From:小川忠洋
新規事業を始める時、会社を作る時、起業する時、、、
このたった一つの質問であなたの人生の何年分も
ムダにせずにすむだろう・・・
From:小川忠洋
赤坂のスタバより、、
今日はちょっと迷っている。と言うのも、前回からのシリーズでふざけたメルマガを書こうか、それとも真面目な感じで書こうか?どっちがいいかなぁーと迷い中だ。
と言うのも、このメルマガを読んでいる人の50%以上は、社長や起業家、ビジネスオーナーだったりする。そう言う忙しい人に、ふざけたメルマガをずっと送り続けていいものだろうか?(笑)とちょっとした迷いがあるわけだ。
と言うわけで、今日はちょっと真面目な話を書こうか。
以前、TVか何かで見た話なんだけど、、、ある銀座のホステスの話。銀座のホステスと言えば、華やかな世界に住んでいて、、、お客さんから高級なプレゼントをたくさんもらって、、、収入ももの凄く高い、、、と言うイメージがある。
彼女は違った、、、
そこに登場した彼女は、違った。お客さんから高級なプレゼントもなければ、住んでいるアパートは6畳一間くらいの狭い部屋。(汚かった)そして、収入はたったの月10万円程度。稼いでいる人は、何百万って稼ぐ世界でたったの10万円だ。
彼女がインタビューに答えていた。
『何でこの仕事はじめようと思ったの?』とのインタビュアーの問いに対して、、
『何となく、、、簡単に稼げそうだと思ったから、、、』と彼女は答える。
「何となく簡単に稼げそうと思ったが、収入は10万円。現実は厳しい・・・」と言う微妙なナレーションが入る。これを見てて、何故だか僕は途中でTVを切る事ができなかった。。。
何故なら、とても似ているからだ
失敗する起業家に・・・
ほとんどの起業家がビジネスをスタートする時、「簡単に稼げそうだと思った・・・」と言う動機で始めるケースは後を経たない。そして、そのケースはこの銀座のホステスと全く同じような結末をたどる。
外から見ると、とても簡単に稼いでそうな業界でも、実際に中に入ってみるととても厳しい、、、なんて事はよくある話。と言うか、外から見て、簡単に稼げそうなマーケットと言うのは、たくさんの競合が入って来るから、競争が激しくなる。なので、熾烈な競争に勝たなければ、利益を得ることはできない。
警告:「簡単に稼げそう」
たったこれだけの考えでビジネスはスタートするべきではない。
起業家、社長にとってビジネスや事業と言うのは、365日24時間、頭から離れないことだ。中毒になったように年がら、年中その事ばかり考える。それが、起業家にとってのビジネスと言うもの。
だから、簡単に稼げそうと言うだけでスタートすると、後になってもの凄く後悔する事にだってなりかねない。忘れてはいけないのは、ビジネスはスタートするよりも、終わる方がよっぽど大変でエネルギーがいるのだ。
例えば、好きでもない仕事だけど簡単に稼げそうだからやったらどうなる?きっと、一時的に儲ける事ができたとしても、ずっと競争力を維持していく事はむずかしいだろう。いつか、イヤになる。特に儲かった時にイヤになる。。。
ビジネスは結婚と同じだ。
結婚するのは簡単だけど、、、離婚するのはとても大変。ビジネスをスタートする時、考えるべき事はたくさんある。マーケットが伸びているのか?マーケットのサイズがそれなりにあるのか?そのマーケットはお金を持っているか?商品を買うのか?そのテーマに対して情熱を持っているか?などなど、、
しかし、最も重要なのは、、、
そのお客を好きになれるか?
これに尽きる。もし、あなたが今、スタートしようとしているビジネスのお客。そのお客を好きになれないなら、、、そのビジネスは長続きはしない。何故なら、あなたは年がら年中、嫌いなやつの事を考え続けなければいけないからだ。
長期的にビジネスで成功するためには、お客の事を常に考えて、どうやったらお客に貢献できるか?と言う事を24時間毎日、毎日考えてなければならない。
それが続くのは・・・
相手が好きな場合だけ
僕は起業家が好きだ。上昇志向のある社長が好きだ。勉強家が好きだ。だから、年がら年中、その事を考えていても、全く苦痛ではない。どうすれば喜ぶかな?なんて事を24時間考えていても、楽しくなるだけだ。
次にあなたが、新しい事業を始めるときは、この話を思い出して、自分に問いかけてみよう・・・・
『オレは、このお客を好きか?嫌いか?』
PS:真面目な話とふざけた話。どっちがいい?
PPS:大好きなスタートアップの起業家に、ビジネスの4つのステージの秘密を教えよう。
詳細はこちら↓
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