚にあげておきますが、指摘したからには自分も確実に実行していく。
そして、言っていることと行動を一致させていく。
結果、あなたも改善されていく、というわけ。
その意味ではコンサルタントやセールスライターという立場はトクですよね。
相手の改善点を見つけ指摘することが仕事です。
「人のフリみて〜」ではないですが、たくさんの改善点に気付けます。
結果、自分の改善点もわかる。
クライアントからどう見られるかというプレッシャーもあるから変わらざるを得ない。
棚上げ力、ぜひ鍛えてください。
成長を実感できますよ。
この「棚上げ力」。
今月から弊社のバリュー(スタッフの行動指針)に加えました。
経営計画合宿の結果、です。
「経営計画合宿って何?」という方はぜひ今週のレスポンスPodcastをお聞きください!
-北岡秀紀
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